丹生神社本殿・丹生神社見どころ(修学旅行・観光)

丹生神社本殿

●丹生神社本殿は1927年(昭和2年)4月25日に国の重要文化財に指定されました。
●丹生神社本殿は棟木に「棟上、嘉吉(1442年)二年壬戌十月十三日 長谷寺御坊二郎大夫大工藤原宗次」と記され、室町時代中期の1442年(嘉吉2年)に建立されたと言われています。1868年(明治元年)頃にはかなり老朽化し、覆屋が建てられました。1954年(昭和29年)に解体修理がが行われ、近年は20年周期で屋根の葺き替えが行われています。2015年(平成27年)2月~9月に行われた修理工事では檜皮葺の屋根が全て解体され、屋根の葺き替えが行われました。また木部には単色装塗が施され、金具の補修なども行われました。工事費用には1,152万円が掛かりました。なお本殿には罔象女命(みつはのめのみこと)、相殿には埴山姫命(はにやまひめのみこと)が祀られています。
罔象女命は日本最古の歴史書「古事記(こじき)・712年(和銅5年)編纂」によると伊奘冉尊(いざなみのみこと)が火の神・迦具土(かぐつち)を生んだ際、火傷し苦しんだ尿から和久産巣日神(わくむすひのかみ)とともに産まれたと言われています。また罔象女命は日本最古の正史「日本書紀(にほんしょき)・奈良時代成立」によると伊奘冉尊が死ぬ間際に埴山媛神(はにやまひめ)とともに産んだと言われています。また「日本書紀」には初代・神武天皇(じんむてんのう)が神祭りの為に用意した水を「厳罔象女」と称したことが記され、淤加美神(おかみのかみ)とともに水の神(水神)とされています。罔象女命は奈良県吉野郡の丹生川上神社(にうかわかみじんじゃ)中社に祀られていることがよく知られています。
埴山姫命は日本最古の歴史書「古事記(こじき)・712年(和銅5年)編纂」によると伊奘冉尊(いざなみのみこと)が火の神・迦具土(かぐつち)を生んだ際、便から産まれたと言われています。埴山姫命は「埴(ハニ)」が土を表し、土の神とされています。
●丹生神社本殿は一間社(いっけんしゃ)流造(ながれづくり)の檜皮葺(ひわだぶき)です。
流造は神社建築の一形式です。流造は正面入口にあたる屋根の一方(前流れ)が長く延びた形式です。流造は伊勢神宮(いせじんぐう)に代表される神明造(しんめいづくり)から発展し、奈良時代末期から平安時代に成立し、全国に広がりました。流造では上賀茂神社(かみがもじんじゃ)・下鴨神社(しもがもじんじゃ)がよく知られています。流造では正面(桁行)の柱間が1間(柱2本)の場合には一間社流造、3間(柱4本)の場合には三間社流造、5間(柱6本)の場合には五間社流造になります。
檜皮葺は屋根葺手法の一形式です。檜皮葺では檜(ひのき)の樹皮を用いて屋根を葺きます。檜皮葺は日本以外では見られない日本古来の手法です。檜皮葺は飛鳥時代の668年(天智天皇7年)に滋賀県大津市の廃寺・崇福寺(すうふくじ)の諸堂が檜皮で葺かれた記録が最古の記録です。
丹生神社

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