帯解寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
帯解寺
帯解寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。帯解寺では美智子皇后が1959年(昭和34年)・1965年(昭和40年)・1968年(昭和43年)に懐妊した際、安産祈願法要を行い、岩田帯・御守を献納したそうです。なお皇太子妃雅子殿下・秋篠宮妃紀子殿下が懐妊した際にも岩田帯などを献納したそうです。
【帯解寺 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市今市町734
最寄り駅・バス停・・・帯解駅(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。
*JR桜井線
路線・時刻表・運賃チェック
【帯解寺 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~16:00
【帯解寺 拝観料金・料金(要確認)】
400円
【帯解寺 歴史・簡単概要】
帯解寺(おびとけでら)は寺伝によると真言宗の宗祖である弘法大師・空海の師とも言われている勤操大徳が開いた巌渕千坊のひとつが起源とも言われています。帯解寺はかつて霊松庵とも言われたそうです。その後858年(天安2年)第55代・文徳天皇の勅願によって伽藍が建立され、勅命によって帯解寺と称するようになりました。文徳天皇と后・染殿皇后(藤原明子)は長く世継ぎに恵まれなかったが、祖神・春日明神のお告げにより、帯解寺で祈願したところ第56代・清和天皇(惟仁親王)を授かりました。以来帯解寺は子授け・安産祈願の寺として信仰されるようになったそうです。その後江戸時代に世継ぎがなかった江戸幕府第2代将軍・徳川秀忠(とくがわひでただ)の正室・お江の方が祈願すると第3代将軍・徳川家光(とくがわいえみつ)を授かり、家光の側室・御楽の方が祈願すると第4代将軍・徳川家綱(とくがわいえつな)を授かったと言われています。家光は瑞祥記を下賜したり、仏像・仏具などを寄進したりし、1663年(寛文3年)には家綱が手水鉢(ちょうずばち)を寄進したとも言われています。
帯解寺は華厳宗の寺院です。
*参考・・・帯解寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【帯解寺 見どころ・文化財】
帯解寺の見どころは重要文化財である木造地蔵菩薩半跏像です。地蔵菩薩半跏像は弘法大師・空海が一刀三礼で刻んだとも言われています。ただ地蔵菩薩半跏像は鎌倉時代に造仏されたと見られています。なお地蔵菩薩半跏像は腹前に裳の上端の布や結び紐が表されているところから腹帯地蔵とも言われています。
重要文化財・・・木造地蔵菩薩半跏像(帯解子安地蔵菩薩)
【帯解寺 行事・イベント(要確認)】
●子安地蔵会式は例年7月23日・24日に行われています。子安地蔵会式では長さ約30メートルの紅白の岩田帯を持った信者・僧侶・楽人・NARA CITY コンシェルジュ(ミス奈良)などが町を練り歩き、本尊・子安地蔵菩薩に岩田帯を供え、求子・安産を祈願する岩田帯練供養が行われます。
帯解寺子安地蔵会式
【帯解寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●桜見ごろは例年4月中旬頃です。帯解寺は境内に染井吉野・八重桜・山桜など約10本の桜の木が植えられ、桜と本堂・十三重の塔(石塔)などの光景が素晴らしいと言われています。
帯解寺桜見ごろ
*奈良には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
奈良桜見ごろ2025
【帯解寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0742-61-6312
【帯解寺 おすすめ散策ルート】
【帯解寺 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場あり。
*参考・・・帯解寺アクセス