元興寺影向桜・元興寺見どころ(修学旅行)

元興寺影向桜

●元興寺影向桜は禅室(国宝)と浮図田の間に植えられている染井吉野(ソメイヨシノ)です。影向桜は例年4月上旬頃に見ごろを迎え、影向桜と禅室と浮図田などの光景が美しと言われています。元興寺には八重桜(ヤエザクラ)も植えられ、例年4月中旬頃に見ごろを迎えます。なお元興寺には源平しだれ桃(ゲンペイシダレモモ)も植えられ、桜と梅の共演を見ることもできます。
染井吉野は江戸時代末期(幕末)に東京染井村の植木職人が江戸彼岸(エドヒガン)と大島桜(オオシマザクラ)を交配させて生み出したと言われています。その後明治時代初期から日本各地に広まりました。ちなみに染井吉野は当初桜の名所である奈良・吉野山に因んで、吉野(ヨシノ)・吉野桜(ヨシノザクラ)と言われていたが、その後染井村から染井吉野と言われるようになりました。なお染井吉野は2月1日以降の最高気温(毎日)の合計が600度を超えると開花し、800度を超えると満開になるとも言われています。また地域によって若干差があるが、開花から1週間から5日ほどで満開になるとも言われています。
八重桜は山桜(ヤマザクラ)・里桜(サトザクラ)などが花びらが重なって咲く八重咲きに変化したものです。八重桜はボタン桜とも言われています。
源平しだれ桃は1本の木に紅色・白色・紅白の絞りの花を咲かせます。源平しだれ桃は八重咲きで、枝垂れ性の花桃です。なお源平しだれ桃は3色の花が咲き乱れる様子を源氏と平家が入り乱れて戦った源平合戦に例えて名付けられました。
禅室は本堂とともに元々奈良時代に建立された僧坊(僧侶の宿舎)だったが、鎌倉時代の1244年(寛元2年)に僧坊の西側四房(室)が禅室、東側三房(室)が本堂に改築されました。ちなみに禅室には奈良時代の部材が使われています。2000年(平成12年)の元興寺文化財研究所の発表によると古墳時代の582年(敏達天皇11年)に伐採の樹木が使われていることが分かったそうです。禅室は中世に春日影向堂とも言われ、近世に客殿、近代に学校舎として使用されました。
浮図田では本堂(極楽堂)・禅室南側に石塔(五輪塔・宝篋印塔(ほうきょういんとう)・舟型五輪塔(宝篋印塔)板碑)が整然と並べられています。石塔はかつて禅室北側の石舞台に積み上げられていたが、1988年(昭和63年)に現在のように並べられ、浮図田と言われるようになりました。「浮図」は仏陀(ぶっだ)のことで、浮図田は仏像・仏塔が稲田のごとく並ぶ並べられた場所という意味があります。
元興寺見どころ

奈良観光おすすめ

  1. 若草山
  2. 吉野山
ページ上部へ戻る