奈良紅葉名所(奈良公園・・・)

談山神社

奈良紅葉名所

奈良紅葉名所を紹介しています。奈良には紅葉の名所がたくさんあるが、その内特に観光客に人気がある寺院・神社などをピックアップしました。一部の寺院・神社などではライトアップが行われ、昼間だけでなく、夜間も紅葉を楽しむことができます。なお紅葉の名所はかなりの人出が予想される為、ゆっくり楽しむことができないかもしれません。

【奈良紅葉名所 マップ・地図】

【奈良紅葉名所 豆知識】
紅葉は緑色の色素・クロロフィル(葉緑素)が分解され、赤色の色素・アントシアンが生成されることで起こります。黄葉は緑色の色素・クロロフィルが分解され、黄色の色素・カロチノイドだけが残ることで起こります。アントシアニンは植物において広く存在する色素、カロテノイドは黄・橙・赤色などを示す天然色素です。なお最低気温8度以下の日が続くと紅葉の見ごろが近くなります。

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【奈良公園】
奈良公園は奈良県奈良市にある都市公園です。奈良公園は明治維新後の神仏分離(廃仏毀釈)によって荒廃していた興福寺の境内と猿沢池付近を整備し、1880年(明治13年)2月14日に開園しました。その後東大寺・春日大社の境内や芳山・春日山・若草山などの山林も編入されました。
紅葉見頃・・・10月下旬~12月上旬頃
奈良公園・紅葉名所

【長谷寺】
長谷寺は寺伝によると686年(朱鳥元年)に僧・道明が初瀬山の西の丘(本長谷寺)に三重塔を建立し、727年(神亀4年)に僧・徳道が東の丘(現在の本堂)に本尊・十一面観音像を安置したと言われています。847年(承和14年)に定額寺に列せられ、858年(天安2年)には僧職・三綱(さんごう)が置かれました。
紅葉見頃・・・11月中旬~12月上旬頃
奈良・長谷寺・紅葉名所長谷寺見どころ

【談山神社】
談山神社は寺伝によると678年(天武天皇7年)に藤原氏の祖・藤原鎌足(中臣鎌足)の長男で、僧・定恵が父・鎌足の墓を摂津安威(阿武山古墳)から大和に移し、十三重塔を建立したのが起源と言われています。その後680年(天武天皇9年)に講堂(現拝殿)が建立され、妙楽寺と号しました。
紅葉見頃・・・11月中旬~12月上旬頃
談山神社・紅葉名所

【室生寺】
室生寺は奈良時代末期に興福寺の僧・賢憬(賢璟)が第50代・桓武天皇の発願により、国家鎮護の寺として創建したと言われています。桓武天皇(山部親王)は宝亀年間(770年~781年)の東宮時代に病気になり、龍神信仰があった室生山で5人が僧が祈祷を修したところ龍神の力によって回復したとも言われています。
紅葉見頃・・・11月中旬~12月上旬頃
奈良・室生寺・紅葉名所室生寺見どころ

【吉野山】
吉野山は奈良県の中央部を流れる吉野川南岸から大峰山脈に続く約8キロメートルの山稜です。吉野山は桜がいずれも世界遺産である金峯山寺・大峰山寺に祀られた蔵王権現の神木とされ、蔵王権現に祈願する際には桜の苗木を寄進することが風習となったこともあり、平安時代頃からたくさん植えられるようになりました。
紅葉見頃・・・11月上旬~12月上旬頃
吉野山・紅葉名所

【正暦寺】
正暦寺は992年(正暦3年)に関白・藤原兼家の子・兼俊僧正が第66代・一条天皇の勅命によって創建したと言われています。正暦寺は勅願寺になり、86院もの塔頭が渓流を挟んであったと言われています。しかし1180年(治承4年)の平重衡による南都焼討により、全山が焼失し、寺領も没収され、一時は廃墟になったとも言われています。
紅葉見頃・・・11月上旬~12月上旬頃
正暦寺・紅葉名所

【長岳寺】
長岳寺(釜口大師)は824年(天長元年)に真言宗の開祖である弘法大師・空海が第53代・淳和天皇の勅願により、大和神社に附属する神宮寺として創建したと言われえいます。大和神社は紀元前92年(崇神天皇6年)に宮中で天照大神とともに同殿共床で祀られていた日本大国魂大神を市磯邑に移し、皇女・淳名城入姫命が祀ったのが起源とも言われています。
紅葉見頃・・・11月下旬頃
長岳寺・紅葉名所

【朝護孫子寺】
朝護孫子寺は寺伝によると聖徳太子が物部守屋を討伐する際、河内稲村城に向かう途中の信貴山で戦勝祈願をすると天空から毘沙門天が出現し、必勝の秘法を授けられて勝利したことから自ら毘沙門天を刻んで創建したのが起源とも言われています。ちなみに聖徳太子は信ずべし貴ぶべき山として、信貴山と名付けたとも言われています。
紅葉見頃・・・11月中旬~12月上旬頃
朝護孫子寺・紅葉名所

【等彌神社】
等彌神社は初代・神武天皇の時代に鳥見山中に造営されたとも言われています。鳥見山の西麓は能登山と言われ、明治時代までは能登宮(能登の宮)と言われていたそうです。等彌神社は10世紀前半に制定せられた「延喜式神名帳」に記載され、10世紀には既に祀られていたと言われています。
紅葉見頃・・・11月上旬~12月上旬頃
等彌神社・紅葉名所

【高取城跡】
高取城跡(高取山城)は南北朝時代の1332年(元弘2年・正慶元年)に大和高市一帯を治める豪族で、南朝方の越智邦澄が標高約583メートルの高取山山頂に築城したのが起源と言われています。高取城は当初立派な櫓や天守がない、自然の地形に多少の工作を加えた掻揚げ城で、越智氏の本城・貝吹山城の支城だったそうです。
紅葉見頃・・・11月中旬~12月上旬頃●
高取城跡・紅葉名所

【鳥見山公園】
鳥見山公園は奈良県宇陀市と桜井市の境に位置する標高約734メートル鳥見山の頂上近くにある面積約8ヘクタールの公園です。ちなみに鳥見山は奈良時代に成立した日本最古の正史「日本書紀」によると初代・神武天皇が皇祖神・天神を祀った場所である霊畤という伝承に登場し、榛原という地名の由来にもなっています。
紅葉見頃・・・11月中旬~下旬頃●
鳥見山公園・紅葉名所

【依水園】
依水園は奈良県奈良市にある面積約3,400坪の日本庭園・池泉回遊式庭園です。依水園は前園と後園に分かれています。前園は延宝年間(1673年~1681年)に奈良晒を商う御用商人・清須美道清が煎茶を愉しむ為、吉城川近くに別邸として三秀亭を移築し、挺秀軒を建て、若草山・春日山・御蓋山などを望む庭園を造ったのが始まりです。
紅葉見頃・・・11月中旬~下旬頃
依水園・紅葉名所

【竜田公園】
竜田公園は竜田大橋を中心に大和川水系の支流で一級河川・竜田川沿いの総延長約2キロ・面積約14ヘクタールの都市公園です。ちなみに竜田川は上流は生駒川・中流は平群川とも言われているそうです。竜田公園では2000年(平成12年)4月に管理棟・駐車場が設置されました。
紅葉見頃・・・11月下旬~12月上旬頃
竜田公園・紅葉名所

【みたらい渓谷】
みたらい渓谷(御手洗渓谷)は奈良県中部に位置する吉野郡天川村にあります。みたらい渓谷は一級河川・新宮川水系の天ノ川の支流・山上川の下流部で、川迫川が合流する付近にあるエメラルドグリーンに輝く神秘的な淵を持つ峡谷です。ちなみに新宮川は水系名は新宮川だが、河川名は1998年(平成10年)から熊野川に改められたそうです。
紅葉見頃・・・11月上旬~中旬頃
みたらい渓谷・紅葉名所

【奈良紅葉名所 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。

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