円成寺春日堂・白山堂・円成寺見どころ(修学旅行・観光)

円成寺春日堂・白山堂

●円成寺春日堂・白山堂は1914年(大正3年)4月17日に国の重要文化財、1953年(昭和28年)3月31日に国宝に指定されました。
●円成寺春日堂・白山堂は鎌倉時代前期の1228年(安貞2年)に春日大社(かすがたいしゃ)で式年造替(しきねんぞうたい)が行われた際、春日大社神主・藤原時定(ふじわらのときさだ)から旧社殿(本殿)を拝領し、円成寺の鎮守社として祀ったと言われています。春日堂・白山堂は日本国内で最も古い春日造の社殿です。1916年(大正5年)に解体修理が行われた際、春日堂から修理の棟札6枚(表裏合わせて8枚)が発見され、戦国時代(室町時代後期)の1518年(永正15年)から幕末(江戸時代末期)の1867年(慶応3年)の間に修理が行われていたことが分かりました。ちなみに棟札も国宝に指定されています。明治時代初期に神仏分離(廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)からの破壊を免れる為、「社」ではなく、仏堂風に「堂」と称したとも言われています。春日堂・白山堂は円成寺の鎮守社としで、春日堂に春日大明神(かすがだいみょうじん)、白山堂に白山大権現(はくさんだいごんげん)を祀っています。
春日大明神は春日大社の祭神である武甕槌命・経津主命・児屋根命・比売神の総称です。春日大明神は春日権現(かすがごんげん)とも言われ、神仏習合の神です。武甕槌命は不空羂索観音(ふくうけんじゃくかんのん)、経津主命は薬師如来(やくしにょらい)、児屋根命は地蔵菩薩(じぞうぼさつ)、比売神は十一面観音(じゅういちめんかんのん)を本地仏としています。
白山大権現は石川県にある標高約2,702メートルの白山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神です。白山大権現は十一面観音を本地仏としています。白山大権現(菊理媛神(くくりひめのかみ))は喧嘩するイザナギとイザナミを仲裁したことから縁結びの神様とも言われています。
春日大社は社伝によると約1,300年前に常陸国(ひたちのくに)・鹿島神宮(かしまじんぐう)の祭神・武甕槌命(たけみかづちのみこと)を御蓋山(みかさやま)の山頂・浮雲峰(うきぐものみね)に勧請したのが起源と言われています。その後768年(神護景雲2年)に左大臣・藤原永手(ふじわらのながて)が第48代・称徳天皇(しょうとくてんのう)の勅命により、現在の場所に社殿を造営し、下総国(しもうさのくに)・香取神宮(かとりじんぐう)の祭神・経津主命(ふつぬしのおおみこと)や河内国(かわちのくに)・枚岡神社(ひらおかじんじゃ)の祭神・天児屋根命(あめのこやねのみこと)と祭神・比売神(ひめがみ)を勧請したと言われています。その後平安時代に藤原氏が隆盛すると官祭が行われるようになりました。
式年造替は768年(神護景雲2年)の社殿造営以来、1,200年にわたって、20年に一度行われてきました。最近では2015年(平成27年)から2016年(平成28年)に掛けて式年造替が行われました。
●円成寺春日堂・白山堂は同規模・同形式です。春日堂・白山堂は春日造(かすがづくり)で、檜皮葺(ひわだぶき)です。正面は入母屋造、裏は切妻造になっており、鎌倉時代初期の社殿の特色があるとも言われています。
春日造は切妻造(きりづまづくり)の妻入(つまいり)で、正面に庇(ひさし)である階隠(はしかくし)を設け、屋根上(棟)に置き千木(ちぎ)・鰹木(かつおぎ)が付けられています。春日造は仏教建築の影響を受け、奈良時代中期に現れたとも言われています。
檜皮葺は屋根葺手法の一形式です。檜皮葺では檜(ひのき)の樹皮を用いて屋根を葺きます。檜皮葺は日本以外では見られない日本古来の手法です。檜皮葺は飛鳥時代の668年(天智天皇7年)に滋賀県大津市の廃寺・崇福寺(すうふくじ)の諸堂が檜皮で葺かれた記録が最古の記録です。
円成寺見どころ

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