春日大社祓戸神社・春日大社見どころ(修学旅行)

春日大社祓戸神社

●春日大社祓戸神社は二之鳥居・伏鹿手水所(ふせしかのてみずしょ)近くに祀られている春日大社の末社です。祓戸神社は奈良時代後期の770年(神護景雲4年)に創建されたとも言われも言われています。ちなみに平安時代中期の1006年(寛弘3年)に記録があり、それ以前から祀られていたとも言われています。祓戸神社は瀬織津姫神(せおりつひめのかみ)を祀っています。祓戸神社には自らが犯した罪、知らず知らずに犯した罪も心から悔い改めて祈ると罪・穢れを祓うご神徳があるとも言われています。祓戸神社では毎年12月31日の年越大祓式(としこしのおおはらえしき)や春日祭の勅使の祓いなどがその神前で行われています。ちなみに春日大社を参拝する場合、伏鹿手水所で手水をし、祓戸神社に参拝して身心を清浄にしてから春日大社に参拝します。なお祓戸神社では例祭が夏越大祓式(なごしのおおはらえしき)が行われる6月30日に行われます。
瀬頼津姫神は速開都比売神(はやあきつひめ)・気吹戸主神(いぶきどぬし)・速佐須良比売神(はやさすらひめ)とともに祓戸四神に数えられる一神です。瀬頼津姫神は水神・祓神・瀧神・川神とされ、諸々の禍事・罪・穢れを川から海へ流すと言われています。なお瀬頼津姫神は闇御津羽神(くらみつは)・宗像三女神(むなかたさんじょしん)の市杵島姫命(いつきしまひめのみこと)・弁財天(べんてん)などと同一視されることもあります。
年越大祓式では知らず知らずの内に身に付いた罪・穢れを祓い、清らかな心身で新年を迎えられるように祈願します。年越大祓式では紙などを細かく切り刻んだ切麻・人間の形をした人形を使って、1年間に身に積もった罪・穢れを祓います。
春日祭では宮中から天皇陛下の名代・勅使の参向を仰ぎ、国家の安泰と国民の繁栄を祈願します。春日祭は平安時代前期の849年(嘉祥2年)に始まったとも、850年(嘉祥3年)に始まったとも言われ、賀茂社((上賀茂神社・下鴨神社))の葵祭・石清水八幡宮の石清水祭とともに三大勅祭に数えられました。なお春日祭は明治維新まで2月・11月の上の申の日に行われていたが、1886年(明治19年)からは3月13日に行われるようになりました。ちなみに859年(貞観元年)11月9日に行われて以来、2月だけでなく、11月にも行われるようになりました。
夏越大祓式では知らず知らずの内に身に付いた罪・穢れを祓い、夏を無事に乗り切れるように祈願します。夏越大祓式では参道に設けられた茅の輪(ちのわ)をくぐります。
●春日大社祓戸神社は流造(ながれづくり)の檜皮葺(ひわだぶき)です。
流造は神社建築の一形式です。流造は正面入口にあたる屋根の一方(前流れ)が長く延びた形式です。流造は伊勢神宮(いせじんぐう)に代表される神明造(しんめいづくり)から発展し、奈良時代末期から平安時代に成立し、全国に広がりました。流造では上賀茂神社(かみがもじんじゃ)・下鴨神社(しもがもじんじゃ)がよく知られています。流造では正面(桁行)の柱間が1間(柱2本)の場合には一間社流造、3間(柱4本)の場合には三間社流造、5間(柱6本)の場合には五間社流造になります。
檜皮葺は屋根葺手法の一形式です。檜皮葺では檜(ひのき)の樹皮を用いて屋根を葺きます。檜皮葺は日本以外では見られない日本古来の手法です。檜皮葺は飛鳥時代の668年(天智天皇7年)に滋賀県大津市の廃寺・崇福寺(すうふくじ)の諸堂が檜皮で葺かれた記録が最古の記録です。
春日大社見どころ

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