来迎院しだれ桜(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
来迎院
来迎院(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。来迎院はかつて天河神社(天河大弁財天社)の塔頭だったと言われています。天河神社は江戸時代までの神仏習合時代に琵琶山白飯寺と号し、弁才天(宇賀神王)を本尊として祀っていました。白飯寺は法相宗の大本山・興福寺の塔頭・一乗院門跡の末寺だったそうです。
【来迎院 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県吉野郡天川村坪内
最寄り駅・バス停・・・天河大弁財天社前(徒歩すぐ)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄吉野線・下市口駅から奈良交通バス・中庵住行き
路線・時刻表・運賃チェック
【来迎院 拝観時間・時間(要確認)】
確認中
【来迎院 拝観料金・料金(要確認)】
確認中
【来迎院 歴史・簡単概要】
来迎院(らいごういん)は奈良県吉野郡天川村坪内にあります。来迎院はかつて日本三大弁財天に数えられた天河神社(てんかわじんじゃ・天河大弁財天社(てんかわだいべんざいてんしゃ))の塔頭(たっちゅう)だったと言われています。ちなみに天河神社は起源が明確ではありません。天河神社は戦国時代(室町時代後期)に法相宗(ほっそうしゅう)の大本山・興福寺(こうふくじ)の僧・英俊(えいしゅん)が記した「多聞院日記(たもんいんにっき)・1576年(天正4年)」によると飛鳥時代(592年(崇峻天皇5年)~710年(和銅3年))に修験道(しゅげんどう)の祖である役行者(えんのぎょうじゃ)・役小角(えんのおづの)が大峯山(おおみなやま)に蔵王権現(ざおうごんげん)を祀るのに先立って、最高峰・弥山(みせん)の鎮守として弁才天を祀ったのが起源とも言われています。その後第40代・天武天皇(てんむてんのう)が壺中天の故事に従って、現在の場所に社宇を建立したとも言われています。来迎院は元々天河神社奥の南朝黒木御所跡(くろきごしょあと)にあり、南朝の行宮所であったと伝えられています。来迎院は大火に見舞われ、その後現在の場所に再建されました。来迎院は本尊である千手観音(せんじゅかんのん)立像や不動明王(ふどうみょうおう)と二童子立像などが祀られています。
来迎院は真言宗醍醐派の寺院です。
*参考・・・来迎院(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【来迎院 見どころ・文化財】
来迎院の見どころは奈良県指定天然記念物で、樹齢約700年以上とも言われるイチョウの巨樹です。イチョウの巨樹は樹高約35メートル・胸高周囲約6.81メートルで、枝張りが南北約30.5メートル・東西約26.5メートルです。イチョウの巨樹には真言宗(しんごんしゅう)の宗祖である弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)お手植えという伝承も残されているそうです。またしだれ桜も見どころです。しだれ桜は例年4月上旬頃~4月中旬頃に見ごろを迎えます。
●奈良で人気の桜名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
奈良桜名所・見ごろ
【来迎院 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0747-63-0453(来迎院)
【来迎院 おすすめ散策ルート】
来迎院では東側にある南朝黒木御所跡を散策するのがおすすめです。また西側にある在原業平(ありわらのなりひら)ノ墓を散策するのもいいかもしれません。
【来迎院 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場あり。