2018年6月のイベント

三枝祭

奈良で2018年6月に行われるイベントです。イベントを見たり、参加したい方は事前に場所・時間・内容などを必ず確認して下さい。ちなみに時間は大体の目安の為、早めに到着するようにして下さい。人気のイベントではよい場所が取れなかったりすることがあります。なお確認中のイベントもあります。

【2018年6月 注目のイベント】
6月の注目のイベントは率川神社・三枝祭と大安寺・竹供養です。
●率川神社・三枝祭は701年(大宝元年)の大宝律令で国家の祭祀として行っていたとも言われています。三枝祭は三枝祭と同じように大宝律令で国家の祭祀として行っていた大神神社の鎮花祭(はなしずめのまつり・ちんかさい)とともに疫病を鎮める祭礼です。ちなみに祭神・媛蹈鞴五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめのみこと)が三輪山の麓で、笹ゆりの花が美しく咲く狭井川(さいがわ)の畔に住んでいたとされることから媛蹈鞴五十鈴媛命に慶んで頂くように酒罇(みか)に笹ゆりの花を飾るようになり、ゆりまつりと言われるようになったそうです。
●大安寺・竹供養は旧暦の5月13日が竹酔日(ちくすいび)と言われることに因んで行われています。竹酔日は竹が酔って根が根付きやすく、よく成長するとされ、古来中国では竹の移植に最適の日とされました。ちなみに竹酔日は竹迷日・竜生日・竹誕日・竹供養とも言われているそうです。なお大安寺はかつて竹の寺とも言われていたそうです。

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【2018年6月のイベント】

6月3日 元興寺・扇供養
●元興寺・扇供養では日頃舞台や稽古で使用した扇に感謝し、技芸上達を祈願します。扇供養では先ず扇塚で僧侶が読経する中、古くなった扇を火に投じて焚き上げます。法要終了後、禅室(国宝)北西にある石舞台で、日本舞踊坂本流一門による舞踊が奉納されます。(要確認)

6月13日 9:00~ 弘仁寺・黄金ちまき会式
●弘仁寺・黄金ちまき会式では黄金色の紐で結んだ厄除けのちまきを本尊・虚空蔵菩薩に供え、自然の恵みと健康などを祈願します。祈念したちまきには家内安全・無病息災のご利益があるとも言われ、家の軒や大黒柱に護符として飾られるそうです。黄金ちまき会式では食べられるお土産用のちまきも販売されるそうです。(要確認)

6月17日 10:30~ 率川神社・三枝祭
●率川神社・三枝祭では脚つきの曲桶である罇(そん)に清酒である白酒(しろき)・台付きの壺である缶(ほとぎ)に濁酒である黒酒(くろき)を注いで淡い桃色の笹ゆりで飾った特殊神饌を供え、うま酒みわの舞が奉納されます。三枝祭では七媛女(ななおとめ)・ゆり姫・稚児などが率川神社周辺を巡行します。なお6月16日に宵宮祭、6月18日に後宴祭も行われます。

6月23日 8:00~ 大安寺・竹供養
●大安寺・竹供養では先ず本尊・十一面観音に青竹を供え、古来から日本人にゆかりが深い竹の恩徳に感謝し、竹の霊を慰めます。その後境内の竹林にしめ縄を張って祭壇を設け、竹の育成を祈願します。竹供養では笹娘による笹酒が振る舞われたり、がん封じの祈祷が行われたりします。なお行事・イベントも行われます。(要確認)

6月25日 11:00~ 菅原天満宮 誕生祭・鷽替神事
●菅原天満宮・誕生祭では祭神・菅原道真の誕生を祝います。鷽替神事では購入した鷽のお守りを「替えましょ 替えましょ」と言いながら交換します。交換する回数が多いほど鷽(嘘)が真(まこと)に変わると言われています。ちなみに鷽のお守りには番号が付けられ、抽選で賞品が当たるそうです。(要確認)

6月30日 15:00~ 春日大社・夏越大祓式
●春日大社・夏越大祓式では知らず知らずの内に身に付いた罪・穢れを祓い、夏を無事に乗り切れるように祈願します。夏越大祓式では参道に設けられた茅の輪(ちのわ)をくぐります。なお春日大社では人形(ひとがた)を申し込むこともできるそうです。

【2018年6月のイベント 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。

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