薬師寺見所ランキング-修学旅行・観光必見

薬師寺見どころ

薬師寺見所ランキング

薬師寺見所ランキングを紹介。薬師寺見所ランキングは1位が730年(天平2年)に建立されたと言われている総高約34.1メートルの東塔、2位が1285年(弘安8年)に再建され、1733年(享保18年)に南向きから西向きに変えられた東院堂、3位が1991年(平成3年)に建立された玄奘三蔵院です。(薬師寺見所ランキング下記参照)

薬師寺見どころ一覧

【薬師寺 歴史・簡単概要】
薬師寺とは680年(天武天皇9年)に第40代・天武天皇が皇后・鵜野讃良(第41代・持統天皇)の病気平癒を祈願する為に発願し、藤原京右京八条三坊に創建されました。697年(文武天皇元年)に本尊・薬師如来が開眼され、翌698年(文武天皇2年)に伽藍がほぼ完成したと言われています。710年(和銅3年)の平城京遷都後に平城京右京六條二坊の現在の場所に移されたと言われています。天平時代(奈良時代中期)までは天下の四大寺に数えられ、金堂・大講堂・東塔・西塔など主要な伽藍に裳階が付けられ、 その姿は龍宮造りとも言われました。その後973年(天禄4年)の火災や1528年(享禄元年)の筒井順興の兵火で金堂など多くの伽藍を焼失し、創建当初の建物は東塔だけになりました。
奈良世界遺産・薬師寺基本情報

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【薬師寺1位 東塔・見所解説】
ランキング1位は東塔(国宝)です。東塔は2020年(令和2年)12月に全面解体修理が完了して工事用柵が撤去され、近付いて拝観するのがおすすめです。東塔は一見六重塔のように見える三重塔だが、日本国内で京都東寺の五重塔・奈良興福寺の五重塔・京都醍醐寺の五重塔に次ぐ、4番目に高い塔です。近付いて拝観すると総高約34.1メートルの三重塔の高さを感じることができます。ちなみに東洋美術史家・哲学者であるアーネスト・フェノロサは大小の屋根・裳階がおりなすバランスを「凍れる音楽」と称したとも言われ、その美しさを感じられるかもしれません。また東塔は1981年(昭和56年)に再建された西塔と見比べながら拝観するのもおすすめです。西塔は500年後に東塔と同じ高さになるように東塔よりも約30センチ高く再建されました。なお東塔・西塔は薬師寺(近鉄橿原線)の西側にある大池越しに眺めるのもおすすめです。天候がよければ、東側の若草山まで見ることができます。大池越しの東塔・西塔の光景は奈良を代表する光景のひとつです。
(東塔・ポイントまとめ)
●東塔は730年(天平2年)に建立されたと言われています。東塔は薬師寺山内の最古の建物とも言われています。ちなみに東塔は藤原京で建立されて移されたのか、平城京で新築されたのかという議論があったが、2016年(平成28年)に心柱が719年(養老3年)に伐採されたことが分かり、平城京で新築された可能性が高まったそうです。ただ地震・台風などで損傷し、1524年(大永4年)・1644年(寛永21年)・1783年(天明3年)・1808年(文化5年)・1856年(安政3年)・1898年(明治31年)・1950年 (昭和25年)など度々修理されました。2009年(平成21年)から史上初の全面解体修理が開始され、2020年(令和2年)12月に完了しました。
東塔見所(歴史概略・・・)

【薬師寺2位 東院堂・見所解説】
ランキング2位は東院堂(国宝)です。東院堂は正面から近付いて拝観するのがおすすめです。近付いて拝観すると正面7間・側面4間の大きさを感じることができます。また東院堂は水害や湿気を避ける為に基檀(きだん)が高いと言われ、その高さを感じることもできます。東院堂は禅宗が鎌倉時代から盛んになったが、鎌倉時代後期の和様仏堂の好例とも言われ、その時代を感じられるかもしれません。東院堂には本尊として、像高約188.9センチの聖観世音菩薩像(国宝)が安置されています。ちなみに聖観世音菩薩像は一般の観世音菩薩像と逆に左手を挙げ、右手を垂れています。インドのグプタ王朝の影響を受けたとも言われています。また東院堂には東側に持国天、南側に増長天、西側に広目天、北側に多聞天が配され像高190センチ前後の四天王立像(重要文化財)も安置されています。
(東院堂・ポイントまとめ)
●東院堂は養老年間(717年~724年)に長屋王の正妃・吉備内親王が母である第43代・元明天皇の冥福を祈る為に建立したが、973年(天禄4年)の火災で焼失し、1285年(弘安8年)に再建されました。その後1733年(享保18年)に南向きから西向きに変えられました。
東院堂見所(歴史概略・・・)

【薬師寺3位 玄奘三蔵院・見所解説】
ランキング3位は玄奘三蔵院です。玄奘三蔵院では玄奘塔や大唐西域壁画殿を拝観するのがおすすめです。玄奘塔には法相宗の鼻祖(始祖)で、唐(中国)の訳経僧・玄奘三蔵の頂骨(頭部の遺骨)が納められ、玄奘三蔵像が安置されています。頂骨は太平洋戦争(日中戦争)中の1942年(昭和17年)に中国・南京で発見され、その後全日本仏教会に分骨され、1981年(昭和56年)に埼玉県さいたま市の慈恩寺から薬師寺に分骨されました。大唐西域壁画殿には日本画家・平山郁夫が30年の歳月を掛けて制作した縦約2.2メートル・長さ約49メートルの大唐西域壁画(だいとうさいいきへきが)があります。大唐西域壁画は7場面・13枚から構成されています。ちなみに平山郁夫は玄奘三蔵の旅した地を実際に訪れ、その17年の旅を追体験して描いたそうです。
(玄奘三蔵院・ポイントまとめ)
●玄奘三蔵院は1991年(平成3年)に白鳳伽藍の北側に建立されました。
玄奘三蔵院見所(歴史概略・・・)

【薬師寺番外 大講堂・見所解説】
ランキング番外は大講堂です。大講堂は金堂と食堂の間に建立されています。大講堂は正面約41メートル・奥行約20メートル・高さ約17メートルの山内最大の建物で、近付くとその大きさを感じることができます。大講堂は白鳳伽藍(はくほうがらん)の雄大さを象徴しているとも言われているそうです。大講堂は像高約267センチの弥勒如来を中心とした弥勒三尊像(重要文化財)・仏足石(国宝)・仏足跡歌碑(国宝)を安置しています。ちなみに弥勒三尊像はかつて大和郡山市の植槻寺(うえつきでら)に安置され、中世に薬師寺の西院伽藍に移され、その後旧講堂の本尊として安置されていました。また弥勒三尊像は金堂に安置されている薬師三尊像(国宝)を模して造仏されたとも言われ、その歴史を感じることができます。なお植槻寺は飛鳥時代末期の709年(和銅2年)に藤原不比等が創建し、奈良時代に建法寺と称していたが、その後廃寺になったそうです。植槻寺の鎮守であった植槻八幡神社が残されています。
(大講堂・ポイントまとめ)
●大講堂は2003年(平成15年)に再建されました。大講堂はかつて戦国時代(室町時代後期)の1528年(享禄元年)の享禄の兵火で高さ約9メートル・幅約6.5メートルの本尊・阿弥陀三尊繍仏とともに焼失し、江戸時代後期の1852年(嘉永5年)にかつての規模よりも小さい大講堂が再建されたが、2003年(平成15年)の再建の際に解体されました。
●大講堂は本尊・弥勒三尊像(重要文化財)を安置しています。
大講堂見所(歴史概略・・・)

【薬師寺見所ランキング 備考】
*参考・・・奈良世界遺産・薬師寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ

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