春日大社南市恵毘須神社・春日大社見どころ(修学旅行)

春日大社南市恵毘須神社

●春日大社南市恵毘須神社は奈良公園内の猿沢池(さるさわいけ)南西に位置する奈良市南市町に祀られている春日大社の境外末社です。南市恵毘須神社は鎌倉時代に開かれ、北市・高天市ととともに南都の三市に数えられた南市の守護神として祀られたとも言われています。戦国時代(室町時代後期)の1532年(天文元年)に起こった奈良一向一揆で荒廃し、その後興福寺(こうふくじ)六方衆が猿沢池の南方(南里)に市場を新設し、当初新市と言われていたが、次第に南市と言われるようになりました。南市恵比寿神社は事代主命(ことしろぬしのみこと・事代主神)を祀っています。なお南市恵毘須神社では毎年1月5日に南市の初戎(例祭)が行われています。
事代主命は日本最古の歴史書「古事記(こじき)・712年(和銅5年)編纂」によると大国主神(おおくにぬしのかみ)と神屋楯比売命(かむやたてひめのみこと)の間に生まれたとされています。国譲りに際、高天原(たかまがはら)からの使者・建御雷神(たけみかづち)らが父・大国主神に対して国譲りを迫ると父・大国主神に代わって国譲りを誓約しました。事代主命は神のお告げ(託宣)を告げる役割があるとされています。なお事代主命の娘・媛蹈鞴五十鈴媛(ひめたたらいすずひめ)は初代・神武天皇の皇后になり、第2代・綏靖天皇を産んだとされています。
えびす様は七福神の中で唯一日本由来の神様です。えびす様は伊奘諾尊(いざなぎのみこと)と伊奘冉尊(いざなみのみこと)の最初の子・蛭子命(ひるこのみこと)とされています。えびす様は商売繁盛の福神(福の神)とされています。またえびす様は古来から海神ともされています。
南市の初戎では商売繁盛・福徳招来・五穀豊穣などを祈願します。南市の初戎では福俵などの縁起物を付けた吉兆笹(福笹)が売られ、参道には縁起ものを売る店が並びます。なお南市の初戎では前夜に宵宮祭として宵戎(よいえびす)が行われます。
猿沢池は749年(天平21年)に興福寺(こうふくじ)で放生会(ほうじょうえ)を行う放生池(ほうじょうち)として造られました。猿沢池は周囲約360メートルです。室町時代に猿沢池月は東大寺鐘・春日野鹿・南円堂藤・佐保川蛍・雲居坂雨・轟橋旅人・三笠山雪とともに南都八景に数えられました。明治維新後の神仏分離(廃仏毀釈)で荒廃し、1880年(明治13年)2月14日に開園した奈良公園の一部になりました。なお猿沢池には澄まず・濁らず・出ず・入らず・蛙はわかず・藻は生えず・ 魚が七分に水三分という七不思議が残されています。
奈良公園は奈良県奈良市にある都市公園です。明治維新後の廃仏毀釈(神仏分離)で荒廃していた興福寺の境内と猿沢池付近を整備し、1880年(明治13年)2月14日に開園しました。その後東大寺・春日大社の境内や芳山・春日山・若草山などの山林も編入されました。奈良公園は総面積約502ヘクタールで、登大路園地・浅茅ヶ原園地・荒池園地・浮雲園地・春日野園地・茶山園地・東塔跡園地・猿沢池園地・みとりい池園地などがあります。
春日大社見どころ

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