奈良桜名所ランキング(吉野山・奈良公園・・・)
奈良桜名所ランキング
奈良桜名所ランキングを紹介しています。吉野山・郡山城跡・奈良公園・長谷寺・大神神社などを紹介しています。なお日本全国の桜の名所を選んだ「日本さくら名所100選」には奈良公園(奈良市)・郡山城跡(大和郡山市)・吉野山(吉野町)が選ばれています。
【桜開花・満開予想】
●2025年1月下旬頃から奈良の桜開花・桜満開・桜見ごろ情報を発信します。(順次情報更新中)
【奈良桜名所ランキング マップ・地図】
【桜 豆知識】
現在花見といえば、一般的に桜を連想しますが、奈良時代には花見と言えば、中国から伝わった梅だったそうです。しかし平安時代になると梅から桜に少しずつ変わって行ったそうです。それは貴族などが詠んだ歌にも現れ、「万葉集」では梅を詠んだ歌が118首、桜を詠んだ歌が44種だったが、「古今和歌集」では逆転します。
【注目度1位 吉野山 奈良県吉野町桜名所】
見頃(例年)・・・4月上旬~中旬(下千本・中千本)、4月中旬~下旬(上千本)
桜ランキング1位・吉野山には約200種・約3万本の桜があるとも言われています。なお吉野山は奈良県の中央部を流れる吉野川(紀の川)南岸から大峰山脈に続く約8キロメートルの山稜です。吉野山は古くから桜の名所とされ、桜が多く植えられている場所は下千本・中千本・上千本・奥千本と言われています。
吉野山桜見ごろ
【注目度2位 郡山城跡 奈良県大和郡山市桜名所】
見頃(例年)・・・3月下旬~4月上旬
桜ランキング2位・郡山城跡ではお城まつりが行われ、数百の提灯に灯が灯って夜桜を楽しめます。なお郡山城跡は奈良時代に薬園があった場所と言われています。郡山城は1162年(応保2年)に郡山衆が雁陣の城を築いたのが起源とも言われています。
郡山城跡桜見ごろ
【注目度3位 奈良公園 奈良市桜名所】
見頃(例年)・・・3月下旬~4月下旬
桜ランキング3位・奈良公園にはサトザクラ・シダレザクラ・ソメイヨシノ・ナラココノエザクラ・ナラノヤエザクラなど約1700本の桜があるとも言われています。なお奈良公園は明治維新後の神仏分離(廃仏毀釈)によって荒廃していた興福寺(こうふくじ)の境内と猿沢池(さるさわいけ)付近を整備し、1880年(明治13年)2月14日に開園しました。
奈良公園桜見ごろ
【4位 長谷寺 奈良県桜井市桜名所】
見頃(例年)・・・3月下旬~4月中旬
桜ランキング4位・長谷寺には約6500本の桜があるとも言われています。なお長谷寺は寺伝によると686年(朱鳥元年)に僧・道明が初瀬山の西の丘に銅板法華説相図(千仏多宝仏塔)を安置し、727年(神亀4年)に僧・徳道が東の丘に本尊・十一面観音像を安置したと言われています。
長谷寺桜見ごろ・長谷寺見どころ
【5位 大神神社 奈良県桜井市桜名所】
見頃(例年)・・・3月下旬~4月中旬
桜ランキング5位・大神神社は三輪山に咲くヤマザクラが人気です。なお大神神社は「古事記」・「日本書紀」によると国造りを行っていた出雲の大国主神の前に国作りに協力すると大国主神の幸魂奇魂である大物主大神が現れ、「吾をば倭の青垣、東の山の上にいつきまつれ」と言って、三輪山に祀られたのが起源とも言われています。
大神神社桜見ごろ
【6位 平城宮跡資料館 奈良市桜名所】
見頃(例年)・・・4月上旬~中旬
桜ランキング6位・平城宮跡は奈良時代に天皇の住居である内裏・政治や儀式の場である大極殿(だいごくでん)や朝堂院(ちょうどういん)・役人が執務を行う官衙(かんが)などがあった場所です。
平城宮跡桜見ごろ
【7位 石上神宮外苑公園 奈良県天理市桜名所】
見頃(例年)・・・3月下旬~4月中旬
桜ランキング7位・石上神宮は社伝によると紀元前23年(崇神天皇7年)に物部氏の祖・伊香色雄命が勅命により、物部氏の遠祖・宇摩志麻治命が宮中で祀っていた布都御魂剣を祭神・石上大神として、石上布留(ふる)の高庭(たかにわ)に祀ったのが起源とも言われています。
石上神宮桜見ごろ
【8位 談山神社 奈良県桜井市桜名所】
見頃(例年)・・・4月上旬~中旬
桜ランキング8位・談山神社は寺伝によると678年(天武天皇7年)藤原氏の祖・藤原鎌足の長男で、僧・定恵(じょうえ)が父・鎌足の墓を摂津安威から大和に移し、十三重塔を建立したのが起源と言われています。
談山神社桜見ごろ
【9位 芳徳寺周辺 奈良市桜名所】
見頃(例年)・・・4月中旬
桜ランキング9位・芳徳寺は1638年(寛永15年)大和国柳生藩主・柳生又右衛門宗矩が父・石舟斎宗厳の菩提を弔う為に沢庵宗彭(たくあんそうほう)を開山として、柳生城があったと言われる場所に創建したと言われています。
芳徳寺桜見ごろ
【10位 朝護孫子寺 奈良県平群町桜名所】
見頃(例年)・・・3月下旬~4月上旬
桜ランキング10位・朝護孫子寺は寺伝によると聖徳太子が物部守屋を討伐する際、河内稲村城に向かう途中の信貴山で戦勝祈願をすると天空から毘沙門天が出現し、必勝の秘法を授けられて勝利したことから自ら毘沙門天を刻んで創建したのが起源とも言われています。
朝護孫子寺桜見ごろ
【番外 仏隆寺千年桜 奈良県宇陀市桜名所】
見頃(例年)・・・4月中旬
桜ランキング番外・仏隆寺は興福寺の僧・修円(しゅえん)が創建したとも、寺伝によると850年(嘉祥3年)弘法大師・空海の高弟で、空海の入唐に随行したと言われている堅恵大徳(けんねだいとく)が創建したとも言われています。
仏隆寺桜見ごろ
【番外 大野寺 奈良県宇陀市桜名所】
見頃(例年)・・・4月上旬
桜ランキング番外・大野寺は寺伝によると681年(白鳳9年)修験道の祖である役行者(えんのぎょうじゃ)・役小角(えんのおづの)が創建したと言われています。
大野寺桜見ごろ
【番外 法隆寺 奈良県斑鳩町桜名所】
見頃(例年)・・・3月下旬~4月上旬
桜ランキング番外・法隆寺は第31代・用明天皇が自らの病気平癒を祈願する為に発願したが、実現しないまま崩御し、607年(推古天皇15年)第33代・推古天皇と用明天皇の皇子・聖徳太子が遺志を継いで創建し、本尊・薬師如来を安置したのが起源と言われています。
法隆寺桜見ごろ・法隆寺見どころ(西院伽藍)・法隆寺見どころ(東院伽藍等)
【番外 金峯山寺 奈良県吉野町桜名所】
見頃(例年)・・・4月上旬~中旬
桜ランキング番外・金峯山寺は白鳳年間(7世紀後半)に大峰山寺とともに修験道の祖である役行者(えんのぎょうじゃ)が金峯山での修行中に感得した蔵王権現を自ら刻んで開祖したとも言われています。
金峯山寺桜見ごろ
【奈良桜ランキング 備考】
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