三ヶ尻鹿踊奉納2016/11/13(日程時間・・・)
三ヶ尻鹿踊奉納は正遷宮を奉祝して行われます。三ヶ尻鹿踊奉納は皆白行山流(みなしろぎょうざんりゅう)によって林檎の庭で行われます。ちなみに三ヶ尻鹿踊の演目には礼舞・役踊り・鹿島があり、礼舞は前庭・後庭に分かれるそうです。
【三ヶ尻鹿踊奉納2016 日程時間(要確認)】
三ヶ尻鹿踊奉納2016は2016年(平成28年)11月13日(日曜日)13:00から行われます。
【三ヶ尻鹿踊奉納・春日大社 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市春日野町160
最寄り駅・バス停・・・春日大社本殿(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅からは奈良交通バス・春日大社本殿行き
*奈良交通バス・市内循環外回りの場合、春日大社表参道(徒歩約10分)
路線・時刻表・運賃チェック
【三ヶ尻鹿踊奉納 歴史・簡単概要】
春日大社三ヶ尻鹿踊奉納(みかじりししおどりほうのう)は正遷宮を奉祝し、皆白行山流(みなしろぎょうざんりゅう)によって林檎の庭で行われます。三ヶ尻鹿踊の演目には礼舞・役踊り・鹿島があり、礼舞は前庭・後庭に分かれるそうです。なお三ヶ尻鹿踊は仙台藩(せんだいはん)北端部で伝わる太鼓系鹿踊です。太鼓系鹿踊は大きく行山流・金津流(かなつりゅう)・春日流(かすがりゅう)に分類され、行山流が最も古いそうです。ちなみに太鼓系鹿踊はササラ(長い腰指し)を付け、太鼓をダイナミックに打ち鳴らして勇壮に舞います。
鹿踊は1649年(慶安2年)に駿河府中の飛鳥川常利が富士山山麓で鹿が群れ遊ぶのを見て、諸病悪魔を払って天下泰平にする為に舞踏化したのが起源と言われています。鹿踊は麓行山の踊りが小川利春、流行山の踊りが青田利久、源行山の踊りが石亀利具にそれぞれ伝授され、更に1826年(文政9年)9月には皆白行山流6代目・万之助から三ヶ尻村の卯兵衛に伝授され、三ヶ尻村に祀られていた日吉神社に奉納したのが三ヶ尻鹿踊の始まりと言われているそうです。
【春日大社 歴史・簡単概要】
春日大社(かすがたいしゃ)は社伝によると約1,300年前に常陸国・鹿島神宮の武甕槌命(たけみかづちのみこと)を御蓋山(みかさやま)の山頂・浮雲峰(うきぐものみね)に勧請したのが起源と言われています。その後768年(神護景雲2年)左大臣・藤原永手(ふじわらのながて)が第48代・称徳天皇の勅命により、現在の場所に社殿を造営して、下総国・香取神宮の経津主命(ふつぬしのおおみこと)や河内国・枚岡神社(ひらおかじんじゃ)の天児屋根命(あめのこやねのみこと)と比売神(ひめがみ)を勧請したと言われています。その後平安時代に藤原氏が隆盛すると官祭が行われるようになりました。ちなみに春日大社の例祭・春日祭は賀茂社(かもしゃ(上賀茂神社・下鴨神社))の葵祭・石清水八幡宮(いわしみずはちまんぐう)の石清水祭と合わせて、三大勅祭に数えられました。1135年(保延元年)に若宮神社が建立され、翌1136年(保延2年)に春日若宮おん祭が始まりました。春日大社は藤原氏の氏寺だった興福寺(こうふくじ)と関係が深く、興福寺が実権を握っていた時期もありました。なお春日大社は1998年(平成10年)世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都奈良の文化財)のひとつに登録されました。
*参考・・・奈良世界遺産・春日大社(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【三ヶ尻鹿踊奉納 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
奈良世界遺産・春日大社基本情報
春日若宮おん祭2024日程