浅茅ヶ原園地(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
浅茅ヶ原園地
浅茅ヶ原園地(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。浅茅ヶ原園地内の鷺池の上に建てられた浮見堂では通年で日没から22:00までライトアップが行われています。(要確認)浮見堂は撮影対象として観光客などに大変に人気になっています。浮見堂にはベンチも設置され、休憩することもできます。
【浅茅ヶ原園地 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市春日野町50
最寄り駅・バス停・・・近鉄奈良駅(徒歩約20分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄奈良線
*JR奈良線・奈良駅(徒歩約30分)
*奈良交通バス・市内循環外回りの場合、春日大社表参道(徒歩約5分)
路線・時刻表・運賃チェック
【浅茅ヶ原園地 拝観時間・時間(要確認)】
自由
【浅茅ヶ原園地 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【浅茅ヶ原園地 歴史・簡単概要】
浅茅ヶ原園地(あさじがはらえんち)は春日大社(かすがたいしゃ)の一之鳥居(重要文化財)から本殿(国宝)に通じる参道南側で、地形の変化に富んだ丘陵地一帯にあります。参道からは浅茅ヶ原園地方面に細い道路が伸びているが、見落とす場合もあります。ちなみに春日大社は社伝によると約1,300年前に常陸国・鹿島神宮の武甕槌命(たけみかづちのみこと)を御蓋山(みかさやま)の山頂・浮雲峰(うきぐものみね)に勧請したのが起源と言われています。その後768年(神護景雲2年)に左大臣・藤原永手(ふじわらのながて)が第48代・称徳天皇の勅命によって現在の場所に社殿を建立したと言われています。浅茅ヶ原園地には鷺池(さぎいけ)の上に建てられた浮見堂(うきみどう)や梅の名所である片岡梅林(かたおかばいりん)などがあり、奈良公園内随一の景勝地とも言われています。ちなみに現在は春日大社の万葉植物園内に移築されているが、片岡梅林近くには円窓亭(重要文化財)も建てられていました。鷺池は1888年(明治21年)に潅漑用に荒地(あらいけ)が築造されたのに続き、1908年(明治41年)に上流に貯水池として鷺池が築造されました。鷺池はかつて鷺原池とも言われ、別名蓬莱池(ほうらいいけ)とも言われています。浮見堂は1916年(大正5年)に建てられ、1994年(平成6年)に再建されました。片岡梅林は古くから梅の名所で、紅梅・白梅など約250本の梅の木が植えられ、例年2月下旬頃から3月中旬頃に見ごろを迎えます。なお浅茅ヶ原園地一帯は奈良時代に憩いの場として利用され、和歌「春日野の 浅茅が上に 思ふどち 遊ぶこの日は 忘らえめやも」が残されています。現代語訳は「気心の知れた仲間と浅茅原に集って楽しく遊ぶ今日の日は決して忘れない」というものです。
奈良公園は1880年(明治13年)に神仏分離・廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)によって荒廃していた興福寺(こうふくじ)の境内と猿沢池(さるさわいけ)付近を整備して開園しました。その後東大寺(とうだいじ)・春日大社(かすがたいしゃ)の境内や芳山(ほやま)・春日山(かすがやま)・若草山(わかくさやま)などの山林も編入され、総面積が約502ヘクタールになっています。奈良公園一帯には国の天然記念物に指定されている鹿が1,000頭以上生息しています。奈良公園では1999年(平成11年)からなら燈花会(とうかえ)が行われています。なお奈良公園は国の名勝に指定されています。
*参考・・・浅茅ヶ原園地・奈良公園(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【浅茅ヶ原園地 見どころ・文化財】
浅茅ヶ原園地の見どころは鹿や桜です。浅茅ヶ原園地では貸しボートが営業しており、貸しボートの上から眺望を楽しむこともできます。浅茅ヶ原園地は奈良公園内随一の景勝地とも言われ、結構式の前撮りのスポットに利用されたりしています。なお浅茅ヶ原園地からは例年8月15日に行われている大文字送り火も眺めることができます。(要確認)
【浅茅ヶ原園地 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0742-22-0375(奈良公園事務所)
【浅茅ヶ原園地 おすすめ散策ルート】
浅茅ヶ原園地では東側にある春日大社を散策するのがおすすめです。本殿に通じる参道の途中にある万葉植物園にはかつて浅茅ヶ原園地に建てられていた円窓亭が移築されており、立ち寄るのもいいかもしれません。
【浅茅ヶ原園地 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
●なら燈花会は例年8月上旬に奈良公園一帯(春日野園地・浮雲園地など)で行われ、約2万本のロウソクが灯され、イベントも行われます。(要確認)
なら燈花会2024
駐車場なし。