唐招提寺ハギ見ごろ(9月上旬~10月上旬頃)

唐招提寺ハギ

唐招提寺ハギ見ごろ(見頃)

唐招提寺ハギ見ごろ(時期・イベント・・・)情報を紹介しています。唐招提寺では境内一円にハギが植えられ、薄紅・白色の小さな花を咲かせます。金堂周辺にはハギが群生し、御影堂前には大株の萩が植えられています。ちなみに唐招提寺には彼岸花も分布し、ハギと一緒に楽しめる場合があります。(詳細下記参照)

【唐招提寺ハギ見ごろ(例年時期)】
唐招提寺のハギ見ごろは例年9月上旬頃から10月上旬頃です。ただハギの見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。

【唐招提寺ハギ見ごろ アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市五条町13-46
最寄り駅・バス停・・・西ノ京駅(徒歩約5分)

アクセス路線は次の通りです。
*近鉄橿原線
路線・時刻表・運賃チェック

スポンサーリンク(Sponsor Link)

【唐招提寺ハギ見ごろ(例年時期)・見どころ 簡単概要】
唐招提寺は奈良を代表するハギ(萩)の名所です。唐招提寺のハギ見ごろは例年9月上旬頃から10月上旬頃です。唐招提寺では9月を迎えるとハギの季節を迎えます。
唐招提寺では境内一円に約50株のハギ(シロハギ・ヤハギ)が植えられ、薄紅・白色の小さな花を咲かせます。金堂(国宝)周辺にはハギが群生し、御影堂(重要文化財)前には大株の萩が植えられています。ハギと金堂・御影堂・宝蔵・鐘楼などの光景が美しいと言われています。ちなみに唐招提寺には彼岸花も分布し、ハギと一緒に楽しめる場合があります。なお中秋は毎年同じ日ではないが、年によってハギの見ごろと重なり、観月讃仏会(かんげつさんぶつえ)と一緒に楽しめます。
金堂は奈良時代後期(8世紀後半)に鑑真和上の弟子で、渡来僧・如宝が建立しました。奈良時代に当初から金堂として建立された唯一金堂と言われています。金堂は本尊である盧舎那仏坐像(国宝)・薬師如来立像(国宝)・千手観音立像(国宝)などを安置しています。なお金堂は桁行七間・梁間四間で、寄棟造の本瓦葺です。
御影堂は1649年(慶安2年)に興福寺の別当坊・一乗院の宸殿として建立され、その後奈良県庁や奈良地方裁判所の庁舎として使用されていたが、1964年(昭和39年)に唐招提寺に移されました。御影堂は桁行約23.0メートル・梁間約15.1メートルで、入母屋造の銅板葺です。なお御影堂は鑑真和上坐像(国宝)を安置しています。
観月讃仏会では開祖・鑑真和上とともに名月をめでる法要が金堂で行われます。また鑑真和上坐像を奉安する御影堂の庭園が特別に開放され、裏千家大宗匠による鑑真和上とお月様への献茶式も行われます。(要確認)
ハギ(萩)はマメ科ハギ属の落葉低木または多年草の総称です。ハギにはヤマハギ・キハギ・メドハギ・マルバハギ・シラハギ・ツクシハギ・ケハギなどがあるが、単にハギと言う場合にはヤマハギを指します。ハギは東アジア・南アジア・北米東部・オーストラリアの温帯・亜熱帯に分布し、日本国内では北海道から九州に分布しています。ハギは古くから日本人に親しまれ、「万葉集(萬葉集)・奈良時代末期成立」の中で最も多く詠まれています。またハギは女郎花(おみなえし)・尾花(おばな)・撫子(なでしこ)・藤袴(ふじばかま)・葛(くず)・桔梗(ききょう)とともに秋の七草にも数えられています。更にハギは中秋にススキ(薄)と月見団子と一緒に月に供える風習もあります。ハギは夏から秋に葉腋(ようえき)に総状花序(そうじょうかじょ)を出し、紅紫色または白色の蝶に似た蝶形花(ちょうけいか)を咲かせます。なおハギは鹿鳴草・鹿花妻・風聞草・月見草・庭見草・芽子・芳宜草・玉見草なども言われています。
●唐招提寺の歴史(創建から現在)を紹介しています。
唐招提寺歴史
●唐招提寺の見どころ(金堂・講堂など)を紹介しています。
唐招提寺見どころ

【唐招提寺 歴史・簡単概要】
唐招提寺(とうしょうだいじ)は奈良時代中期の759年(天平宝字3年)に唐(中国)の渡来僧・鑑真和上(がんじんわじょう)が第40代・天武天皇(てんむてんのう)の第7皇子・新田部親王(にいたべしんのう)の宅跡を朝廷から下賜され、戒律(かいりつ)を学ぶ修行道場として創建したのが起源です。唐招提寺の名称には唐(中国)から来日した鑑真和上の為の寺という意味があるそうです。ちなみに鑑真和上は東大寺(とうだいじ)で5年、唐招提寺で5年を過ごし、76歳で亡くなったそうです。当初唐招提寺は新田部親王の旧宅を改造した経蔵や宝蔵、そして講堂などだけだったが、その後8世紀後半に鑑真和上の弟子・如宝(にょほう)が金堂を完成させました。平安時代中期に一時荒廃したが、鎌倉時代前期の1244年(寛元2年)に第87代・四条天皇(しじょうてんのう)から崇敬された律宗の高僧・覚盛が再興しました。その後南北朝時代や戦国時代の兵火で再び衰退し、江戸時代中期に江戸幕府第5代将軍・徳川綱吉(とくがわつなよし)と生母・桂昌院(けいしょういん)の帰依を受け、1698年(元禄11年)に戒壇院が再興されました。
唐招提寺は律宗の総本山です。
*参考・・・奈良世界遺産・唐招提寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ

【唐招提寺ハギ見ごろ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
奈良世界遺産・唐招提寺(アクセス・見どころ・・・)情報

関連記事

奈良観光おすすめ

  1. 柳生一刀石
  2. 若草山(Mt. Wakakusa-yama)
  3. 吉野山
ページ上部へ戻る