春日大社竈殿・春日大社見どころ(修学旅行)

春日大社竈殿

●春日大社竈殿は1902年(明治35年)7月31日に国の重要文化財に指定されました。
●春日大社竈殿は南北朝時代の1388年(嘉慶2年)に造替(ぞうたい)されたと言われています。春日大社竈殿はかつて平安時代前期の859年(貞観元年)に建立されたと言われています。春日大社竈殿では春日祭の際に神饌(しんせん)を調理していました。春日大社竈殿には竈(かまど)があります。
神饌は神に供える飲食物(食事)です。神饌では新鮮で清浄な水・酒・穀類・魚・野菜・果実などが供えられます。神饌では生(なま)のものが生饌(せいせん・丸物神饌)、調理したものが熟饌(じゅくせん)と言われています。なお神饌は御饌(みけ)・御贄(みにえ)・供物(くもつ)などとも言われています。
春日祭(申祭(さるまつり))は平安時代前期の849年(嘉祥2年)に始まったとも、850年(嘉祥3年)に始まったとも言われています。明治維新までは2月・11月の上の申の日に行われていたが、1886年(明治19年)からは3月13日に行われるようになりました。ちなみに859年(貞観元年)11月9日に行われて以来、2月だけでなく、11月にも行われるようになったそうです。春日祭はかつて藤原氏の祭りとして、藤原氏一族の氏長者である藤氏長者(とうしのちょうじゃ)・藤原氏が春日大社に置いた童女である斎女(いつきめ)やその使者が参詣し、朝廷も使者を派遣し、平安時代中期の947年(天暦元年)から興福寺(こうふくじ)が関与するようになりました。
●春日大社竈殿には興津彦神(おきつひこのかみ)・興津姫神(おきつひめのかみ)を祀っています。興津彦神(奥津日子神)・興津姫神(奥津比売命)は竈の神で、火の神であるカグツチ(軻遇突智・火産霊)とともに竈三柱神(三本荒神)とされています。
●春日大社竈殿は桁行五間・梁間二間で、切妻造(きりづまづくり)の檜皮葺(ひわだぶき)です。
切妻造は屋根の最頂部の棟(むね)から両側に葺き下ろし、その両端を棟と直角に切った屋根の形式です。切妻造は本を開いて伏せたような形で、平行な面を平(ひら)、棟と直角な面を妻(つま)と言います。切妻造は古くは真屋(まや)とも言われ、伊勢神宮(いせじんぐう)・出雲大社(いづもたいしゃ)などの社殿に採用されています。ちなみに四方向に傾斜する屋根面を持つ寄棟造(よせむねづくり)よりも格式が上とも言われています。なお切妻造は世界各地で見られる屋根の形式です。
檜皮葺は屋根葺手法の一形式です。檜皮葺では檜(ひのき)の樹皮を用いて屋根を葺きます。檜皮葺は日本以外では見られない日本古来の手法です。檜皮葺は飛鳥時代の668年(天智天皇7年)に滋賀県大津市の廃寺・崇福寺(すうふくじ)の諸堂が檜皮で葺かれた記録が最古の記録です。
春日大社見どころ

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