春日大社着到殿・春日大社見どころ(修学旅行)

春日大社着到殿

●春日大社着到殿は1902年(明治35年)7月31日に国の重要文化財に指定されました。
●春日大社着到殿は室町時代前期の1413年(応永20年)に建立されました。春日大社着到殿はかつて平安時代中期の916年(延喜16年)に初めて建立されました。春日大社着到殿は二之鳥居を過ぎ、本社回廊の手前に建立され、かつて天皇が行幸された際に行在所(あんざいしょ)としても使われました。現在は例年3月13日に行われている春日祭(かすがさい・かすがまつり)の際に勅使が着到の儀式を行う場所となっています。
行在所は天皇が行幸などで外出した際の仮の御所・行宮(あんぐう)です。行宮が仮宮そのものを指すが、行在所は抽象的に天皇の所在を指していたが、後世に同義に用いられました。なお行宮は初代・神武天皇が東征した際に吉備国(きびのくに)に行宮を設けたのが始まりと言われています。
春日祭(申祭(さるまつり))は平安時代前期の849年(嘉祥2年)に始まったとも、850年(嘉祥3年)に始まったとも言われています。春日祭は賀茂社(かもしゃ(上賀茂神社・下鴨神社))の葵祭(あおいまつり)・石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)の石清水祭(いわしみずさい)とともに三大勅祭に数えられました。なお春日祭は明治維新までは2月・11月の上の申の日に行われていたが、1886年(明治19年)からは3月13日に行われるようになりました。
●春日大社着到殿は桁行七間・梁間三間で、東端入母屋造(いりもやづくり)・西端流造(ながれづくり)の檜皮葺(ひわだぶき)です。
入母屋造は切妻造(きりづまづくり)と寄棟造(よせむねづくり)を組み合わせた屋根の形式です。寄棟造の屋根の上に切妻造の屋根を載せた形で、切妻造の四方に庇(ひさし)がついています。京都御所の紫宸殿(ししんでん)のように切妻と寄棟の角度が一続きでないものは錣屋根(しころやね)とも言われています。日本では古くから切妻造は寄棟造よりも格式が上とも言われ、それらの組み合わせた入母屋造は最も格式が高いとも言われています。入母屋造は法隆寺(ほうりゅうじ)の金堂・唐招提寺(とうしょうだいじ)の講堂に採用されています。
流造は神社建築の一形式です。流造は正面入口にあたる屋根の一方(前流れ)が長く延びた形式です。流造は伊勢神宮(いせじんぐう)に代表される神明造(しんめいづくり)から発展し、奈良時代末期から平安時代に成立し、全国に広がりました。流造では上賀茂神社(かみがもじんじゃ)・下鴨神社(しもがもじんじゃ)がよく知られています。流造では正面(桁行)の柱間が1間(柱2本)の場合には一間社流造、3間(柱4本)の場合には三間社流造、5間(柱6本)の場合には五間社流造になります。
檜皮葺は屋根葺手法の一形式です。檜皮葺では檜(ひのき)の樹皮を用いて屋根を葺きます。檜皮葺は日本以外では見られない日本古来の手法です。檜皮葺は飛鳥時代の668年に滋賀県大津市の廃寺・崇福寺(すうふくじ)の諸堂が檜皮で葺かれた記録が最古の記録です。
春日大社見どころ

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