称念寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)

称念寺

称念寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。称念寺の開基・俊乗坊重源上人は醍醐寺で密教を学び、その後法然上人に浄土教を学び、大峯・熊野・御嶽・葛城などで修行し、3度入宋しました。その後東大寺の再建を進言し、東大寺大勧進職に就き、大仏・大仏殿を再建しました。

【称念寺 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市東木辻町49
最寄り駅・バス停・・・北京終町(徒歩約2分)

アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅から市内循環バス

*近鉄奈良駅(徒歩約20分)、JR奈良駅(徒歩約20分)、JR京終駅(徒歩約5分)
路線・時刻表・運賃チェック

【称念寺 拝観時間・時間(要確認)】
9:00~17:00

【称念寺 拝観料金・料金(要確認)】
境内自由

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【称念寺 歴史・簡単概要】
称念寺(しょうねんじ)は奈良県奈良市東木辻町にあります。称念寺は元々、築地乃内町(つじのうちちょう)に営まれていた法相宗(ほっそうしゅう)の草庵が起源とも言われています。平安時代後期の1167年(仁安2年)に俊乗坊重源上人(しゅんじょうぼうちょうげんしょうにん)が入宋(中国)して善導大師(ぜんどうだいし)の旧跡終南山悟真寺に至り、善導大師の尊像を懇願し、翌1168年(仁安3年)に日本に帰国して草庵を営んだとも言われています。桃山時代頃(16世紀末)に頓誉上人(とんよしょうにん)が再興し、阿弥陀如来(あみだにょらい)を祀り、浄土宗(じょうどしゅう)に改めました。江戸時代前期の1629年(寛永6年)に現在の本堂が建立(改築)されました。江戸時代中期の1694年(元禄7年)9月9日に俳諧師・松尾芭蕉(まつおばしょう)が称念寺を訪れて句を詠み、1793年(寛政5年)の松尾芭蕉百回忌に句碑「きくのかや ならにはふるき ほとけたち(菊能香也 奈良爾盤婦留幾 仏達)」が建立されました。称念寺は木辻遊廓内にあり、娼妓(しょうこ)が亡くなった際に引導寺(いんどうじ)とされ、往生の回向を行っていました。
称念寺は浄土宗の寺院です。
*参考・・・称念寺(アクセス・見どころ・・・)

【称念寺 見どころ・文化財】
称念寺の見どころは1629年(寛永6年)に建立された本堂(奈良市指定文化財)です。本堂は桁行約12.6メートル・梁間約12.7メートルの寄棟造(よせむねづくり)の本瓦葺(ほんがわらぶき)で、江戸時代前期の浄土宗本堂の典型的な形式と言われています。本堂は内陣に宮殿厨子(ずし)があり、本尊・阿弥陀如来(あみだにょらい)と両脇侍である観音菩薩(かんのんぼさつ)・勢至菩薩(せいしぼさつ)を祀っています。左右に善導大師立像と法然上人坐像も安置されています。また愛染明王(あいぞめみょうおう)・厨子入り歓喜天(かんきてん)・不動明王(ふどうみょうおう)を祀る愛染堂も見どころです。

【称念寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0742-22-4282(称念寺)

【称念寺 おすすめ散策ルート】
称念寺では北東にある世界遺産の元興寺を散策するのがおすすめです。ならまち(奈良町)はかつて元興寺の境内だったとも言われ、ならまちを散策するのもいいかもしれません。

【称念寺 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場あり。

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