鳳閣寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
鳳閣寺
鳳閣寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。鳳閣寺開山である役行者は孔雀明王の呪法を学び、山岳修行を続け、金峯山で金剛蔵王大権現を感得し、日本古来の山岳信仰や外来の密教などを融合させた修験道の基礎を築きました。しかし弟子・韓国連広足が役行者の能力を妬み、妖術を使って人を惑わしていると朝廷に讒訴して伊豆島に流罪になりました。
【鳳閣寺 アクセス・地図】
場所・・・奈良県吉野郡黒滝村大字鳥住90
最寄り駅・バス停・・・下市口駅(車約50分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄吉野線
路線・時刻表・運賃チェック
【鳳閣寺 拝観時間・時間(要確認)】
不明
【鳳閣寺 拝観料金・料金(要確認)】
不明
【鳳閣寺 歴史・簡単概要】
鳳閣寺(ほうかくじ)は寺伝によると飛鳥時代後期の678年(白鳳6年)に修験道(しゅげんどう)の開祖である役行者(えんのぎょうじゃ)・役小角(えんのおづぬ)が第40代・天武天皇(てんむてんのう)の勅命により、吉野山(よしのやま)南側にある標高約860メートルの百貝岳(ひゃっかいだけ)山腹に創建したとも言われています。平安時代前期の895年(寛平7年)に真言宗(しんごんしゅう)の宗祖である弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)の孫弟子である理源大師(りげんだいし)・聖宝(しょうぼう)が中興したと言われています。鳳閣寺から200メートルほど百貝岳を登った場所には南北朝時代の1369年(正平24年・応安2年)に薩摩権守行長(さつまごんのかみゆきなが)が造った理源大師・聖宝の供養塔が建立されています。江戸時代中期の1700年(元禄13年)に京都・醍醐寺(だいごじ)の塔頭(たっちゅう)・三宝院(さんぼういん)に属し、修験道当山派(とうざんは)を支配する諸国総袈裟頭の寺だったが、1872年(明治5年)に修験道廃止令が出されて衰微しました。第二次世界大戦後の1951年(昭和26年)に独立して真言宗鳳閣寺派の本山になりました。なお鳳閣寺は如意輪観音(にょいりんかんのん)を本尊として安置しています。境内には稲荷神(いなりのかみ)や地蔵菩薩(じぞうぼさつ)なども祀られています。
*参考・・・鳳閣寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【鳳閣寺 見どころ・文化財】
鳳閣寺の見どころは重要文化財に指定されている総高約268.0センチの鳳閣寺廟塔です。廟塔南北朝時代の1369年(正平24年・応安2年)に薩摩権守行長が鳳閣寺中興である理源大師・聖宝の供養塔として造ったと言われています。廟塔は鎌倉時代初期に来日した中国明州出身の石工・伊行末(いぎょうまつ)の末裔が制作したとも言われています。ちなみに像高約86.7センチの聖宝(理源大師)倚像は黒滝村の文化財に指定されています。
【鳳閣寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0747-62-2031(黒滝村観光協会)
【鳳閣寺 おすすめ散策ルート】
鳳閣寺からは南側の鳳閣寺廟塔(理源大師廟塔)を散策するのがおすすめです。なお鳳閣寺は市街地から離れ、周囲に観光スポットがないことから次の観光スポットに向かって、その周辺を散策するのがおすすめです。
【鳳閣寺 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場不明。