円成寺見どころ-修学旅行・観光ポイントまとめ

円成寺見どころ

円成寺見どころ

円成寺見どころを解説しています。修学旅行・観光に役立つ簡単まとめを提供。円成寺で見逃せない春日堂(国宝)・白山堂(国宝)・本堂(重文)を解説しています。円成寺有数の見どころである春日堂・白山堂は1228年(安貞2年)に春日大社から拝領し、国内最古の春日造と言われています。(円成寺見どころ下記参照)

【円成寺 歴史・簡単概要】
円成寺(えんじょうじ)は寺伝によると奈良時代中期の756年(天平勝宝8年)に唐(中国)の渡来僧・鑑真和上(がんじんわじょう)の弟子・虚滝和尚(ころうおしょう)が聖武上皇(第45代・聖武天皇(しょうむてんのう))と第46代・孝謙天皇(こうけんてんのう)の勅願によって創建したとも、平安時代後期の1026年(万寿3年)に中興の祖・命禅上人(みょうぜんしょうにん)が十一面観音(じゅういちめんかんのん)像を安置したのが起源とも言われています。1112年(天永3年)に小田原聖(おだわらひじり)と言われた僧・経源(きょうげん)が阿弥陀堂を建立して阿弥陀如来(あみだにょらい)像を安置し、1153年(仁平3年)に京都・仁和寺(にんなじ)の寛遍上人(かんぺんしょうにん)が東密忍辱山流(とうみつにんにくせんりゅう)を立宗したとも言われています。その後伽藍が整備されたが、室町時代中期の応仁の乱(1467年(応仁元年)~1477年(文明9年))の兵火で伽藍の多くを焼失しました。1487年(文明19年)に栄弘阿闍梨(えいこうあじゃり)らが14の堂宇を再建し、江戸時代には23の子院を有するようになりました。
円成寺(アクセス・・・)基本情報

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【円成寺-春日堂・白山堂・見どころ】 ★★★修学旅行
春日堂・白山堂は見逃せない国宝(1953年(昭和28年)3月31日指定)です。春日堂・白山堂は鎌倉時代前期の1228年(安貞2年)に春日大社(かすがたいしゃ)で式年造替(しきねんぞうたい)が行われた際、神主・藤原時定(ふじわらのときさだ)から旧殿を拝領して鎮守社として祀りました。春日堂・白山堂は国内最古の春日造(かすがづくり)とも言われています。1916年(大正5年)の解体修理の際、春日堂から棟札が発見され、戦国時代の1518年(永正15年)から幕末の1867年(慶応3年)の間に修理が行われたことが分かりました。なお春日堂・白山堂は一間社(いっけんしゃ)春日造の檜皮葺(ひわだぶき)です。
(春日堂・白山堂・ポイントまとめ)
●春日堂は春日大明神(かすがだいみょうじん)、白山堂は白山大権現(はくさんだいごんげん)を祀っています。
●春日堂・白山堂は明治維新後の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)を免れる為、春日社・白山社ではなく、仏堂風に春日堂・白山堂としたとも言われています。

【円成寺-本堂(阿弥陀堂)・見どころ】 ★★★修学旅行
本堂(阿弥陀堂)とは見どころである見どころである重要文化財(1952年(昭和27年)7月19日指定)です。本堂は寺伝によると室町時代中期の1466年(文正元年)に再建されたとも、棟木銘によると1472年(文明4年)に再建されたとも言われています。1958年(昭和33年)からの復元・解体修理により、平安時代後期の1112年(天永3年)に建立され、1466年(文正元年)に焼失した旧・本堂の規模・様式をそのままに再建したものと言われています。なお本堂は銅板葺(どうばんぶき)の入母屋造(いりもやづくり)です。
(本堂(阿弥陀堂)・ポイントまとめ)
●本堂は正面三間・側面四間です。
●本堂には本尊・阿弥陀如来(あみだにょらい)坐像(重要文化財)、その四方に四天王(してんのう)立像(重要文化財)が安置されています。また内陣の柱には阿弥陀如来に随って来迎する二十五菩薩(にじゅうごぼさつ)も描かれています。

【円成寺-楼門・見どころ】 ★★修学旅行
楼門は見逃せない重要文化財(1906年(明治39年)4月14日指定)です。楼門は三間一戸(さんけんいっこ)の2階建ての二重門(にじゅうもん)です。楼門は室町時代中期の1466年(文正元年)に兵火で焼失し、1468年(応仁2年)に再建されました。楼門は檜皮葺の入母屋造です。
(楼門・ポイントまとめ)
●楼門には阿弥陀如来を表すキリク(梵字(ぼんじ))が刻まれています。

【円成寺-宇賀神本殿・見どころ】 ★★修学旅行
宇賀神本殿は見逃せない重要文化財(1952年(昭和27年)3月29日指定)です。宇賀神本殿は春日堂(国宝)・白山堂(国宝)東隣の覆屋(おおいや)内に建立されています。宇賀神本殿は鎌倉時代後期(1275年~1332年)に建立されたとも言われています。なお宇賀神本殿は一間社春日造の檜皮葺です。向拝(こうはい)は唐破風造(からはふづくり)です。
(宇賀神本殿・ポイントまとめ)
●宇賀神本殿は宇賀神(うがじん)を祀っています。
●宇賀神本殿は春日造の社殿の中で、向拝を唐破風にした奈良県内最古級とも言われています。

【円成寺-多宝塔・見どころ】 ★修学旅行
多宝塔は1990年(平成2年)に再建されました。多宝塔はかつて後白河法皇(第77代・後白河天皇(ごしらかわてんのう))の寄進によって建立されたが、室町時代中期の応仁の兵火(おうにんのらん)で焼失しました。その後再建されたが、1920年(大正9年)に老朽化によって鎌倉に移譲されました。
(多宝塔・ポイントまとめ)
●多宝塔には平安時代後期の1176年(安元2年)に仏師・運慶(うんけい)が完成させた大日如来(だいにちにょらい)坐像(国宝)が安置されています。

【円成寺-護摩堂・見どころ】
護摩堂では毎月28日の縁日に不動明王(ふどうみょうおう)護摩供養(ごまくよう)が行われています。護摩堂は江戸時代中期の1730年(享保15年)に再建されました。その後老朽化し、1994年(平成6年)に改修されました。
(護摩堂・ポイントまとめ)
●護摩堂には不動明王立像が本尊として安置されています。また旧・食堂(じきどう)の本尊であった僧形(そうぎょう)文殊菩薩(もんじゅぼさつ)坐像、真言宗(しんごんしゅう)の宗祖である弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)坐像も安置されています。

【円成寺-庭園・見どころ】
庭園とは見逃せない国の名勝(1973年(昭和48年)10月9日指定)です。庭園は面積約千五百坪の池泉回遊式庭園で、東西に長く、中央と西に中島があります。庭園は平安時代末期の寛遍上人(かんぺんしょうにん)の時代に作庭されたとも言われています。明治時代以降に池と伽藍地の間に県道が敷設されて景観が著しく損なわれたが、1961年(昭和36年)に県道が庭園の南側に移され、1976年(昭和51年)に庭園が復元されました。
(庭園・ポイントまとめ)
●庭園は阿弥陀堂前に作庭された浄土式(じょうどしき)庭園として、奥州平泉(岩手県)の毛越寺(もうつうじ)の庭園とともに貴重な遺構とも言われています。
●庭園ではかつて中央の島に橋が架けられていました。

【円成寺見どころ 備考(参考リンク)】
*参考・・・奈良・円成寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ

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