2019年5月のイベント(聖武天皇祭・天平祭春・献氷祭・・・)

聖武天皇祭

奈良で2019年(令和元年)5月に行われるイベントです。イベントを見たり、参加したい方は事前に場所・時間・内容などを必ず確認して下さい。ちなみに時間は大体の目安の為、早めに到着するようにして下さい。人気のイベントではよい場所が取れなかったりすることがあります。なお確認中のイベントもあります。

【2019年(令和元年)5月 注目のイベント】
5月の注目のイベントは東大寺・聖武天皇祭と平城宮跡・平城京天平祭春です。
●東大寺・聖武天皇祭は東大寺の開基で、第45代・聖武天皇の忌日に遺徳を称えます。聖武天皇と光明皇后は早逝した皇太子・基皇子の菩提を追修する為に東大寺初代別当・良弁僧正(ろうべんそうじょう)ら9人の智行僧を住まわせた若草山の山房を起源とする東大寺の前身である金鍾山寺(金鍾寺)を創建しました。
●平城宮跡・平城京天平祭は2010年(平成22年)に行われた平城京遷都1,300年祭を起源として、2011年(平成23年)から開催されています。平城京天平祭は春・夏・秋に行われています。なお平城宮跡は奈良時代に天皇の住居である内裏・政治や儀式の場である大極殿や朝堂院・役人が執務を行う官衙(かんが)などがあった場所です。

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【2019年(令和元年)5月のイベント】

5月1日 11:00~ 氷室神社・献氷祭(要確認)
●氷室神社・献氷祭では全国各地の製氷業者や販売業者が参列し、業績成就などを祈願します。ちなみに献氷祭では海の幸・鯛や里の幸・鯉を封じ込めた大型氷柱や花氷などが供えられます。献氷祭では神社伝来の舞楽も舞楽殿で奉納されます。

5月2日 8:00~ 東大寺・聖武天皇祭(練り行列13:00~)
●東大寺聖・武天皇祭では午前中に聖武天皇を祀っている天皇殿で論議法要が行われます。ちなみに天皇殿は通常非公開だが、この日に限って天皇殿を屋外から参拝することができます。午後から先駈・僧侶・稚児・楽人・物詣女・小野小町・NARA CITY コンシェルジュ(ミス奈良)・僧兵・会奉行・式衆・侍僧などによる練り行列が行なわれます。

5月3日~5日 10:00~16:30 平城宮跡・平城京天平祭春(要確認)
●平城宮跡・平城京天平祭春では平城京天平行列が行われたり、様々なイベントが行われたりします。平城京天平行列では衛士隊・歴代天皇・文武百官・女官などが華やかな天平衣装を身に着け、平城宮跡内を練り歩いて天平絵巻を繰り広げます。また天平行列では平城遷都之詔の儀も行われます。

5月3日 13:00~ 久米寺・練供養(練供養会式(練歩き)15:00頃~)
●久米寺・練供養では本堂から護国道場までの約100メートルに現世(娑婆)と西方浄土を繋ぐ来迎橋が架けられ、先ず檀信徒・僧侶・稚児などの行列が来迎橋を渡り、最後に薬師如来像を先頭に二十五菩薩による練供養が行われます。

5月4日・5日 薬師寺・玄奘三蔵会大祭(要確認)
●薬師寺・玄奘三蔵会大祭では法相宗の始祖・玄奘三蔵法師の遺徳を顕彰します。玄奘三蔵会大祭では日本最初の外来楽舞とも言われる伎楽(ぎがく)が奉納されます。また夕方から灯籠に火を灯す万燈供養会も行われます。

5月17日・18日 薪御能(春日大社11:00~、興福寺17:30~)
●薪御能は午前中に春日大社で咒師走りの儀(1日目)・御社上りの儀(2日目)が行われ、夕方から興福寺の南大門跡で南大門の儀が行なわれます。薪御能では金春流・大蔵流・金剛流・観世流・宝生流が奉仕します。春日大社は協賛席のみ、興福寺は協賛席と一般無料があります。

5月19日 13:00~ 唐招提寺・うちわまき(うちわまき15:00~)
●唐招提寺・うちわまきでは講堂で中興忌梵網会の法要が行われ、舞楽が奉納されます。その後舎利殿で参拝者に千本以上のうちわが撒かれます。また僧坊では安全の為、うちわが手渡しで授けられるそうです。ちなみにうちわには病魔退散・魔除け・安産などのご利益があるとも言われています。

【2019年(令和元年)5月のイベント 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。

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