元興寺見どころ

元興寺

元興寺見どころを分かりやすく簡単にまとめて紹介しています。(修学旅行から一人旅まで)元興寺見どころ・本堂(国宝)は往生人智光法師感得の浄土曼荼羅を祀り、曼荼羅堂とも言われています。本堂は内陣に奈良時代の部材が使われ、屋根に飛鳥時代から奈良時代の古瓦が一部使用されています。古瓦を重ねる葺き方を行基葺とも言うそうです。本堂が最大の元興寺見どころです。

【元興寺見どころ以外の情報】
元興寺基本情報

【元興寺 歴史・簡単概要】
元興寺(がんごうじ)は588年(崇峻天皇元年)蘇我馬子(そがのうまこ)が甥で、第32代・崇峻天皇が即位した際、法興寺(ほうこうじ)を創建したのが起源と言われています。ちなみに法興寺は地名から飛鳥寺とも言われたそうです。710年(和銅3年)の平城京遷都後の718年(養老2年)に平城京に移され、名称も法興寺(飛鳥寺)から元興寺に改められました。元興寺の名称は「仏法元興之場、聖教最初の地」の言葉に由来するそうです。

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【元興寺見どころ 本堂】●修学旅行必見
本堂(極楽坊本堂)は国宝です。本堂は禅室とともに奈良時代に往生人智光法師・礼光法師などの僧侶が住んでいた僧房を1244年(寛元2年)に改築したものです。僧房は東西に長い建物で、その東端部分が本堂になりました。本堂は内陣が板敷き、それを取り囲む外陣が畳敷きになっており、内陣の周囲を念仏を唱えながら歩く行道に適しているそうです。なお本堂は瓦葺の寄棟造です。
(元興寺見どころ 本堂豆知識)
●本堂は往生人智光法師感得の浄土曼荼羅を祀り、極楽堂とも、曼荼羅堂とも言われました。
●本堂は南都における浄土教発祥の聖地とも言われています。
(元興寺見どころ 本堂の部材豆知識)
●本堂は内陣の角柱や天井板に奈良時代の部材が使われています。
●本堂は屋根に飛鳥時代から奈良時代の古瓦が一部使用されています。古瓦は上部が細く、下部が広い形状で、古瓦を重ねる葺き方を行基葺(ぎょうきぶき)とも言うそうです。

【元興寺見どころ 禅室】●修学旅行必見
禅室は国宝です。禅室は本堂とともに奈良時代に往生人智光法師・礼光法師などの僧侶が住んでいた僧房の東端部分を1244年(寛元2年)に改築したものです。禅室は近世に客殿、近代には学校舎としても使われました。なお禅室は本瓦葺の切妻造です。
(元興寺見どころ 禅室豆知識)
●禅室はかつて春日影向堂とも言われました。
●禅室は本堂と同様に奈良時代の部材が使われています。2000年(平成12年)の元興寺文化財研究所の発表によると582年(敏達天皇11年)に伐採の樹木が使われていることが分かったそうです。

【元興寺見どころ 五重小塔】
五重小塔は国宝です。五重小塔は内部構造まで忠実に造られ、工芸品ではなく、建造物として国宝に指定されています。五重小塔は現存奈良時代の五重塔の構造を伝える唯一の資料とも言われています。なお五重小塔はかつて小塔院にあった建物内に安置されていたとも言われています。
(元興寺見どころ 五重小塔豆知識)
●五重小塔は高さ約5.5メートルです。
●五重小塔は現在収蔵庫に安置されています。

【元興寺見どころ 東門】●修学旅行必見
東門は重要文化財です。東門は応永年間(1394年~1427年)に東大寺西南院の門を移したものです。なお東門は鎌倉時代風の四脚門です。
(元興寺見どころ 東門豆知識)
●東門は現在元興寺極楽坊の正門になっています。

【元興寺見どころ 小子坊】
小子坊は奈良県指定文化財です。小子坊は僧坊の沙弥寮から1663年(寛永3年)に極楽院庫裏に改築され、1949年(昭和24年)には本堂の南側に移されて増築されて、極楽院保育所の建物になったこともありました。
(元興寺見どころ 小子坊豆知識)
●小子坊はかつて禅室の北側にあったそうです。

【元興寺見どころ かえる石】
かえる石(蛙石)は境内北側にあるガマガエルのような石です。かえる石は元々大阪河内の川縁にあったが、関白・豊臣秀吉が気に入り、大坂城内に移したと言われています。その後1958年(昭和33年)に元興寺に移されたそうです。ちなみに元興寺ではかえる石のかつての有縁無縁の一切の霊を供養し、極楽カエルに成就させたとも言われています。なおかえる石は古来から奇石として有名で、江戸時代に奇石を集めた「雲根志(木内石亭(きうちせきてい)著)」にも記されていたそうです。
(元興寺見どころ かえる石豆知識)
●かえる石は大坂夏の陣で大阪城が落城した際、淀君の遺骸が下に埋められ、怨念がこもっているとも言われていたそうです。
●元興寺では毎年7月7日にかえる石供養を行っています。
かえる石供養・元興寺見どころ

【元興寺見どころ 元興寺塔跡・小塔院跡】
元興寺塔跡・小塔院跡は史跡です。元興寺塔跡は東大塔院五重塔の基壇、小塔院跡は西小塔院の一部です。ただ元興寺塔跡・小塔院跡の大部分は道路や民家の下に埋もれているそうです。
(元興寺見どころ 元興寺塔跡豆知識)
●元興寺塔跡には寺伝によると総高約72.7メートルの五重塔があったが、1859年(安政6)に焼失しました。なお五重塔は実際に50メートルぐらいだったとも言われています。

【元興寺見どころ 地蔵会万灯供養】
毎年8月23日・24日に地蔵会万灯供養(じぞうえまんとうくよう)を行っています。地蔵尊供養では本堂に各界名士揮毫による行燈絵を展示し、境内に祈願が墨書された灯明皿を並べ、菜種油を注いで藺草芯の灯芯に火を灯します。
(元興寺見どころ 地蔵会万灯供養豆知識)
●地蔵会万灯供養は中世以来の地蔵信仰を受け継ぐ為、1948年(昭和23年)に復興されました。
地蔵会万灯供養・元興寺見どころ

【元興寺見どころ 扇供養】
毎年6月の第1日曜日に扇供養(おうぎくよう)を行っています。扇供養では日頃舞台や稽古で使用した扇に感謝し、技芸上達を祈願します。なお古くなった扇は焚き上げられます。
(元興寺見どころ 扇供養豆知識)
●扇塚は1970年(昭和45年)に日本舞踊坂本流家元・坂本晴江(さかもとはるえ)が財界人らの協力を得て境内に建立しました。
扇供養・元興寺見どころ

【元興寺見どころ 仏足石供養】
毎年12月8日に仏足石供養(ぶっそくせきくよう)を行っています。仏足石供養は仏足石前で、仏教の開祖で、世界四聖の一人であるお釈迦様を讃えます。
(元興寺見どころ 仏足石供養豆知識)
●仏足石は住職・辻村泰善と前住職・辻村泰円がスリランカ南部の寺院跡の仏足石から採取した拓本を元に京都の石工・西村大造さんが製作しました。
仏足石供養・元興寺見どころ

【元興寺見どころ 節分柴燈護摩会】
毎年節分の日に節分柴燈護摩会(せつぶんさいとうごまえ)を行っています。節分柴燈護摩会では本堂で年越しの除厄・家内安全・心願成就を祈願します。その後境内で厄除け・招福を祈願する柴燈大護摩供(さいとうおおごまく)と火渡りが行われます。
(元興寺見どころ 節分柴燈護摩会豆知識)
●柴燈大護摩供では炎の中に不動明王を勧進し、願いが書かれた護摩木を焚き上げて祈願成就を願います。
節分柴燈護摩会・元興寺見どころ

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