護念院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

護念院

護念院(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。護念院は例年4月14日に行われている行われている當麻寺練供養会式(聖衆来迎練供養会式)の菩薩面や菩薩装束などを管理しています。練供養会式は中将姫(ちゅうじょうひめ)の命日に中将姫が生きたまま極楽浄土に迎えられた現身往生(来迎引接)を再現したものです。

【護念院 アクセス・地図】
場所・・・奈良県葛城市當麻1263番地
最寄り駅・バス停・・・二上神社口駅(徒歩約15分)

アクセス路線は次の通りです。
*近鉄南大阪線
路線・時刻表・運賃チェック

【護念院 拝観時間・時間(要確認)】
8:30~17:00

【護念院 拝観料金・料金(要確認)】
大人300円

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【護念院 歴史・簡単概要】
護念院(ごねんいん)は正式名称を當麻寺紫雲山護念院と言います。護念院は中将姫(ちゅうじょうひめ)が尼僧になって住んでいたと言われている棲身旧跡寺院として知られています。護念院は當麻寺塔頭の中核をなす浄土宗(じょうどしゅう)の寺院です。護念院では當麻寺塔頭責任寺院の一つとして、4年ごとに當麻寺の代表住職を勤めています。また護念院は練供養会式に使う菩薩面(ぼさつめん)、古来から護念院に寄進されて来た菩薩装束や菩薩持物、菩薩輪光などを管理しています。更に練供養会式の運営主体である菩薩講の取りまとめも行っています。なお練供養会式は平安時代中期の1005年(寛弘2年)に恵心僧都(えしんそうず)・源信(げんしん)が始めたと言われています。恵心僧都は練供養会式を比叡山で最初に行ったが、継続的に行う為に故郷である当麻に戻って始めたと言われています。ちなみに練供養会式は千年以上の歴史を持ち、當麻寺が日本の練供養(ねりくよう)発祥地とも言われているそうです。なお護念院には本堂・庫裏・納骨堂・2012年(平成24年)に建て替えられた客殿が建立されています。
護念院は當麻寺の塔頭寺院です。
*参考・・・護念院(アクセス・見どころ・・・)ホームページ

【當麻寺・当麻寺 歴史・簡単概要】
當麻寺(たいまでら)は612年(推古天皇20年)に麻呂古親王(まろこしんのう)が異母兄・聖徳太子(しょうとくたいし)の教えにより、救世観音を本尊とする万法蔵院(まんぽうぞういん)を河内(大阪)に創建し、白鳳時代(645年~710年)に河内から当麻(當麻)に移ったのが起源とも、7世紀末頃に672年(天武天皇元年)の壬申の乱で功績があった当麻国見が氏寺として創建したのが起源とも言われています。その後763年(天平宝字7年)に當麻曼荼羅が作られ、平安時代には密教文化が栄えたとも言われているが、1180年(治承4年)の平重衡(たいらのしげひら)による南都焼き討ちにより、金堂などの伽藍の一部を焼失しました。中世以降は中将姫伝説(ちゅうじょうひめ)の広まりとともに曼荼羅信仰の寺として再興されました。なお當麻寺には現在真言宗子院(中之坊・西南院・松室院・不動院・竹之坊)と浄土宗子院(念仏院・護念院・来迎院・極楽院・奥院・千仏院・宗胤院・紫雲院)があります。
當麻寺は高野山真言宗と浄土宗の寺院です。
*参考・・・當麻寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ

【護念院 見どころ・文化財】
護念院の見どころは南庭・双塔園(大ボタン園)です。双塔園はいずれも国宝に指定されている東塔・西塔を借景にした回遊式庭園です。双塔園には約千株のぼたん・樹齢200余年の大つつじ群・樹齢300年を超えるしだれ桜などが植えられています。ちなみにしだれ桜は例年4月上旬頃~4月下旬頃に見ごろを迎えます。なお護念院にはいずれも江戸時代中期に作庭された北庭・枯山水庭園と西庭・池泉鑑賞式庭園もあります。

●奈良で人気の桜名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
奈良桜名所・見ごろ

【護念院 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0745-48-2004

【護念院 おすすめ散策ルート】
護念院からは當麻寺境内を散策するのがおすすめです。當麻寺には本堂(国宝)・東塔(国宝)・西塔(国宝)・金堂(重要文化財)・講堂(重要文化財)などがあります。

【護念院 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場なし。

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