南明寺重陽薬師会2018/9/9(日程時間・・・)
南明寺重陽薬師会
南明寺重陽薬師会(日程・・・)を紹介しています。重陽薬師会は例年9月9日に一番近い日曜日に行われています。重陽薬師会では本尊・薬師如来(重要文化財)に無病息災・延命長寿を祈願し、中興の祖と言われる信西(しんぜい・藤原道憲(ふじわらのみちのり))の遺徳を偲びます。重陽薬師会では舞楽(ぶがく)が奉納されます。(詳細下記参照)
【南明寺重陽薬師会2018 日程時間(要確認)】
南明寺重陽薬師会2018は2018年(平成30年)9月9日(日曜日)10:30から行われます。(現在確認中・要注意)
【南明寺重陽薬師会 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市阪原町1005
最寄り駅・バス停・・・阪原(徒歩約3分)
アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バス・柳生邑地中村月ヶ瀬方面行き
路線・時刻表・運賃チェック
【南明寺重陽薬師会 歴史・簡単概要】
南明寺重陽薬師会(ちょうようやくしえ)は2006年(平成18年)から行われています。なお重陽薬師会は9月9日の重陽の節句に宮中などで行われていた菊の宴(菊花宴)を取り入れた舞楽法要です。
重陽薬師会では本尊・薬師如来(重要文化財)に無病息災・延命長寿を祈願し、中興の祖と言われる信西(しんぜい・藤原道憲(ふじわらのみちのり))の遺徳を偲びます。重陽薬師会では舞楽(ぶがく)が奉納されます。
9月9日の重陽の節句は1年の節目とされる日で、1月7日の人日(じんじつ・七草)の節句・3月3日の上巳(じょうし・桃)の節句・5月5日の端午(たんご・菖蒲)の節句・7月7日の七夕(しちせき)の節句とともに五節句に数えられています。重陽の節句ではかつて宮中で菊の鑑賞や菊酒を嗜む菊花宴(きつかのえん)が行われていたそうです。ちなみに重陽の節句は菊の節句とも言われ、長命の効能・除災・除厄のご利益があるとも言われている菊酒を飲んだそうです。
舞楽は雅楽(ががく)の一種です。舞楽は唐楽(とうがく)・高麗楽(こまがく)を伴奏とする舞踊です。唐楽を伴奏とする舞楽は左舞(さまい)・高麗楽を伴奏とする舞楽は右舞(うまい)と言われます。なお雅楽は日本古来の音楽・舞に中国など大陸から伝わった音楽・舞が融合し、10世紀頃に完成したと言われています。雅楽は神楽・久米舞など日本固有の国風の歌舞(くにぶりのうたまい)・中国系の唐楽・朝鮮系の高麗楽などに分類されます。
【南明寺 歴史・簡単概要】
南明寺(なんみょうじ)は起源が明確ではありません。南明寺は伝承によると575年(敏達天皇4年)百済の僧が営んだ槇山千坊のひとつだったとも、771年(宝亀2年)に創建されたとも言われています。ただ境内からは鎌倉時代以前の遺構や出土品などは発見されていないそうです。鎌倉時代中期以降に現在の本堂が建立されました。本堂は南明寺周辺にあった寺院の仏像を安置する為に建立されたとも言われています。なお本堂はいずれも平安時代中期に造仏されたと本尊である木造薬師如来坐像(重要文化財)・木造釈迦如来坐像(重要文化財)・木造阿弥陀如来坐像(重要文化財)などを安置しています。
南明寺は真言宗御室派の寺院です。
*参考・・・南明寺(アクセス・見どころ・・・)wikipedia
【南明寺重陽薬師会 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
南明寺(アクセス・見どころ・・・)情報