薬師寺見どころを全部解説-知れば修学旅行・観光を満喫

薬師寺見どころ

薬師寺見どころを全部解説

薬師寺見どころを全部徹底的に解説しています。「凍れる音楽」と評される三重塔である東塔(国宝)・東院堂(国宝)・南門(重文)・西塔・金堂・大講堂・玄奘三蔵院などの薬師寺見どころ・魅力を解説しています。また薬師寺の歴史や本薬師寺なども解説しています。(薬師寺見どころの個別解説下記参照)

【薬師寺 歴史・簡単概要】 奈良世界遺産
薬師寺(やくしじ)とは飛鳥時代後期の680年(天武天皇9年)に第40代・天武天皇(てんむてんのう)が皇后・鵜野讃良(うののさらら・持統天皇(じとうてんのう))の病気平癒を祈願する為に発願し、藤原京右京八条三坊に創建されました。710年(和銅3年)の平城京(へいじょうきょう)遷都後に現在の場所である西ノ京に移されたと言われています。ちなみに移転する前には688年(持統天皇2年)に無遮大会(かぎりなきおがみ)が行われ、698年(文武天皇2年)に伽藍がほぼ完成したと言われています。その後平安時代中期の973年(天禄4年)の火災や戦国時代(室町時代後期)の1528年(享禄元年)の筒井順興(つついじゅんこう)の兵火で多くの伽藍を焼失し、創建当初の建物は東塔だけになりました。
奈良世界遺産・薬師寺(アクセス・・・)基本情報

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【東塔・簡単解説 薬師寺】★★★修学旅行・観光の見どころ
最大のハイライトである東塔は国宝です。東塔は三間三重塔婆(さんげんさんじゅうとうば)です。東塔は奈良時代前期の730年(天平2年)に建立されたと言われています。東塔は山内最古の建物とも言われています。ただ地震・台風で損傷し、度々修理されています。東塔は一見六重塔のように見えるが、三重塔です。三重塔は各層に裳階(もこし)と言われる小さな屋根(下から1・3・5番目)が取り付けられ、六重塔のように見えます。東塔はその姿から「凍れる音楽」とも評されているそうです。東塔は本瓦葺(ほんがわらぶき)です。東塔は最大のハイライトで、西塔とともにインスタ映えスポットです。東塔はその歴史と建築様式に注目です。
(東塔・キーポイント)
●東塔は総高約34.1メートルで、東寺(とうじ)の五重塔、興福寺(こうふくじ)の五重塔、醍醐寺(だいごじ)の五重塔に次いで、国内で4番目に高い塔です。東塔は高さにも注目です。
●東塔は仏壇の四方に江戸時代に造仏された四仏、四隅に平安時代に造仏された四天王(してんのう)像を安置しています。なお東塔はかつてお釈迦(しゃか)様の人生を表した釈迦八相(しゃかはっそう)の内、前半の四相(しそう・因相(いんそう))を表した塑像(そぞう)群像を安置していたが、室町時代に破損して仏壇に改められました。東塔は元々お釈迦様のお墓を意味します。
●東塔は相輪(そうりん)の上部に火災予防の為に水煙(すいえん)が祀られています。
●東塔は2009年(平成21年)から開始された解体・修理に伴う調査により、心礎(しんそ)・四天柱(してんばしら)・側柱(がわばしら)の礎石(そせき)は建立当初から動かされていないことが分かりました。
●東塔は藤原京(ふじわらきょう)に建立されて移されたのか、平城京で新築されたのかという議論があったが、2016年(平成28年)に心柱(しんばしら)が710年(和銅3年)の平城京遷都後の719年(養老3年)に伐採されたことが分かり、平城京で新築された可能性が高まったそうです。

【東院堂・簡単解説 薬師寺】★★★修学旅行・観光の見どころ
ハイライトである東院堂は国宝です。東院堂は奈良時代前期の養老年間(717年~724年)に皇女・吉備内親王(きびないしんのう)が第43代・元明天皇(げんめいてんのう)の冥福を祈る為に建立したが、平安時代中期の973年(天禄4年)の火災によって焼失し、鎌倉時代後期の1285年(弘安8年)に再建されました。その後江戸時代中期の1733年(享保18年)に南向きから西向きに変えられたそうです。東院堂は水害や湿気を避ける為に基檀(きだん)が高いと言われています。東院堂は本瓦葺の入母屋造(いりもやづくり)です。東院堂はその歴史に注目です。
(東院堂・キーポイント)
●東院堂は正面7間・側面4間です。
●東院堂は厨子(ずし)に本尊・聖観音(しょうかんのん)立像(国宝)を安置しています。聖観音立像は聖観音(しょうかんのん)とも言われています。
●東院堂は当初東禅院とも言われていたそうです。

【南門・簡単解説 薬師寺】
南門は重要文化財です。南門は戦国時代(室町時代後期)の1512年(永正9年)に建立されました。南門は境内南にある一間一戸(いっけんいっこ)の四脚門(しきゃくもん)です。南門は本瓦葺の切妻造(きりづまづくり)です。南門は建築様式に注目です。
(南門・キーポイント)
●南門は元々西院の門でした。

【休ヶ岡八幡宮社殿・簡単解説 薬師寺】★★修学旅行・観光の見どころ
休ヶ岡八幡宮(休岡八幡神社)社殿(本殿・東西脇殿)は重要文化財です。休ヶ岡八幡宮は江戸時代初期の1603年(慶長8年)に建立されました。休ヶ岡八幡宮社殿は三間社流造(さんげんしゃながれづくり)です。休ヶ岡八幡宮社殿は檜皮葺(ひわだぶき)です。休ヶ岡八幡宮社殿は建築様式に注目です。
(休ヶ岡八幡宮社殿・キーポイント)
●休ヶ岡八幡宮は平安時代前期の寛平年間(889年~898年)に大分宇佐(うさ)から勧請し、僧形八幡神(そうぎょうはちまんしん)・神功皇后(じんぐうこうごう)・仲津姫命(なかつひめのみこと)を祀っています。

【若宮社社殿・簡単解説 薬師寺】
若宮社社殿は重要文化財です。若宮社社殿は鎌倉時代後期(1275年~1332年)に建立されたと言われています。若宮社社殿は一間社(いっけんしゃ)春日造(かすがづくり)です。若宮社社殿は檜皮葺です。

【西塔・簡単解説 薬師寺】★★修学旅行・観光の見どころ
ハイライトである西塔は戦国時代(室町時代後期)の1528年(享禄元年)の兵火で焼失し、1981年(昭和56年)に伝統様式・技法によって再建されました。西塔は500年後に東塔と同じ高さになるように東塔よりも約30センチ高く再建されました。西塔は東塔とデザインは似ているが、東塔が裳階(もこし)が白壁なのに対し、西塔は連子窓(れんじまど)になっています。東塔も当初連子窓だったが、その後白壁に改修されたそうです。西塔は東塔との高さや様式の違いに注目です。
(西塔・キーポイント)
●西塔はお釈迦様の人生を表した釈迦八相の内、後半の四相(果相(かそう))を表した諸像を安置しています。

【金堂・簡単解説 薬師寺】
金堂は戦国時代(室町時代後期)の1528年(享禄元年)の兵火で焼失し、その後豊臣家が金堂仮堂を建立したが、1615年(慶長20年)の大阪夏の陣による豊臣家滅亡などにより、約400年間仮堂のままでした。その後1976年(昭和51年)に再建されました。金堂の内陣は鉄筋コンクリート造です。
(金堂・キーポイント)
●金堂は奈良時代の仏教彫刻を代表する本尊・薬師三尊(やくしさんぞん)像(国宝)を安置しています。
●金堂仮堂は興福寺(こうふくじ)移され、仮中金堂に改修されました。

【玄奘三蔵院・簡単解説 薬師寺】★★修学旅行・観光の見どころ
玄奘三蔵院(げんじょうさんぞういん)は主要伽藍の北側にあります。玄奘三蔵院には日本画家・平山郁夫(ひらやまいくお)が30年の歳月を掛けて制作した縦約2.2メートル・長さ約49メートルの大唐西域壁画(だいとうさいいきへきが)があります。玄奘三蔵院は1991年(平成3年)に建立され、玄奘塔には玄奘三蔵像を安置しています。玄奘三蔵院では大唐西域壁画に注目です。
(玄奘三蔵院・キーポイント)
●毎月5日に玄奘縁日法要、例年5月5日に玄奘三蔵会大祭、例年1月5日に平和祈願法要が行われています。

【大講堂・簡単解説 薬師寺】★修学旅行・観光の見どころ
大講堂は山内最大の建物です。大講堂は2003年(平成15年)に再建されました。大講堂は白鳳伽藍(はくほうがらん)の雄大さを象徴しているとも言われています。
(大講堂・キーポイント)
●大講堂は正面約41メートル・奥行約20メートル・高さ約17メートルです。大講堂は大きさに注目です。
●大講堂は本尊・銅造三尊像(重要文化財)を安置しています。

【仏像・簡単解説 薬師寺】★★★修学旅行・観光の見どころ
仏像にはいずれも国宝である銅造薬師如来及両脇侍像(薬師三尊像)・銅造観音菩薩立像(東院堂本尊)・八幡三神像(木造僧形八幡神・神功皇后・仲津姫命坐像)・麻布著色吉祥天像、いずれも重要文化財である銅造如来及両脇侍像(大講堂安置)・木造四天王立像・木造四天王立像3躯などがあります。
(仏像・キーポイント)
●銅造薬師如来及両脇侍像(薬師三尊像)は創建当初から金堂に安置されている本尊です。 日本最古の正史「日本書紀(にほんしょき)・720年(養老4年)完成」によると飛鳥時代後期の697年(文武天皇元年)7月29日に開眼法要が行われたと言われています。銅造薬師如来及両脇侍像は白鳳時代を代表する金銅仏とも言われています。なお中尊・薬師如来は像高約254.7センチ、日光菩薩約317.3センチ、月光菩薩約315.3センチです。

【蓮の花・簡単解説 薬師寺】
蓮の名所です。蓮の花は鐘楼周辺に鉢植えにされて並べられます。蓮の花は例年6月下旬頃から8月中旬頃に見頃を迎えます。ちなみに蓮の花の見ごろは午前中と言われています。蓮は夏に注目です。
(蓮の花・キーポイント)
●喜光寺(きこうじ)・唐招提寺(とうしょうだいじ)とともに西ノ京ロータスロードと言われています。ちなみにロータス(Lotus)は蓮です。

【お写経道場・簡単解説 薬師寺】
お写経道場は玄奘三蔵院伽藍にある本坊寺務所の奥にあります。ちなみに薬師寺では1968年(昭和43年)から白鳳伽藍復興の為のお写経勧進を行っています。お写経道場では般若心経・薬師経・唯識三十頌を写経するそうです。お写経道場の開門閉門は毎日8:30~17:00です。(要確認)

【花会式・簡単解説 薬師寺】
例年3月25日から3月31日に花会式(はなえしき)を行っています。花会式では10種の造花を本尊・薬師如来(やくしにょらい)に供え、薬師悔過(けか)法要が1週間行われます。結願の夜には鬼追式(おにおいしき)が行われます。鬼追式では薬師如来の力を授かった毘沙門天(びしゃもんてん)が暴れ回る5匹の鬼を退散させます。
(花会式・キーポイント)
●花会式は奈良時代から行われていたが、平安時代後期の1108年(天仁元年)から本尊・薬師如来に造花を供えるようになり、花会式と言われるようになりました。
薬師寺花会式

【本薬師寺跡・簡単解説 薬師寺】
本薬師寺跡(もとやくしじあと)は特別史跡です。11世紀初頭まで存続していたとも言われ、現在金堂の礎石・東西両塔の上壇や塔の心礎などが残されています。なお橿原市城殿町279(畝傍御陵前駅近く)あります。

【薬師寺見どころ 備考(参考リンク)】
*参考・・・奈良世界遺産・薬師寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ

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