春日若宮おん祭お渡り式ルート・マップ(2025年12月17日)

お渡り式

春日若宮おん祭お渡り式ルート・マップ

春日若宮おん祭お渡り式ルート・マップを紹介しています。お渡り式は例年12月17日に行われています。お渡り式では奈良県庁前・登大路園地を出発し、大宮通を西に向かい、油阪で90度方向転換し、JR奈良駅前でも90度方向転換し、三条通を東に向かい、春日大社の参道沿いにある若宮神社お旅所ままで練り歩きます。(詳細下記参照)

●春日若宮おん祭2025最新情報

【春日若宮おん祭お渡り式2025 日程時間(要確認)】
春日若宮おん祭お渡り式2025は2025年(令和7年)12月17日(水曜日)12:00に奈良県庁前を出発します。お渡り式の行列は奈良県庁前・登大路園地(のぼりおおじえんち)を出発し、大宮通(おおみやどおり)を西に向かって進み、近鉄奈良駅の前を通り、油阪で90度方向転換して南下し、JR奈良駅前でも90度方向転換し、三条通(さんじょうどおり)を東に向かって進み、興福寺南大門跡で南大門交名の儀を行い、春日大社影向の松で松の下式を行い、春日大社の参道沿いにある若宮神社お旅所まで巡行します。
春日若宮おん祭2024日程

【春日若宮おん祭お渡り式 ルート・マップ】
●奈良県庁前・登大路園地(12:00)→近鉄奈良駅前→油阪→JR奈良駅前→三条通→興福寺南大門跡(12:50頃~)→春日大社一之鳥居(13:00頃~)→若宮神社お旅所

★登大路園地桟敷席・松の下式桟敷席・お旅所前桟敷席が設けられる場合があります。(要確認)

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【12:00に行列出発 登大路園地】
登大路園地はかつて法相宗の大本山・興福寺の境内で、興福寺・国宝館の北側と東側に広がっています。登大路園地は明治時代に官有地になり、その後整備され、奈良公園の一部になりました。登大路園地では芝生が茂り、樹木が植えられています。奈良公園は明治維新後の神仏分離令・廃仏毀釈によって荒廃していた興福寺の境内と猿沢池付近を整備し、1880年(明治13年)2月14日に開園しました。

【行列が西進 大宮通】
大宮通は東側の近鉄奈良駅前と西側の奈良市宝来町を結ぶ奈良市のメインストリートです。二条大路南1丁目交差点を境に東側が一般国道369号、西側が主要地方道奈良生駒線になっています。また近鉄奈良駅よりも東側が登大路(のぼりおおじ)、宝来町よりも西側が阪奈道路と名前を変えます。1958年(昭和33年)に阪奈道路が完成し、三条通と接続していたが、その後近鉄奈良線の地下化・登大路の拡張とともに現在の大宮通の一部が奈良県主要地方道2号大阪生駒奈良線の大宮道路として建設が計画され、1969年(昭和44年)に開通しました。なお大宮通沿いには奈良県庁、平城京朱雀門、平城京左京三条二坊宮跡庭園、ミ・ナーラ、奈良市役所などがあります。

【行列が南下 京都府道・奈良県道754号木津横田線】
京都府道・奈良県道754号木津横田線は北側の京都府木津川市(木津奈良道交差点)と南側の奈良県大和郡山市横田町(横田北交差点)を結ぶ一般府県道(京都府道・奈良県道)です。京都府道・奈良県道754号木津横田線は大部分がかつて国道24号だったが、国道24号奈良バイパスの供用開始に伴って、1972年(昭和47年)に木津町市坂と奈良市大森町の間が京都府・奈良県に移管され、バイパスの暫定2車線が開通すると1977年(昭和52年)に奈良市大森町と大和郡山市発志院町の間が奈良県に移管されました。なお京都府道・奈良県道754号木津横田線には幣羅坂神社、般若寺、極楽寺別院、東大寺転害門、奈良県警奈良警察署などがあります。

【行列が東進 大宮通】
三条通は東側の奈良市高畑町と西側の奈良市三条町を結ぶ奈良市の目抜き通りです。JR奈良駅と奈良公園・春日大社を結んでいます。三条通は平城京の三条大路の後身で、現在は奈良市の市道三条線です。京街道・上街道(上ツ道)・暗越大坂街道(くらがりごえおおさっかかいどう)に接続し、京都・大坂・三重伊勢に繋がる奈良町の通りでした。三条通はなら・シルクロード博覧会開催に伴って、1988年(昭和63年)に歩行者通行を優先する目的の為に歩道の幅を拡張するコミュニティ道路に整備されました。なお三条通沿いにはJR奈良駅、猿沢池、興福寺五重塔、春日大社一之鳥居などがあり、やすらぎの道、小西さくら通り、東向通り、餅飯殿通りなどと交差しています。

【12:50頃から南大門交名の儀 興福寺南大門跡】
興福寺南大門(なんだいもん)は興福寺の正門で、中金堂の南側に位置しています。714年(和銅7年)に金堂が創建され、南大門は同時期またはその後に創建されたと言われています。1046年(永承元年)の焼失以来、焼失(合計7回)と再建(合計6回)を繰り返し、1717年(享保2年)の焼失後に再建されることはありませんでした。2012年(平成24年)に南大門跡に基壇が復元されました。復元された基壇は高さ約1.5メートル・東西約30.8メートル・南北約16.6メートルです。

【13:00頃から松の下式 春日大社影向の松】
春日大社影向の松(ようごうのまつ)は春日大社の参道に建立されている一之鳥居のすぐ近くになります。影向の松は鎌倉時代の絵巻物「春日権現験記」に春日大社の祭神・春日大明神が翁の姿で降臨し、万歳楽を舞ったと記されたクロマツ(黒松)の巨木でした。鎌倉時代に一之鳥居付近は松林と言われ、昔はもっとたくさんの松の木が分布していました。その後1995年(平成7年)に枯れ、現在は巨大な切り株が残され、その横に後継樹の若木のクロマツが植えられています。

【13:00過ぎに行列到着 若宮神社お旅所】
若宮神社お旅所(おたびしょ)は春日大社一之鳥居から二之鳥居を経て、本殿に伸びる参道の北側にあります。お旅所では「芝居」の語源になったと言われる芝舞台が仮御殿(御仮屋)・行宮(あんぐう)の南側に作られます。お旅所では例年10月1日に縄棟祭が行われ、若宮神社の祭神・天押雲根命が遷る仮御殿の建立が始まります。仮御殿は松の木で造られ、柱に皮付きの松が使われ、屋根に青松葉が葺かれます。仮御殿は形態や規模が若宮神社の本殿とほぼ同じで、間口約3メートル・奥行約2.5メートルの春日造です。

【春日若宮おん祭お渡り式ルート・マップ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。

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