春日大社椿本神社・春日大社見どころ(修学旅行・観光)

春日大社椿本神社

●春日大社椿本神社は本殿(国宝)北西に祀られている春日大社の末社です。椿本神社は春日明神の眷属・角振神(つのふりのかみ)を祀り、隼の明神(はやぶさのみょうじん)とも言われています。椿本神社には災難を祓うご利益があるとも言われています。なお椿本神社の社名は近くに椿の木があったことに由来しています。
角振神(角振隼総明神(つのふりはやぶさみょうじん)・角振隼総別命(つのふりはやぶさわけのみこと))は勇猛果敢な春日明神の脊属神に坐し、天魔退散・攘災の神様とされています。また江戸時代中期の奈良の郷土史家・村井古道(むらいこどう)が記した「奈良坊目拙解(ならぼうもくせっかい)」に「角振神は、火酢芹命(ほすせりのみこと)の御子(みこ)なり、隼神(はやぶさのかみ)は父なり、父子二座を祀る。・・・」と記されています。
春日明神は本殿4棟に祀られている武甕槌命(たけみかづちのみこと)・経津主命(ふつぬしのおおみこと)・天児屋根命(あめのこやねのみこと)・比売神(ひめがみ)の総称です。ちなみに武甕槌命は神産みにおいて、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が火の神・迦具土神(かぐつちのかみ)を切り殺した際に剣に付着した血から甕速日神(みかはやひのかみ)・樋速日神(ひはやひのかみ)とともに化生(けしょう)したとされています。また出雲の国譲りにおいて、経津主神(ふつぬしのかみ)とともに豊葦原中国(とよあしはらのなかつくに)に派遣され、国譲りの交渉を成功させたとされています。更に初代・神武天皇の東征において、思わぬ窮地に陥った際にふつの霊剣(布都御魂剣)の神威によって救ったたされています。
椿は日本原産のツバキ科ツバキ属の常緑樹(照葉樹林)です。椿は北海道などを除く、日本各地に自生しています。椿は日本最古の正史「日本書紀(にほんしょき)・720年(養老4年)完成」に第12代・景行天皇(けいこうてんのう)が熊襲(くまそ)の乱を鎮めた際、土蜘蛛(つちぐも)に対して海石榴(つばき)の椎を用いたと記されています。椿は安土桃山時代に関白・豊臣秀吉(とよとみひでよし)が茶の湯に好んで用いると茶道で茶花として重要な地位を占めるようになりました。椿は江戸時代以降に多くの園芸品種が作られ、500以上の園芸品種があると言われています。なお椿は邪悪を祓うとも言われ、正倉院(しょうそういん)には災いを祓う海石榴の卯杖(うづえ)が収められています。
●春日大社風宮神社は春日造(かすがづくり)です。
春日造は仏教建築の影響を受け、奈良時代中期に現れたとも言われています。春日造は奈良市の円成寺(えんじょうじ)の春日堂(国宝)・白山堂(国宝)が最古の例になります。ちなみに春日堂・白山堂は鎌倉時代の1228年(安貞2年)に春日大社の本殿を移築したものと言われています。
春日大社見どころ

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