藤岡家住宅(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
藤岡家住宅
藤岡家住宅(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。藤岡家住宅は飛鳥時代に奈良盆地を南北に縦断する為に整備された上街道(かみかいどう・上ツ道(かみつみち))に面して建てられています。上街道は奈良市から天理市を経由して桜井市を結び、現在の国道169号に相当する官道でした。上ツ道は中ツ道・下ツ道と並行していました。
【藤岡家住宅 アクセス・地図】
場所・・・奈良県奈良市元興寺町4
最寄り駅・バス停・・・田中町(徒歩約4分)
アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅から市内循環バス
路線・時刻表・運賃チェック
【藤岡家住宅 拝観時間・時間(要確認)】
通常非公開
【藤岡家住宅 拝観料金・料金(要確認)】
通常非公開
【藤岡家住宅 歴史・簡単概要】
藤岡家住宅(ふじおかけじゅうたい)は奈良町(なら町)に建てられています。奈良町は歴史的に元興寺(がんごうじ)の境内に当たり、江戸時代以降の町屋が残されています。元興寺は飛鳥時代の588年(崇峻天皇元年)に蘇我馬子(そがのうまこ)が甥で、第32代・崇峻天皇(すしゅんてんのう)が即位した際、法興寺(ほうこうじ)として飛鳥に創建したのが起源と言われています。718年(養老2年)に平城京に移され、寺号も法興寺から元興寺に改められました。元興寺は東大寺(とうだいじ)・興福寺(こうふくじ)と並ぶ大伽藍を誇っていたが、平安時代中期頃から衰退しました。旧境内地である奈良町では中世以降に筆・墨・刀・酒・醤油などの産業が発展し、商工業都市が形成されました。太平洋戦争による大規模空襲を免れ、街並みが残されました。藤岡家住宅は江戸時代中期(1661年~1750年)に建てられたとも、18世紀後半頃に建てられたとも言われています。藤岡家は当初生薬類、幕末(江戸時代末期)頃からはロウソク(蝋燭)・鬢付油(びんつけあぶら)・おはぐろ(お歯黒)などの小物類、昭和になると紙類などを販売し、昭和30年代頃まで商いが行われていました。出入口に実上げ戸、その両脇のミセ・シモミセの二室の正面に蔀(しとみ)・揚店(あげみせ)を構え、建具を開放して商いを行なっていました。
*参考・・・藤岡家住宅(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【藤岡家住宅 見どころ・文化財】
藤岡家住宅の見どころは重要文化財に指定されている住宅です。住宅は江戸時代中期(1661年~1750年)に建てられました。住宅は桁行約13.2メートル・梁間約14.7メートルの一部二階で、切妻造(きりづまづくり)段違の桟瓦葺(さんがわらぶき)です。前面に庇(ひさし)付きです。住宅は商家の表構えをよく伝え、内部の意匠も洗練されています。
【藤岡家住宅 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0742-27-2223(奈良市観光協会)
【藤岡家住宅 おすすめ散策ルート】
藤岡家住宅からは北側にある御霊神社(ごりょうじんじゃ)を経由して元興寺を散策するのがおすすめです。また藤岡家住宅は奈良町に位置していることから奈良町周辺を散策するのもおすすめです。
【藤岡家住宅 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場不明。