奈良4月のイベント・行事(おたいまつ・桜ライトアップ・・・)
奈良4月のイベント・行事
奈良4月のイベント・行事では新薬師寺おたいまつ・吉野山桜ライトアップなどのイベント・行事を紹介しています。また當麻寺練供養会式・大和神社ちゃんちゃん祭なども紹介しています。なおイベント・行事では日程・内容が変更になっている場合があります。
【奈良4月の注目のイベント・行事】
●新薬師寺おたいまつ(修二会)は天平時代から行われているとも言われています。4月8日はお釈迦様の誕生日とされ、寺院ではお釈迦様の誕生を祝う花まつり(灌仏会・降誕会・浴仏会)が行われるが、新薬師寺では4月8日が本尊・薬師如来のご縁日とされ、おたいまつ(修二会)が行われているそうです。
●吉野山桜ライトアップは毎年桜が見ごろを迎える時期に行われています。吉野山はいずれも世界遺産で、修験道の祖である役行者(えんのぎょうじゃ)・役小角(えんのおづの)が創建したと言われている金峯山寺(きんぷせんじ)・大峰山寺(おおみねさんじ)に祀られている蔵王権現(ざおうごんげん)の神木が桜とされ、蔵王権現に祈願する際には桜の苗木を寄進することが風習となったこともあり、平安時代頃から桜の木がたくさん植えられるようになりました。
【奈良4月のイベント・行事(要確認)】
●例年3月下旬頃~4月下旬頃に吉野山で桜ライトアップが行われ、下千本・中千本・上千本などがライトアップされます。吉野山は白山桜(シロヤマザクラ)など約200種・約3万本の桜の木が植えられ、例年4月上旬頃~中旬頃に見ごろを迎えます。
吉野山桜ライトアップ
●例年3月下旬頃~4月上旬頃に郡山城跡で大和郡山お城祭りが行われます。夜間にぼんぼりが灯されたり、数珠くり法要・金魚品評会・時代行列・白狐お渡り・市民パレードなどのイベントが行われたりします。
郡山城跡大和郡山お城祭り
●例年4月1日に大和神社でちゃんちゃん祭が行われます。花で飾られた大和神社の神輿や大和神社の摂社である増御子神社(ますみこじんじゃ)の神輿・白装束の氏子・騎馬武者・稚児などが山の辺の道にある御旅所・大和稚宮神社(おおやまとわかみやじんじゃ)までの約2キロを巡行します。
大和神社ちゃんちゃん祭
●例年4月1日~7日に法華寺でひな会式が行われ、光明皇后が蓮池を歩く姿を写したとも言われている本尊・十一面観音(国宝)の前に可憐な子供の姿をした善財童子(ぜんざいどうじ)50体余りを祀って法要が行われます。
法華寺ひな会式
●例年4月5日に水谷神社(春日大社)で鎮花祭が行われ、神前に桜の花を供え、祢宜座狂言(ねぎざきょうげん)による大蔵流狂言(おおくらりゅうきょうげん)が奉納されます。鎮花祭では夏場に向かって流行する疫病を鎮めます。
水谷神社(春日大社)鎮花祭
●例年4月8日に新薬師寺でおたいまつが行われます。長さ約7メートルの大松明10本と籠松明1本が僧侶を本堂まで先導し、本堂の周囲を回ります。本堂では本尊・薬師如来に桃の生花と南天を飾り、無数の灯明を灯し、神明帳を読み上げて、全国の神々を勧請し、天下泰平を祈願する初夜法要が行われます。
新薬師寺おたいまつ
●例年4月14日に當麻寺で練供養会式が行われます。中将姫(ちゅうじょうひめ)の命日に中将姫が生きたまま極楽浄土に迎えられた現身往生(来迎引接)を再現したものです。練供養会式では西方極楽浄土を象徴する本堂(曼陀羅堂)と俗世間を象徴する娑婆堂を観音菩薩などが往復します。
當麻寺練供養会式
●例年4月17日に興福寺で放生会が行われます。先ず南円堂横にある一言観音堂(ひとことかんのんどう)で法要が行われ、その後猿沢池(さるさわいけ)に移動して般若心経を読経し、川魚を猿沢池に放流します。
興福寺放生会
●例年4月19日に漢国神社で饅頭祭が行われ、神前に全国の菓子業者が製造した饅頭などの銘菓を供え、菓子業界の繁栄を祈願します。饅頭祭では饅頭などの接待も行われます。(要確認)
漢国神社饅頭祭
●例年4月25日に興福寺で文殊会が行われ、先ず稚児行列が奉納された一字書の奉額車を引いて、浄教寺から文殊菩薩を安置する東金堂まで練り歩きます。その後文殊菩薩に授福増知恵の祈願文と能筆の額を祀り、福徳・智恵を授かります。
興福寺文殊会
【奈良4月のイベント・行事 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
奈良桜見ごろ