春日大社采女神社・春日大社見どころ(修学旅行)

春日大社采女神社

●春日大社采女神社は猿沢池(さるさわのいけ)の西北畔に祀られている春日大社(かすがたいしゃ)の境外末社です。采女神社では毎年中秋の名月の日に采女祭(例祭)が行われています。なお采女神社は采女命(うねめのみこと)を祀り、縁結びのご利益があるとも言われています。また事代主神(ことしろぬしのかみ)を祀っているとも言われています。
采女神社は起源が明確ではありません。平安時代中期頃の歌物語「大和物語(やまとものがたり)」によると奈良時代に天皇に仕えていた采女が猿沢池に身を投げたことからその霊を慰める為に猿沢池の畔に祀られたとも言われています。また「元要記」によると権中納言・藤原良世(ふじわらのよしよ)建立、興南院権僧正・快祐(かいゆう)勧請とも言われています。その後造営された社殿は采女が入水した猿沢池を見るのは忍びないと一夜の内に猿沢池に背を向けたとも言われています。1902年(明治35年)に土塀を撤去して造営され、北側・東側に瑞垣が巡らせられています。
采女祭は奈良時代に天皇に仕えていた采女が猿沢池に身を投げたことからその霊を慰める為に行われるようになったと言われています。采女祭では七夕の夜に貴族が秋草で飾った花扇を御所に献上し、池に浮かべて風雅を楽しんだことに因んで行事が行われます。采女祭では花扇奉納行列・花扇奉納神事・管絃の船の儀が行われます。花扇奉納行列では秋の七草で美しく飾られた花扇を乗せた車・十二単姿の花扇使を乗せた御所車などが練り歩きます。花扇奉納神事では采女神社で神事が行われ、花扇が奉納されます。管絃の船の儀では雅楽が奏される中、管絃船(龍頭舟・鷁首舟)が猿沢池をめぐり、花扇が池に投じられます。
猿沢池は749年(天平21年)に興福寺(こうふくじ)で放生会(ほうじょうえ)を行う放生池(ほうじょうち)として造られました。猿沢池は周囲約360メートルです。室町時代に猿沢池月は東大寺鐘・春日野鹿・南円堂藤・佐保川蛍・雲居坂雨・轟橋旅人・三笠山雪とともに南都八景に数えられました。ちなみに猿沢池は京都・大覚寺の大沢池と滋賀・石山寺とともに日本三大名月観賞池にも数えられました。明治維新後の神仏分離(廃仏毀釈)で荒廃し、1880年(明治13年)2月14日に開園した奈良公園の一部になりました。なお猿沢池には澄まず・濁らず・出ず・入らず・蛙はわかず・藻は生えず・ 魚が七分に水三分という七不思議が残されています。
春日大社見どころ

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