河合家住宅(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
河合家住宅
河合家住宅(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。河合家住宅がある橿原市今井町は戦国時代(室町時代後期)の天文年間(1532年~1555年)に本願寺(ほんがんじ)の今井兵部(いまいひょうぶ)が創建した称念寺(しょうねんじ)が起源と言われ、その後「大和の金は今井に七分」と言われるほど繁栄しました。
【河合家住宅 アクセス・地図】
場所・・・奈良県橿原市今井町1-7-8
最寄り駅・バス停・・・近鉄八木西口駅(徒歩約7分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄橿原線
路線・時刻表・運賃チェック
【河合家住宅 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~16:30(休み12:00~1:00)
【河合家住宅 拝観料金・料金(要確認)】
100円(1階のみ見学)
300円(1・2階見学)2階見学要予約
【河合家住宅 歴史・簡単概要】
河合家住宅(かわいけじゅうたく)は江戸時代後期(1751年~1829年)に主屋・納屋が建てられました。河合家は江戸時代前期の寛永年間(1624年~1644年)に上品寺村(橿原市上品寺町)の上田家から分家して今井郷(今井町)に移住したと伝えられています。河合家の初代は江戸時代前期の1626年(寛永3年)に順明寺(じゅんみょうじ)が今井郷に移った際に同行したとも言われています。ちなみに上品寺村(上品寺町)は今井郷(今井町)の北側に位置し、近鉄橿原線周辺に広がっています。順明寺は鎌倉時代前期の1217年(建保5年)に昭意坊源海法印・順明和尚が常陸国稲田で親鸞聖人(しんらんしょうにん)の弟子になって出家得度し、その後大和国十市郡新賀庄に堂宇を建立したのが起源と言われています。河合家は古くから上品寺屋(じょうぼんじや)という屋号で造酒屋を営んでいます。江戸時代中期の1772年(明和2年)には造酒屋を行なっていたことが文書から分かっています。今井郷には江戸時代に何軒か造酒屋があったが、現在も酒造業(造酒屋)を行なっているのは河合家だけです。酒造りが始まると軒先に青々とした大きな杉玉が下げられます。なお1877年(明治10年)に第122代・明治天皇(めいじてんのう)が行幸した際に道路拡張が行われ、1階正面通りを引っ込め、上下の軒先部分を切り縮めました。ちなみに河合家住宅は今井町の中で比較的早い時期に二階建ての建物として建てられ、二階に座敷などが設けられ、豪商の片鱗が窺わせると言われています。
*参考・・・河合家住宅(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【河合家住宅 見どころ・文化財】
河合家住宅の見どころはいずれも重要文化財に指定(1976年(昭和51年)5月20日)されている主屋・納屋です。主屋は江戸時代後期(1751年~1829年)に建てられました。主屋は桁行約13.1メートル・梁間約13.5メートルの二階建で、東面入母屋造(いりもやづくり)・西側切妻造(きりづまづくり)の本瓦葺(ほんがわらぶき)です。納屋は江戸時代後期(1751年~1829年)に建てられました。納屋は桁行約8.7メートル・梁間約2.1メートルの二階建で、切妻造の本瓦葺です。主屋二階は白漆喰塗籠め(しろしっくいぬりごめ)で、丸窓が設けられています。主屋東北隅に接続する納屋は杜氏の宿泊所・休憩所・風呂・便所に使われ、19世紀初期頃に改築されたとも言われています。
【河合家住宅 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0744-22-2154(河合家住宅)
【河合家住宅 おすすめ散策ルート】
河合家住宅からは周辺にある高木家住宅・旧米谷家住宅・音村家住宅を散策するのがおすすめです。また西側にある今西家住宅を散策するのもおすすめです。更に重要伝統的建造物群保存地区に選定されている今井町を自由に散策するのもおすすめです。
【河合家住宅 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場不明。