室生寺の修学旅行・観光見所ランキング

室生寺見所ランキング

室生寺の修学旅行・観光見所ランキングです。見所は1位が国内で2番目に古い五重塔(国宝)、2位が正堂と礼堂から構成される金堂(国宝)、3位が日本三如意輪に数えられる如意輪観音を祀る本堂(国宝)です。なお修学旅行・観光で必ず見るべき見所を紹介しています。(詳細下記参照)

室生寺見どころ一覧

【1位 五重塔(国宝)・ライトアップの紹介】

見所1位が五重塔です。五重塔は平安時代初期に建立され、その後焼失などを免れたことから1,200年以上の歴史があります。五重塔は国内で2番目に古い五重塔です。なお五重塔は1897年(明治30年)12月28日に国の重要文化財、1951年(昭和26年)6月9日に国宝に指定されました。
●概略:五重塔は本堂(灌頂堂)から御影堂などが建立されている奥之院に向かう途中に建立され、急な石段の下から拝観するのがおすすめです。奥深い樹林に包まれた五重塔は石段下からの光景が絶好の拝観スポットになっており、多くの拝観者が写真撮影しています。また五重塔は近付いて拝観するのもおすすめです。五重塔は高さ約16.1メートルで、日本国内で最も小さな屋外に建立された五重塔とも言われ、その高さを実感することができます。ちなみに日本国内で一番高いと言われている東寺の五重塔は高さ約54.8メートル、奈良県内で一番高いと言われている興福寺の五重塔は高さ約50.8メートルです。なお室生寺では例年4月中旬頃~5月中旬頃に石楠花(しゃくなげ)が見ごろを迎え、五重塔と石楠花の光景が美しいとも言われています。また雪景色や例年11月中旬頃から12月上旬頃に見ごろを迎える紅葉の時期に行われるライトアップも見所です。
●歴史:五重塔は平安時代初期の800年(延暦19年)頃に建立されたと言われています。7世紀後半に再建されたと言われる法隆寺の五重塔に次いで、日本国内で2番目に古い五重塔です。1999年(平成11年)から2000年(平成12年)の修復工事の際に行われた年輪年代測定により、794年(延暦13年)頃に伐採された部材が使われていることが分かりました。その後鎌倉時代・江戸時代などに修理が行われました。1998年(平成10年)の台風7号による倒木で北西の屋根に大きな被害を受け、1999年(平成11年)から2000年(平成12年)に復旧工事が行われました。

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【2位 金堂(国宝)・懸造の紹介】

見所2位が金堂です。金堂は正堂が平安時代前期に建立され、その後焼失などを免れたことから1,100年以上の歴史があります。礼堂は江戸時代前期に付け加えられ、350年の歴史があります。なお金堂は1901年(明治34年)8月2日に国の重要文化財、1952年(昭和27年)3月29日に国宝に指定されました。
●概略:金堂は一般的に寺院の本堂にあたるが、室生寺には本堂(灌頂堂)も建立されています。金堂は鎧坂の石段を上った先にある段差のある石垣の上に建立されています。金堂は正堂に付け加えられた礼堂が斜面(石垣)に張り出して建立され、懸造・舞台造で広く知られる清水寺の清水の舞台(本堂)と同じ建築様式になっています。ただ清水寺ほど落差は大きくありません。金堂は近付いて拝観し、建築様式や落差を確認しましょう。ちなみに江戸時代中期頃に礼堂が付け加えられる前には外から正堂に安置されていた仏像を参拝することができたそうです。
●歴史:金堂は正堂と礼堂から構成されています。正堂は平安時代前期(794年~929年)に建立され、鎌倉時代末期に大修理が行われたと言われています。礼堂は江戸時代中期の1672年(寛文12年)に付け加えられたと言われています。
●仏像:金堂は須弥壇に向かって左から十一面観音立像(国宝)・文殊菩薩立像(重要文化財)・本尊(中尊)である釈迦如来立像(国宝)・薬師如来立像(重要文化財)・地蔵菩薩立像(重要文化財)を安置し、その前に十二神将立像(重要文化財)をを安置しています。(仏像の一部は寶物殿に移されています。)また本尊の背後にあるヒノキの板壁には伝・帝釈天曼荼羅(国宝)が描かれています。

【3位 本堂(国宝)・潅頂堂の紹介】

見所3位が本堂です。本堂は鎌倉時代後期に建立され、700年以上の歴史があります。本尊・如意輪観音坐像は平安時代に造仏されたと言われています。なお本堂は1901年(明治34年)8月2日に国の重要文化財、1952年(昭和27年)3月29日に国宝に指定されました。
●概略:本堂(灌頂堂)は金堂より奥に建立されています。本堂は真言密教の最も大切な法儀である灌頂(かんじょう)が行われていたことから潅頂堂とも言われています。本堂はその歴史を感じながら拝観しましょう。また本堂は本堂の周りを回りながら拝観するのがおすすめです。本堂は正面5間が日本古来の建築様式である和様の蔀戸、両側面の前2間が平安時代後期に東大寺大勧進職・重源が宋(中国)から伝えた大仏様の桟唐戸とする和様・大仏様の折衷様式になっており、回りながら拝観すると建築様式の違いが分かります。
●歴史:本堂は密教化が進んだ鎌倉時代後期の1308年(延慶元年)に建立されました。
●仏像:本堂は内陣の厨子に如意輪観音坐像(重要文化財)を安置し、その前の壁左右に両界曼荼羅(金剛界曼荼羅・胎蔵界曼荼羅)が掛けられています。如意輪観音坐像はいずれも真言宗の宗祖である弘法大師・空海が自ら刻んだという伝承が残されている観心寺(大阪府河内長野市)の如意輪観音坐像・神咒寺(兵庫県西宮市)の如意輪観音坐像とともに日本三如意輪に数えられています。

【番外 御影堂(重要文化財)の紹介】

見所番外が御影堂(奥の院・大師堂)です。御影堂は室町時代前期に建立され、600年以上の歴史があります。御影堂は国内に建立されている大師堂の中で最古のひとつと言われています。なお御影堂は1911年(明治44年)4月17日に国の重要文化財に指定されました。
●概略:御影堂は五重塔(国宝)左手から400段近い石段を上った先にある奥之院に常燈堂(位牌堂)とともに建立され、周囲に七重石塔・骨堂・御供所なども建立されています。真言宗の開祖である弘法大師・空海を祀るにはふさわしい落ち着いた空間かもしれません。御影堂は日本国内に建立されている大師堂の中でも最古のひとつとも言われ、その歴史を感じることができます。御影堂は宝形造(方形造)の屋根の屋根に露盤宝珠が設置され、見逃さないようにしましょう。ちなみに宝形造は高野山金剛峯寺の御影堂形式を伝える唯一の建物とも言われています。
●歴史:御影堂は室町時代前期(1333年~1392年)に建立されました。御影堂は寺伝によると鎌倉時代に建立されたとも言われています。
●仏像:御影堂は真言宗の開祖である弘法大師・空海の四十二歳像を安置し、大師堂とも言われています。
●重要人物:弘法大師・空海は774年(宝亀5年)に佐伯直田公の子として生まれました。789年(延暦8年)に母方の叔父・阿刀大足のもとで論語・孝経・史伝などを学び、792年(延暦11年)に大学寮に入って官吏としての学問を修めました。その後仏道を志して山林で修行し、三論宗の僧で、東大寺別当・勤操のもとで南都仏教を学びました。804年(延暦23年)に遣唐使として唐(中国)に渡り、青竜寺の恵果のもとで密教を学び、伝法阿闍梨位の灌頂を受け、遍照金剛の灌頂名を与えられました。806年(大同元年)に帰国し、真言密教を日本に伝えて真言宗の開祖になりました。816年(弘仁7年)から高野山で金剛峯寺創建に着手し、823年(弘仁14年)に東寺を賜って真言密教の道場にしました。弘法大師・空海は835年(承和2年に高野山で亡くなりました。

【室生寺見所ランキング 備考】
*参考・・・室生寺(見所・アクセス・・・)ホームページ

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