大安寺修正会2019/1/1~3

大安寺修正会は奈良の新春の風物詩です。修正会は毎年1月1日から3日まで行われています。修正会では正月三が日の期間、大般若会の祈祷が終日続けられます。大般若会では大般若経(だいはんにゃきょう)600巻を転読し、除災招福などを祈願します。なお大般若会は737年(天平9年)から毎年行われているとも言われています。(詳細下記参照)

【大安寺修正会2019 日程時間(要確認)】
大安寺修正会2019は2019年(平成31年)1月1日(火曜日)~3日(木曜日)9:00~17:00まで行われます。

【大安寺修正会 アクセス・地図】
場所・・・奈良県奈良市大安寺2-18-1
最寄り駅・バス停・・・大安寺(徒歩約10分)

アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅から大安寺行き・シャープ前行き・白土町行き
JRおでかけネット近畿時刻表・ダイヤ案内奈良交通バス案内システム

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【大安寺修正会 歴史・簡単概要】
大安寺修正会(しゅしょうえ)では正月三が日の期間、大般若会(だいはんにゃえ)の祈祷が終日続けられ、松三宝昆布挟みの儀が行われます。大般若会では大般若経(だいはんにゃきょう・大般若波羅蜜多経(だいはんにゃはらみったきょう))600巻を転読し、除災招福などを祈願します。ちなみに大安寺では第42代・文武天皇の時代である703年(大宝3年)に薬師寺(やくしじ)・元興寺(がんごうじ)・興福寺(こうふくじ)とともに大般若会が行われたことが「続日本紀(しょくにほんぎ)」に記されているそうです。また大安寺では天平年間に旱魃が続き、737年(天平9年)に悪疫が流行したことから道慈律師が「願わくば、護寺鎮国、聖朝を平安ならしめる為に大般若会を修し、毎年の恒例とすることを許されたい」と請うたことから毎年大般若会が行われるようになったそうです。なお修正会では松三宝にのせた昆布とお米が授与され、ささ酒の接待も行われます。(要確認)
大般若経の転読は古くから行われ、第42代・文武天皇の時代である703年(大宝3年)に行われたことが続日本紀(しょくにほんぎ)に記されているそうです。なお大般若の転読では大般若経600巻を僧侶が転読という速読法を使い、短時間に読み上げます。転読では経巻を傾けながらぱらぱらと落とし、経題など大声で読み上げます。ちなみに転読によって起こる梵風(ぼんぷう)は一切の災いを除くとも言われています。
大般若経(大般若波羅蜜多経・だいはんにゃはらみったきょう)は630年頃に三蔵法師玄奘(さんぞうほうしげんじょう)がインドから中国に持ち帰り、663年に漢訳して作り上げた経典です。ただ大般若経のサンスクリット本は発見されていないそうです。大般若経は全16部(会)・600巻・字数500万字にも及びます。なお大般若経には魔をも折伏させる功力があるとも言われています。
修正会は寺院で毎年正月(1月)に数日間(基本的に7日間)行われる悔過 (けか) の法会です。修正会は修正月会とも言われています。修正会では昨年を反省し、新年の国家安泰・皇室の安泰・五穀豊穣などを祈願します。ちなみに修正会は中国の年始の儀式が起源とも言われています。日本では759年(天平宝字3年)以前から官立の大寺院などで悔過会(けかえ)が行われ、その後767年(神護景雲元年)からは国分寺で吉祥天悔過会(きっしょうてんけか)が行われるようになり、新春の法会として広まったとも言われています。

【大安寺 歴史・簡単概要】
大安寺(だいあんじ)は第31代・用明天皇の皇子・聖徳太子(厩戸皇子)がお釈迦様の祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)に倣って、平群郡額田部(へぐりぐんぬかたべ)に熊凝道場(くまごりしょうじゃ)を創建したのが起源と言われています。熊凝道場跡には現在額安寺(かくあんじ)が創建されています。その後官寺になったが、百済大寺(くだらおおでら)・高市大寺(たけちだいじ)・大官大寺(だいかんだいじ)と名称や場所を変え、平城京に移って大安寺になりました。大安寺には東西に2基の七重塔が建立され、東大寺(とうだいじ)・興福寺(こうふくじ)・法隆寺(ほうりゅうじ)・元興寺(がんごうじ)・薬師寺(やくしじ)・西大寺(さいだいじ)とともに南都七大寺に数えられ、南大寺とも言われましたそうです。その後829年(天長6年)に真言宗の宗祖である弘法大師・空海が別当に就いたり、859年(貞観元年)に八幡神を勧請したりしたが、その後徐々に衰退し、1017年(寛仁元年)の火災によって伽藍の多くが焼失しました。なお近世には小堂ひとつだったと言われているが、近世以降に現在の本堂などが再建されました。
大安寺は高野山真言宗の寺院です。
*参考・・・大安寺(アクセス・歴史・・・)ホームページ大安寺(アクセス・歴史・・・)wikipedia

【大安寺修正会 備考・リンク】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
大安寺(アクセス・見どころ・・・)情報

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