唐招提寺の見どころ解説-修学旅行・観光の簡単まとめ

唐招提寺見どころ

唐招提寺の見どころ解説

唐招提寺の見どころを簡単にまとめてポイント解説します。見どころには奈良時代に建立された最大のハイライトである金堂(国宝)や平城宮の東朝集殿から建立された貴重な講堂(国宝)・鼓楼(国宝)などがあります。なお唐招提寺の見どころ解説では修学旅行・観光を満喫できるように文化財(国宝・重要文化財・名勝・史跡)を中心に解説しています。(個別解説下記参照)

唐招提寺歴史

【金堂の徹底解説-唐招提寺】★修学旅行・観光

唐招提寺で絶対に見逃せない、必ず見るべき存在が金堂です。金堂は約1,200年の歴史がある世界遺産・唐招提寺の最大のハイライト・目玉です。金堂は唐招提寺の本堂にあたり、訪れた際には最初にお参りしましょう。

  • 概要・・・金堂(国宝)は本尊・盧舎那仏(るしゃなぶつ)坐像(国宝)や薬師如来(やくしにょらい)立像(国宝)・千手観音(せんじゅかんのん)立像(国宝)を安置しています。また梵天(ぼんてん)立像・帝釈天(たいしゃくてん)立像・四天王(してんのう)立像なども安置しています。
  • 歴史・・・金堂は奈良時代(8世紀後半)に鑑真和上(がんじんわじょう)の弟子で、渡来僧・如宝(にょほう)が建立しました。金堂は奈良時代に当初から金堂として建立された唯一金堂と言われています。なお金堂の屋根に置かれていた鴟尾(しび)は劣化が激しく、平成の大修理の際に新しい鴟尾に代えられました。西側の鴟尾は奈良時代(8世紀後半)、東側の鴟尾は1323年(元亨3年)に造られました。
  • 様式・・・金堂は屋根が寄棟造(よせぬねづくり)の本瓦葺(ほんがわらぶき)です。金堂は正面・奥行が桁行七間・梁間四間です。金堂は正面間口の中央が幅約4.7メートルだが、両端が次第に狭くなって幅約3.3メートルです。
  • 調査・・・金堂は2000年(平成12年)から開始された平成の大修理に伴う調査により、781年(天応元年)に伐採されたヒノキが使われていたことが分かりました。
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【講堂の徹底解説-唐招提寺】★修学旅行・観光

唐招提寺で見逃せない、見るべき存在が講堂です。講堂は1,200年以上前の平城宮の唯一の遺構と言われているある唐招提寺のハイライトです。講堂は奈良時代の宮廷建築として貴重と言われています。

  • 概要・・・講堂(国宝)は僧侶が習学する場所で、講師・読師(どくし)が座る論義台が置かれています。講堂は本尊・弥勒如来(みろくにょらい)坐像(重要文化財)や持国天(じこくてん)立像(重要文化財)・増長天(ぞうちょうてん)立像(重要文化財)などを安置していました。
  • 歴史・・・講堂は760年(天平宝字4年)頃に行われた平城宮(へいじょうきゅう)の改修の際、東朝集殿(ひがしちょうしゅうでん)を移築して建立されたと言われています。その後鎌倉時代に切妻造(きりづまづくり)から入母屋造(いりもやづくり)に改められたと言われています。
  • 様式・・・講堂は屋根が入母屋造の本瓦葺です。講堂は正面・奥行が桁行九間・梁間四間です。
  • 行事・・・例年6月6日に開山忌舎利会(かいざんきしゃりえ)が行われ、舎利会御諱(おんいみな)法要が行われています。

【鼓楼の徹底解説-唐招提寺】★修学旅行・観光

唐招提寺で見逃せない、見るべき存在が鼓楼です。鼓楼は仏教の開祖・お釈迦様の遺骨・仏舎利を祀る唐招提寺のハイライトです。

  • 概要・・・鼓楼(国宝)は厨子(ずし)に仏舎利(ぶっしゃり)を収めた金亀舎利塔(きんきしゃりとう)を安置しています。鼓楼は西側の対称位置にある鐘楼(しょうろう)に対して鼓楼と言われているが、太鼓ではなく、鑑真和上が唐(中国)から請来(しょうらい)した仏舎利を安置して舎利殿(しゃりでん)と言われています。
  • 歴史・・・鼓楼は1240年(仁治元年)に建立されました。
  • 様式・・・鼓楼は二階建ての楼造(ろうづくり)です。鼓楼は屋根が入母屋造の本瓦葺です。鼓楼は正面・奥行が桁行三間・梁間二間です。
  • 仏舎利・・・金亀舎利塔は鑑真和上請来の如来舎利三千粒(にょらいしゃりさんぜんりゅう)を収める白瑠璃舎利壺(はくるりしゃりこ)とそれを包む方円彩糸花網(ほうえんさいしかもう)から構成されています。
  • 行事・・・例年5月19日にうちわまきが行われています。

【経蔵の簡単解説-唐招提寺】★修学旅行・観光

唐招提寺で見逃せないのが経蔵です。経蔵は唐招提寺創建以前の歴史を持ち、山内最古の建物と言われています。

  • 概要・・・経蔵(国宝)は校倉倉庫です。経蔵は日本最古の校倉と言われています。
  • 歴史・・・経蔵は759年(天平宝字3年)の唐招提寺創建以前にあった第40代・天武天皇の第7皇子・新田部親王(にいたべしんのう)邸の米倉を改造して建立されたと言われています。
  • 様式・・・経蔵は校倉造(あぜくらづくり)です。経蔵は屋根が寄棟造の本瓦葺です。経蔵は正面・奥行が桁行三間・梁間三間です。

【宝蔵の簡単解説-唐招提寺】

  • 概要・・・宝蔵(国宝)は校倉倉庫です。宝蔵は経蔵と並んで建立されているが、経蔵よりも一回り大きくなっています。
  • 歴史・・・宝蔵は759年(天平宝字3年)の唐招提寺創建時に建立されたと言われています。
  • 様式・・・宝蔵は校倉造です。宝蔵は屋根が寄棟造の本瓦葺です。宝蔵は正面・奥行が桁行三間・梁間三間です。

【礼堂・東室の簡単解説-唐招提寺】

  • 概要・・・礼堂(重要文化財)は隣に建立されている鼓楼に安置されている仏舎利を礼拝する為の堂宇です。礼堂は釈迦如来(しゃかにょらい)立像(重要文化財)・日供舎利塔(にくしゃりとう・重要文化財)を安置しています。
  • 歴史・・・礼堂は1283年(弘安6年)に僧房(そうぼう)を改築して建立されたと言われています。
  • 様式・・・礼堂は屋根が入母屋造の本瓦葺です。礼堂・東室は正面・奥行が桁行十九間・梁間四間です。桁行十九間の内、南八間が礼堂(仏堂)、北十間が東室(ひがしむろ)、礼堂と東室の間の一間が通路である馬道(めどう)です。

【御影堂の徹底解説-唐招提寺】★修学旅行・観光

唐招提寺で見逃せないのが御影堂です。御影堂は唐招提寺の重要人物である開山・鑑真和上を祀っています。

  • 概要・・・御影堂(重要文化財)は宸殿(しんでん)・殿上(でんじょう)・玄関から構成されています。御影堂は鑑真和上坐像(国宝)を安置しています。御影堂には画家・東山魁夷(ひがしやまかい)が描いた鑑真和上坐像厨子扉絵・ふすま絵・障壁画があります。
  • 歴史・・・御影堂は1649年(慶安2年)に興福寺(こうふくじ)の別当坊・一乗院(いちじょういん)の宸殿として建立されました。その後一乗院が廃絶すると1962年(昭和37年)までは奈良県庁や奈良地方裁判所の庁舎として使用され、1964年(昭和39年)に唐招提寺に移築されました。
  • 様式・・・御影堂は屋根が入母屋造の銅板葺(どうばんぶき)です。御影堂は正面・奥行が桁行約23.0メートル・梁間約15.1メートルです。

【瓊花の簡単解説-唐招提寺】

  • 概要・・・瓊花(けいか)は御影堂供華園(くげえん)に植えられています。御影堂供華園は瓊花が見頃を迎える4月中旬頃から5月頃に特別に開園しています。なお瓊花は中国・江蘇省揚州市原産のスイカズラ科ガマズミ属の半常緑低木で、八仙花(はっせんか)とも言われています。瓊花は小さな白い花を咲かせます。
  • 歴史・・・瓊花は1963年(昭和38年)の鑑真和上遷化(せんげ)1,200年の記念事業の一環として、中国仏教協会から贈られました。

【蓮の簡単解説-唐招提寺】★修学旅行・観光

唐招提寺で見逃せないのが蓮です。薬師寺は喜光寺(きこうじ)・薬師寺(やくしじ)とともに西ノ京ロータスロードと言われています。ちなみにロータス(Lotus)は蓮です。

  • 概要・・・唐招提寺は蓮(ハス)の名所です。蓮は境内2ヶ所の池などで見ることができます。蓮は例年6月下旬頃から8月中旬頃に見頃を迎えます。ちなみに蓮の見ごろは午前中と言われています。なお唐招提寺蓮は鑑真和上が唐(中国)から将来したと言われています。

【新宝蔵の簡単解説-唐招提寺】

  • 概要・・・新宝蔵は所有する大日如来坐像(重要文化財)や旧講堂木彫仏群などを収蔵・展示しています。ただ新宝蔵が公開されるのは例年春・秋・年末年始だけです。ただ夏場に臨時公開される場合があります。(要確認)
  • 歴史・・・新宝蔵は1970年(昭和45年)に建設されました。
  • 様式・・・新宝蔵は鉄筋コンクリート造です。

【うちわまきの簡単解説-唐招提寺】★修学旅行・観光

  • 概要・・・うちわまきは例年5月19日に行われています。うちわまきでは先ず中興忌梵網会(ちゅうこうきぼんもうえ)の法要や舞楽の奉納が行われ、その後鼓楼で参拝者に千本以上のうちわが撒かれます。
  • 歴史・・・うちわまきは鎌倉時代に唐招提寺中興の祖・大悲菩薩覚盛上人(だいひぼさつかくじょうしょうにん)が亡くなった際、法華寺(ほっけじ)の尼僧が宝扇(ほうせん)を供えたことに由来しています。

唐招提寺うちわまき

【唐招提寺見どころ 備考(参考リンク・・・)】
*参考・・・唐招提寺(見どころ・アクセス・・・)ホームページ

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