春日大社見どころ

春日大社

春日大社見どころ・豆知識(徹底解説)を紹介しています。春日大社見どころ・本殿(国宝)は第1殿・第2殿・第3殿・第4殿からなります。本殿は屋根が妻入の切妻造りで、曲線を描いて反り、正面に片流れの庇・向拝が付けられていす。神社建築を代表する建築様式として、春日造と言われています。本殿が最大の春日大社見どころです。

【春日大社見どころ以外の情報】
春日大社基本情報

【春日大社見どころ 基礎知識】
春日大社(かすがたいしゃ)は社伝によると約1300年前に常陸国・鹿島神宮の武甕槌命(たけみかづちのみこと)を御蓋山(みかさやま)の山頂・浮雲峰(うきぐものみね)に勧請したのが起源と言われています。その後768年(神護景雲2年)左大臣・藤原永手(ふじわらのながて)が第48代・称徳天皇の勅命により、現在の場所に社殿を造営して、下総国・香取神宮の経津主命(ふつぬしのおおみこと)や河内国・枚岡神社(ひらおかじんじゃ)の天児屋根命(あめのこやねのみこと)と比売神(ひめがみ)を勧請したと言われています。

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【春日大社見どころ 本殿4棟】
本殿4棟(第1殿・第2殿・第3殿・第4殿)は国宝です。本殿4棟は「古社記」によると768年(神護景雲2年)11月9日に造営されたと言われているが、現在の本殿4棟は1863年(文久3年)の式年造替によって造営されました。ただ古い形式が維持されているとも言われているそうです。本殿4棟は一間社春日造(かすがづくり)です。なお本殿4棟は檜皮葺です。
(春日大社見どころ 本殿4棟豆知識)
●本殿4棟は第1殿に武甕槌命(たけみかづちのみこと)・第2殿に経津主命(ふつぬしのおおみこと)・第3殿に天児屋根命(あめのこやねのみこと)・第4殿に比売神(ひめがみ)に祀っています。
●本殿は拝殿はなく、一般参拝者は幣殿(へいでん)前、初穂料を納めた参拝者は中門から参拝します。
(春日大社見どころ 春日造豆知識)
●本殿4棟は屋根が妻入の切妻造りで、曲線を描いて反り、正面に片流れの庇(ひさし)・向拝(こうはい)が付けられていす。神社建築を代表する建築様式として、春日造と言われています。

【春日大社見どころ 中門】
中門は重要文化財です。中門は本殿前にあります。中門は1613年(慶長18年)に造営されたと言われています。ただ正面の唐破風(からはふう)は明治時代に取り付けられました。中門は一間一戸楼門です。なお中門は檜皮葺の入母屋造です。
(春日大社見どころ 中門豆知識)
●中門は高さ約10メートルです。
●中門は現在神事の際に神職が座る場所だが、かつては興福寺の僧侶が読経した場所だったそうです。

【春日大社見どころ 東御廊】
東御廊(ひがしおろう)は重要文化財です。東御廊は西端が中門に繋がっています。東御廊は1613年(慶長18年)に造営されたと言われています。なお東御廊は檜皮葺の切妻造です。
(春日大社見どころ 東御廊豆知識)
●東御廊は桁行五間・梁間一間です。

【春日大社見どころ 西及び北御廊】
西及び北御廊(にしおよびきたおろう)は重要文化財です。西及び北御廊は東端が中門に繋がっています。西及び北御廊は1613年(慶長18年)に造営されたと言われています。なお西及び北御廊は檜皮葺の切妻造です。
(春日大社見どころ 西及び北御廊豆知識)
●西及び北御廊は桁行折曲り十間・梁間一間です。

【春日大社見どころ 幣殿】
幣殿(へいでん)は重要文化財です。幣殿は南門をくぐった先に舞殿(ぶでん)とともにあります。幣殿は東側二間、舞殿は西側三間です。ちなみに幣殿は天皇が供えた御幣物を一旦納める場所、舞殿は宮中伝来の御神楽を舞う場所でした。幣殿は1650年(慶安3年)~1652年(承応元年)に造営されたと言われています。なお幣殿は檜皮葺です。
(春日大社見どころ 幣殿豆知識)
●幣殿は天井板が格天井になっています。
●幣殿前から一般参拝者は本殿を参拝します。

【春日大社見どころ 南門】
南門(なんもん)は重要文化財です。南門は正面にあたる三間一戸楼門です。南門は1382年(永徳2年)~1385年(元中2年)に造営されたと言われています。なお南門は檜皮葺の入母屋造です。
(春日大社見どころ 南門豆知識)
●南門は高さ約12メートルです。南門は境内最大の門です。
●南門は春日祭の際、勅使が藤原氏以外の場合に南門から入って奉仕したそうです。

【春日大社見どころ 捻廊】
捻廊(ねじろう)は重要文化財です。捻廊は移殿(うつしどの)から御廊(おろう)に繋がる渡り階段です。捻廊は1707年(宝永4年)~1709年(宝永6年)に造営されたと言われています。なお捻廊は檜皮葺の切妻造です。
(春日大社見どころ 南門豆知識)
●捻廊は桁行二間・梁間一間です。
●捻廊はかつて登廊とも言われていたそうです。
●捻廊には江戸時代初期の大工・彫刻師である左甚五郎(ひだりじんごろう)が造ったという逸話があるそうです。

【春日大社見どころ 宝庫】
宝庫(ほうこ)は重要文化財です。宝庫は朱塗の校倉造の倉庫です。宝庫は1382年(永徳2年)~1385年(元中2年)に造営されたと言われています。なお宝庫は檜皮葺の流造です。
(春日大社見どころ 宝庫豆知識)
●宝庫は桁行二間・梁間二間です。
●宝庫は春日祭の際に本殿に飾る御神宝(鏡・太刀・鉾・弓矢など)などを収納しています。

【春日大社見どころ 移殿】
移殿(うつしどの)は重要文化財です。移殿では20年に一度行われる造替の際、本社と若宮の神霊を遷していました。移殿は1385年(元中2年)~1388年(元中5年)に造営されたと言われています。なお移殿は檜皮葺の流造です。
(春日大社見どころ 移殿豆知識)
●移殿は桁行五間・梁間三間です。
●移殿(うつしどの)は内侍殿(ないしでん)とも言われています。移殿ではかつて神前で奉仕をする内侍(女性)が控えていたそうです。

【春日大社見どころ 直会殿】
直会殿(なおらいでん)は重要文化財です。直会殿では春日祭の際、勅使以下の直会の儀式が行なわれていました。直会殿は1650年(慶安3年)~1652年(承応元年)に造営されたと言われています。なお直会殿は檜皮葺で、南端が入母屋造・北端が流造です。
(春日大社見どころ 直会殿豆知識)
●直会殿は桁行八間・梁間四間です。
●直会殿は平安時代以降、法華八講が盛大に行なわれたことから八講屋とも言われました。

【春日大社見どころ 竈殿】
竈殿(へついどの)は重要文化財です。竈殿は酒殿とともに回廊の西側にあります。竈殿は正面五間・側面二間で、中には竈(かまど)があります。竈殿は1388年(嘉慶2年)に再建されたと言われています。なお竈殿は切妻造です。
(春日大社見どころ 竈殿豆知識)
●竈殿では春日祭の神饌(しんせん)が調理されています。

【春日大社見どころ 酒殿】
酒殿(さかどの)は重要文化財です。酒殿は竈殿とともに回廊の西側にあります。酒殿は1632年(寛永9年)に造替と言われています。なお酒殿は檜皮葺きです。
(春日大社見どころ 酒殿豆知識)
●酒殿では春日祭に供する社醸酒が造られ、酒弥豆彦神(さかみずおのかみ)・酒弥豆売神(さかみずめのかみ)が祀られています。

【春日大社見どころ 内侍門】
内侍門(ないしもん)は重要文化財です。内侍門は一間一戸門です。内侍門は西回廊にある3つの門の内、一番北側にあります。内侍門は1382年(永徳2年)~1385年(元中2年)に造営されたと言われています。なお内侍門は檜皮葺の切妻造です。
(春日大社見どころ 内侍門豆知識)
●内侍門はかつて宮中から斎女・内侍が派遣された際、斎女・内侍が出入りしたそうです。

【春日大社見どころ 清浄門】
清浄門(せいじょうもん)は重要文化財です。清浄門は一間一戸門です。清浄門は西回廊にある3つの門の内、真ん中にあります。清浄門は1382年(永徳2年)~1385年(元中2年)に造営されたと言われています。なお清浄門は檜皮葺の切妻造です。
(春日大社見どころ 清浄門豆知識)
●清浄門は現在神職の通用門だが、かつては興福寺の僧侶が出入りしました。その為僧正門とも言われました。

【春日大社見どころ 慶賀門】
慶賀門(けいがもん)は重要文化財です。慶賀門は一間一戸門です。慶賀門は西回廊にある3つの門の内、一番南側にあります。慶賀門はかつての正式な参入門です。慶賀門は1382年(永徳2年)~1385年(元中2年)に造営されたと言われています。なお慶賀門は檜皮葺の切妻造です。
(春日大社見どころ 慶賀門豆知識)
●慶賀門は春日祭の際、勅使が藤原氏の場合に入って奉仕したそうです。
●慶賀門は西回廊にある他の内侍門・清浄門と異なり、天井板が格天井になっています。

【春日大社見どころ 一之鳥居】
一之鳥居(重要文化財)は参道の入り口に建てられています。一之鳥居は平安時代後期に建てられ、現在の一之鳥居は1634(寛永11年)に建てられました。なお一之鳥居は第60次の式年造替に伴って解体修理され、2008年(平成20年)に完了しました。
(春日大社見どころ 林檎の庭豆知識)
●一之鳥居は高さ約6.75メートル・柱間約5.2メートルです。

【春日大社見どころ 林檎の庭】
林檎の庭(りんごのにわ)は本殿前にあります。林檎の庭は平安時代末期に第80代・高倉天皇から献木されたとも言われるリンゴの木に由来しています。なお東南隅にある現在のリンゴの木は1957年(昭和32年)に献木されたものです。
(春日大社見どころ 林檎の庭豆知識)
●リンゴの木ではかつて実の結実がにより、農作物の豊凶を占ったとも言われています。

【春日大社見どころ 社頭の大杉】
社頭の大杉(しゃとうのおおすぎ)は林檎の庭近くに植えられています。社頭の大杉は絵巻物「春日権現霊験記(1309年(延慶2年))」にも描かれ、樹齢は800年から1000年とも言われています。
(春日大社見どころ 社頭の大杉豆知識)
●社頭の大杉は高さ約25メートルです。
●社頭の大杉の根元にはイブキも生え、直会殿の屋根を突き抜けて伸びています。

【春日大社見どころ 国宝殿】
所有する国宝352点・重要文化財916点などを国宝殿に収蔵・展示しています。なお国宝殿は第60次式年造替(しきねんぞうたい)を記念し、宝物殿を増改築して名称を改めました。
(春日大社見どころ 国宝殿豆知識)
●国宝殿は2016年(平成28年)10月1日にオープンしました。

【春日大社見どころ 萬葉植物園】
萬葉植物園は1932年(昭和7年)に第124代・昭和天皇の下賜金により、萬葉集にゆかりの深い春日野に約300種の萬葉植物を植栽したのが始まりです。 萬葉植物園は国内最古の萬葉植物園と言われています。萬葉植物園は約9,000坪(約3ヘクタール)で、萬葉園・藤の園・五穀の里・椿園などに分けられています。
(春日大社見どころ 萬葉植物園豆知識)
●藤の園には20種・約200本の藤が植えられています。春日大社の社紋は下り藤です。

【春日大社見どころ 春日山原始林】
春日山原始林(かすがやまげんしりん)は特別天然記念物です。春日山原始林は標高約498メートル・広さ約250ヘクタールの原始林です。春日山原始林では175種の樹木や598種の草花が分布し、70種の動物鳥類や180種の昆虫が生息しているそうです。
(春日大社見どころ 春日山原始林豆知識)
●春日山原始林は神域・聖域とされ、古来から狩猟が禁止され、841年(承和8年)からは樹木の伐採も禁止されたそうです。
春日大社見どころ・春日山原始林

【春日大社見どころ ナギ樹林】
ナギ樹林(竹柏の純林)は天然記念物です。ナギ樹林は灯籠籠の奥の森にあり、ほとんどの植物がナギの木です。ナギは鹿が食べないところから繁茂したと言われています。春日大社ではナギの木を神木とし、古くから神事の際に榊の代わりに使っているそうです。
(春日大社見どころ ナギ樹林豆知識)
●ナギ樹林には樹齢850年とも言われているナギの木があります。

【春日大社見どころ 表参道】
表参道は一之鳥居から本殿までの約1.3キロです。表参道は木々に覆われ、石灯籠が立ち並び、途中には影向の松・浅茅が原・東塔西塔があった塔跡・若宮神社お旅所・二之鳥居などがあります。
(春日大社見どころ 表参道豆知識)
●表参道はかつて馬場としても使われました。

【春日大社見どころ 摂末社】
摂末社には若宮神社・榎本神社・祓戸神社・一言主神社・金龍神社などがあります。摂社・若宮神社は大雨・洪水による飢饉が続き、疫病が蔓延したことから万民救済の為に春日大社と同じ規模の神殿が1135年(保延元年)に造営されました。
(春日大社見どころ 若宮神社豆知識)
●若宮神社は天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)を祀っています。
春日大社見どころ・若宮神社

【春日大社見どころ 春日祭】
毎年3月13日に春日祭(かすがさい・かすがまつり)を行っています。春日祭では宮中から天皇陛下の名代・勅使の参向を仰ぎ、国家の安泰と国民の繁栄を祈願します。なお春日祭は849年(嘉祥2年)に始まったとも、850年(嘉祥3年)に始まったとも言われています。
(春日大社見どころ 春日祭豆知識)
●春日は賀茂社(上賀茂神社・下鴨神社)の葵祭・石清水八幡宮の石清水祭とともに三大勅祭に数えられました。
春日祭・春日大社見どころ

【春日大社見どころ 中元万燈籠】
毎年8月14日・15日に中元万燈籠(ちゅうげんまんとうろう)を行っています。中元万燈籠では境内にある約3000基の燈籠(約2000基の石燈籠・約1000基の釣燈籠)に火が灯されます。なお中元万燈籠では舞楽・神楽も奉納されます。
(春日大社見どころ 中元万燈籠豆知識)
●中元万燈籠は800年前から行われていたが、明治維新後に途絶え、1929年(昭和4年)に再興されました。
中元万燈籠・春日大社見どころ

【春日大社見どころ 鹿の角きり】
毎年10月前半の土曜日・日曜日・月曜日に鹿の角きり(しかのつのきり)を行っています。鉢巻き・法被姿の勢子(せこ)が鹿苑角きり場に追い込まれた雄鹿を捕まえ、烏帽子・直垂姿の神官役がノコギリで角を切り落とします。
(春日大社見どころ 鹿の角きり豆知識)
●鹿の角きりは1671年(寛文11年)から行われています。
鹿の角きり・春日大社見どころ

【春日大社見どころ 春日若宮おん祭】
春日若宮おん祭は摂社・若宮神社の祭礼です。春日若宮おん祭は中心神事が12月15日から18日に行われます。なお春日若宮おん祭では五穀豊穣・万民安楽を祈願します。
(春日大社見どころ 春日若宮おん祭豆知識)
●春日若宮おん祭は1136年(保延2年)に始まり、以来一度も途切れることなく行われているそうです。
春日若宮おん祭・春日大社見どころ

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