東大寺見どころ

東大寺

東大寺見どころ・豆知識(徹底解説)を紹介しています。東大寺の見どころは像高約14.98メートルの大仏です。大仏は745年(天平17年)から鋳造され、752年(天平勝宝4年)に開眼供養会が行われたが、その後度々焼失し、台座・袖などは当初のものだが、体の大部分は中世、頭部は江戸時代に鋳造されました。

【東大寺見どころ(見所)以外の情報】
東大寺見どころ以外の情報
東大寺見どころ以外の情報(歴史)

【東大寺 歴史・簡単概要】
東大寺(とうだいじ)・金光明四天王護国之寺(きんこうみょうしてんのうごこくのてら)は728年(神亀5年)第45代・聖武天皇と光明皇后が早逝した皇太子・基皇子(もといのみこ)の菩提を追修する為、東大寺初代別当・良弁僧正(ろうべんそうじょう)ら9人の僧を住まわせた若草山の山房を起源とする金鍾寺(こんしゅじ・金鍾山寺)が起源と言われています。金鍾寺は733年(天平5年)に創建され、741年(天平13年)に国分寺・国分尼寺建立の詔が発せられると翌742年(天平14年)に大和国分寺になり、名称を大和金光明寺(きんこうみょうじ)に改められました。

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【東大寺見どころ 大仏殿】
大仏殿(金堂)は国宝です。大仏殿は8世紀頃に建立されたが、1180年(治承4年)の平重衡(たいらのしげひら)による南都焼討によって焼失しました。その後俊乗房重源が再建し、1190年(建久元年)に上棟式、1195年(建久6年)に落慶供養が行われたが、1567年(永禄10年)の松永・三好の合戦によって再び焼失しました。その後江戸時代に公慶上人が再建し、1709年(宝永6年)に落慶しました。大仏殿は二階建てに見えるが、一重裳階(もこし)付きの建物です。なお大仏殿は本瓦葺の寄棟造です。
(東大寺見どころ 大仏殿豆知識)
●大仏殿は高さ約46.8メートル・間口約57メートル・奥行約50.5メートルです。大仏殿はかつて世界最大の木造建築物と言われ、現在は世界最大級の木造建築物とも言われています。
●大仏殿は奈良の大仏と言われている銅造盧舎那仏坐(国宝)を安置しています。
●大仏殿は江戸時代の再建の際、巨木の調達が困難となり、柱は芯材の周囲に別材を巻きつけています。
(東大寺見どころ 観相窓豆知識)
●東大寺では大晦日から元旦に掛けてと8月15日の万灯供養会(まんとうくようえ)で正面の観相窓を開け、大仏の顔を外から見るようにしています。
初詣・東大寺見どころ
万灯供養会・東大寺見どころ

【東大寺見どころ 大仏】
大仏(銅造盧舎那仏坐像)は国宝です。大仏は745年(天平17年)から鋳造が開始され、752年(天平勝宝4年)に大仏開眼供養会が行われたが、1180年(治承4年)の平重衡(たいらのしげひら)による南都焼討により、台座や下半身の一部を残して焼けました。その後俊乗房重源が再鋳造し、1185年(文治元年)に開眼供養が行われたが、1567年(永禄10年)の松永・三好の合戦によって再び焼けました。その後1690年(元禄3年)に頭部が鋳造され、1692年(元禄5年)に開眼供養が行われました。なお大仏は台座・袖などは当初のものだが、体の大部分は中世、頭部は江戸時代のものになりました。
(東大寺見どころ 大仏豆知識)
●大仏は像高約14.98メートルです。
●大仏は江戸時代に大仏殿が再建されるまでの約120年間は雨ざらしにされていたそうです。
●盧舎那仏の名称には世界を照らす仏という意味があり、宇宙の真理を体得した釈迦如来の別名ともされています。
(東大寺見どころ 大仏の歴史豆知識)
●大仏は743年(天平15年)に聖武天皇が造立の詔を発し、当初紫香楽宮(滋賀甲賀市)で鋳造が開始されたが、745年(天平17年)に場所を東大寺に改めて鋳造が開始されました。
(東大寺見どころ お身拭い豆知識)
●東大寺では毎年8月7日にお身拭い(だいぶつさまおみぬぐい)を行い、魂を抜く撥遣(はっけん)後にきれいにします。
お身拭い・東大寺見どころ

【東大寺見どころ 南大門】
南大門は国宝です。南大門は創建時に建立されたが、962年(応和2年)の台風によって倒壊しました。その後俊乗房重源が再建し、1199年(正治元年)に上棟し、1203年(建仁3年)には仁王像が完成したと言われています。なお南大門は五間三戸二重門で、入母屋造です。
(東大寺見どころ 南大門豆知識)
●南大門は高さ約25.4メートルで、東大寺だけでなく、国内最大の山門とも言われています。
●南大門に安置されている仁王像(金剛力士像)2体は古文書の記述通り、約70日間で2体同時に造仏されたそうです。

【東大寺見どころ 開山堂】
開山堂は国宝です。開山堂の内陣は1200年(正治2年)、外陣は1250年(建長2年)に建立されました。なお開山堂は南大門とともに大仏様建築です。
(東大寺見どころ 開山堂豆知識)
●開山堂は東大寺初代住職・良弁僧正坐像(国宝)を安置し、良弁堂とも言われています。
●東大寺では毎年12月16日の命日に良弁忌を行い、秘仏・良弁僧正坐像を公開しています。

【東大寺見どころ 法華堂】
法華堂(三月堂)は国宝です。法華堂は740年(天平12年)から748年(天平20年)頃に東大寺の起源とされる金鐘寺(こんしゅじ)の堂として建立されたと言われています。法華堂は仏像を安置する寄棟造の部分を正堂(しょうどう)、南側の入母屋造の部分を礼堂(らいどう)と言われています。正堂と礼堂は鎌倉時代に繋がれ、ひとつの建物になりました。
(東大寺見どころ 法華堂豆知識)
●法華堂は本尊・不空羂索観音立像(国宝)などを安置していたが、現在仏像は東大寺ミュージアムに移されています。法華堂は当初羂索堂(けんさくどう)とも言われていたそうです。
●法華堂は東大寺で旧暦の3月に法華会(ほっけえ)が行われたことから三月堂とも言われています。

【東大寺見どころ 二月堂】
二月堂は国宝です。二月堂は1180年(治承4年)の平重衡(たいらのしげひら)による南都焼討や1567年(永禄10年)の松永・三好の合戦では焼失しなかったが、1667年(寛文7年)のお水取り中に失火で焼失し、1669年(寛文9年)に再建されました。
(東大寺見どころ 二月堂豆知識)
●二月堂は本尊・大観音(おおかんのん)と小観音(こがんのん)と言われる十一面観音像2体(国宝)を安置しています。なお大観音・小観音は誰も見ることを許されない絶対秘仏とされているそうです。
●二月堂の名称は東大寺で旧暦の2月に行われるお水取り(修二会)に由来しています。

【東大寺見どころ 本坊経庫】
本坊経庫は国宝です。本坊経庫は奈良時代に建立され、1714年(正徳4年)に東南院に移したものです。その後東南院が廃絶し、本坊経庫と言われるようになりました。なお本坊経庫は校倉倉庫です。
(東大寺見どころ 本坊経庫豆知識)
●本坊経庫を除き、東大寺には正倉院宝庫を含め、法華堂経庫・勧進所経庫など5棟の校倉が残されているそうです。
正倉院・東大寺見どころ

【東大寺見どころ 転害門】
転害門(てがいもん)は国宝です。転害門は1180年(治承4年)の平重衡(たいらのしげひら)による南都焼討や1567年(永禄10年)の松永・三好の合戦でも焼失を免れた天平時代の遺構と言われています。なお転害門は三間一戸八脚門です。
(東大寺見どころ 転害門豆知識)
●転害門は平景清(たいらのかげきよ)が鎌倉幕府初代将軍・源頼朝を暗殺する為に隠れたという伝承から景清門とも言われています。
●東大寺(手向山八幡宮)では毎年10月5日に転害会(てがいえ)を行っています。
転害会・東大寺見どころ

【東大寺見どころ 鐘楼】
鐘楼は国宝です。鐘楼は鎌倉時代に大勧進職・栄西が再建しました。鐘楼には752年(天平勝宝4年)に鋳造され、奈良次郎とも言われる梵鐘(国宝)が吊るされています。
(東大寺見どころ 鐘楼豆知識)
●除夜の鐘では鐘木に8本の小綱を付けて梵鐘を撞き、合計約800人が撞くことができます。
除夜の鐘・東大寺見どころ

【東大寺見どころ 念仏堂】
念仏堂は重要文化財です。念仏堂は鎌倉時代に建立されました。念仏堂は俊乗房重源が1180年(治承4年)の南都焼討で先陣を務めた田口成良などの罪を救う為に発願したとも言われています。
(東大寺見どころ 念仏堂豆知識)
●念仏堂は鎌倉時代に造仏された地蔵菩薩坐像(重要文化財)を安置しています。

【東大寺見どころ 法華堂経庫】
法華堂経庫は重要文化財です。法華堂経庫は三月堂(法華堂)の南に建立された桁行三間・梁間三間の倉庫です。法華堂経庫は平安時代前期に建立されたとも言われています。なお法華堂経庫は本瓦葺の校倉造です。
(東大寺見どころ 法華堂経庫豆知識)
●法華堂経庫の南側には御髪塔(十三重石塔)が建立されています。

【東大寺見どころ 八角燈籠】
八角燈籠(はっかくとうろう)は国宝です。八角燈籠は大仏殿の正面に建てられています。八角燈籠は東大寺が創建された際に鋳造されたと言われています。八角燈籠には雲の中を駆ける獅子や笛・笙(しょう)などを奏でる天人が浮き彫りにされています。
(東大寺見どころ 八角燈籠豆知識)
●八角燈籠は金銅製で、高さ約4.6メートルです。
●八角燈籠に浮き彫りにされている天人は音声菩薩(おんじょうぼさつ)とも言われています。

【東大寺見どころ 四月堂】
四月堂は1021年(治安元年)に建立されたが、現在の四月堂は1681年(延宝9年)に再建されました。四月堂の名称は旧暦の4月に法華三昧が行われていたことに由来しています。
(東大寺見どころ 四月堂豆知識)
●四月堂は本尊・千手観音を安置しています。
●四月堂は普賢菩薩も安置していることから普賢三昧堂とも言われています。

【東大寺見どころ 俊乗堂】
俊乗堂(しゅんじょうどう)は元禄年間(1688年〜1703年)に公慶が東大寺の伽藍を再建に尽力した俊乗房重源の遺徳を称える為に建立した。俊乗堂では毎年7月5日に俊乗忌が行われています。
(東大寺見どころ 中門豆知識)
●俊乗堂は重源上人坐像(国宝)・快慶作の阿弥陀如来立像などを安置しています。

【東大寺見どころ 戒壇堂】
戒壇堂(かいだんどう)は755年(天平勝宝7年)に鑑真和上を招いて建立されたが、度々焼失し、現在の戒壇堂は1733年(享保18年)に再建されました。なお754年(天平勝宝6年)に聖武上皇・光明皇太后が鑑真和上から戒を授かったと言われています。
(東大寺見どころ 戒壇堂豆知識)
●戒壇堂は中央に法華経見宝塔品(けんほうとうほん)の所説に基づく宝塔があり、その周囲には四天王(広目天・多聞天・持国天・増長天)が安置されています。

【東大寺見どころ 中門】
中門は1716年(享保元年)頃に再建されました。中門は両脇に回廊が伸びる入母屋造りの楼門です。なお中門は普段閉ざされているが、1月1日などは中門から大仏殿に入ることができます。
(東大寺見どころ 中門豆知識)
●中門は両側に仏を守護する四天王の内、左に持国天・右に多聞天(兜跋毘沙門天)を安置しています。

【東大寺見どころ 鏡池】
鏡池は大仏殿と南大門の間にあります。鏡池の名称は池に柄付きの鏡のような形をした島があることに由来しています。なお鏡池に奈良県の天然記念物であるワタカ(馬魚・ばぎょ)が生息しているそうです。
(東大寺見どころ 鏡池豆知識)
●鏡池は名称の由来となった島に弁財天を安置しています。
●鏡池では聖武天皇祭の際、池の上の舞台で舞楽が奉納されます。

【東大寺見どころ お水取り】
東大寺では毎年3月1日から14日にお水取り(修二会・お松明)を行っています。お水取りは752年(天平勝宝4年)に実忠(じっちゅう)が始め、以来一度も途切れることなく続けられています。お水取りでは二月堂の本尊・大観音と小観音に罪を懺悔し、鎮護国家・天下泰安・万民豊楽・五穀豊穣などを祈願します。
(東大寺見どころ お水取り豆知識)
●お水取りでは本行を行う練行衆の道明かりとして、大松明を持った童子(どうじ)が練行衆に付きます。
(東大寺見どころ お水取りの由来豆知識)
●お水取りの名称は二月堂の本尊に井戸・若狭井(わかさい)から汲み上げたお香水(おこうずい)を供えたことに由来します。
お水取り・東大寺見どころ

【東大寺見どころ 万灯供養会】
東大寺では8月15日の夜に万灯供養会(まんとうくようえ)を行っています。万灯供養会では大仏殿の周りに約2500基の灯籠を供え、諸霊を供養します。灯籠には4つの明かりが灯され、灯明の数は約1万になるそうです。
(東大寺見どころ 万灯供養会豆知識)
●万灯供養会は1985年(昭和60年)からお盆に帰省できない方にも先祖の供養ができるように行われています。
万灯供養会・東大寺見どころ

【東大寺見どころ 十七夜盆踊り】
東大寺では毎年9月17日に十七夜盆踊り(じゅうしちやぼんおどり)を行っています。十七夜盆踊りでは二月堂下の広場で河内音頭などが踊られます。十七夜盆踊りは奈良の盆踊りの踊り納め、関西の踊りじまいとも言われているそうです。
(東大寺見どころ 十七夜盆踊り豆知識)
●十七夜盆踊りは1993年(平成5年)に復興されました。
十七夜盆踊り・東大寺見どころ

【東大寺見どころ 手向山八幡宮】
手向山八幡宮(たむけやまはちまんぐう)はかつて東大寺の守護神でした。手向山八幡宮は東大寺の大仏造立の際、749年(天平勝宝元年)に大分・宇佐八幡宮から勧請され、平城宮の南にあった梨原宮に造営されました。
(東大寺見どころ 手向山八幡宮豆知識)
●手向山八幡宮は宇佐八幡宮の分社では第一号とされ、鎮守八幡宮とも言われていたそうです。
手向山八幡宮・東大寺見どころ

【東大寺見どころ 大仏池】
大仏池は奈良公園の北側に位置し、東大寺と正倉院の間あたりにあります。大仏池は興福寺の僧・英俊が記した「多聞院日記(1576年(天正4年))」によると安土桃山時代に造成されたと言われています。大仏池は東大寺大仏殿を水面に映し、写真撮影のスポットとなっています。
(東大寺見どころ 大仏池豆知識)
●大仏池は秋には紅葉のスポットとなります。

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