春日大社万葉蹴鞠2023/9/30(日程時間・・・)

春日大社万葉蹴鞠

春日大社万葉蹴鞠(日程・・・)を紹介しています。春日大社は藤原氏の祖神を祀り、藤原氏ゆかりの万蹴鞠が奉納されます。藤原氏の始祖・藤原鎌足は644年(皇極3年)に中大兄皇子が飛鳥寺で蹴鞠をした際、中大兄皇子の脱げた沓(くつ)を拾い、645年(大化元年)の大化の改新に繋がったと言われています。

【万葉蹴鞠2023 日程時間(要確認)】
万葉蹴鞠2023(●コロナによる実施の有無・内容要確認)は2023年(令和5年)9月30日(土曜日)10:30から春日大社・林檎の庭で行われます。(雨天の場合、中止の可能性あり)(現在確認中・要注意)
*参考・・・NPO法人奈良21世紀フォーラム

【万葉蹴鞠・春日大社 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市春日野町160
最寄り駅・バス停・・・春日大社本殿(徒歩すぐ)

アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅からは奈良交通バス・春日大社本殿行き

*奈良交通バス・市内循環外回りの場合、春日大社表参道(徒歩約10分)
路線・時刻表・運賃チェック

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【万葉蹴鞠 歴史・簡単概要】
春日大社万葉蹴鞠(まんようけまり)は第60次式年造替(しきねんぞうたい)奉祝行事として奉納されます。春日大社は藤原氏の祖神を祀り、藤原氏ゆかりの万蹴鞠が奉納されます。藤原氏の始祖・藤原鎌足(中臣鎌足)は644年(皇極3年)に中大兄皇子(第38代・天智天皇)が飛鳥寺(法興寺)で蹴鞠をした際、中大兄皇子の脱げた沓(くつ)を拾い、蘇我氏の打倒から始まる645年(大化元年)の大化の改新に繋がったと言われています。ちなみに藤原鎌足は大化の改新の功により、天智天皇から藤原の姓を賜ったと言われています。なお万葉蹴鞠ではこの歴史的出来事をサッカーの起源と考え、奈良21世紀フォーラムが奉納するそうです。
蹴鞠は紀元前300年頃の中国・戦国時代の蹴鞠(しゅうきく)が起源とも言われています。日本には飛鳥時代(538年頃)に仏教とともに中国から伝わったと言われ、日本最古の歴史書・日本書紀にも記されています。蹴鞠を蹴る際の「アリ」・「ヤア」・「オウ」の掛け声は平安時代に蹴鞠の名人(蹴聖)とも言われた藤原成通(ふじわらのなりみち)が千日に及ぶ蹴鞠の練習を成就させた夜、鞠の精霊が3匹の猿の姿で夢の中に現れ、その3匹の猿の名前に由来しています。ちなみに3匹の猿は蹴鞠の守護神とされています。なお蹴鞠と万葉蹴鞠は同一のものではありません。

【春日大社 歴史・簡単概要】
春日大社(かすがたいしゃ)は社伝によると約1,300年前に常陸国・鹿島神宮の武甕槌命(たけみかづちのみこと)を御蓋山(みかさやま)の山頂・浮雲峰(うきぐものみね)に勧請したのが起源と言われています。その後768年(神護景雲2年)左大臣・藤原永手(ふじわらのながて)が第48代・称徳天皇の勅命により、現在の場所に社殿を造営して、下総国・香取神宮の経津主命(ふつぬしのおおみこと)や河内国・枚岡神社(ひらおかじんじゃ)の天児屋根命(あめのこやねのみこと)と比売神(ひめがみ)を勧請したと言われています。その後平安時代に藤原氏が隆盛すると官祭が行われるようになりました。ちなみに春日大社の例祭・春日祭は賀茂社(かもしゃ(上賀茂神社・下鴨神社))の葵祭・石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)の石清水祭と合わせて、三大勅祭に数えられました。1135年(保延元年)に若宮神社が建立され、翌1136年(保延2年)に春日若宮おん祭が始まりました。春日大社は藤原氏の氏寺だった興福寺(こうふくじ)と関係が深く、興福寺が実権を握っていた時期もありました。なお春日大社は1998年(平成10年)世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都奈良の文化財)のひとつに登録されました。
*参考・・・奈良世界遺産・春日大社(アクセス・見どころ・・・)ホームページ

【万葉蹴鞠 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
奈良世界遺産・春日大社基本情報
春日若宮おん祭2024日程

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