春日野園地(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
春日野園地
春日野園地(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。春日野園地を中心として例年8月に行われているなら燈花会は1999年(平成11年)から始まりました。「燈花」はロウソクの灯心の先にできる花の形のかたまりで、かたまりができると仏教的に縁起がよいと言われているそうです。
【春日野園地 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市雑司町
最寄り駅・バス停・・・近鉄奈良駅(徒歩約20分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄奈良線
*JR奈良線・奈良駅(徒歩約30分)
*奈良交通バス・市内循環外回りの場合、東大寺大仏殿・春日大社前(徒歩約5分)
路線・時刻表・運賃チェック
【春日野園地 拝観時間・時間(要確認)】
自由
【春日野園地 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【春日野園地 歴史・簡単概要】
春日野園地(かすがのえんち)は東側に若草山(わかくさやま)、北西に東大寺(とうだいじ)の大仏殿(国宝)、西側に東大寺の南大門(国宝)、南側に浮雲園地(うきぐもえんち)にあります。春日野園地からは大仏殿の瓦屋根を眺めることができます。ちなみに東大寺は奈良時代前期の728年(神亀5年)に第45代・聖武天皇(しょうむてんのう)と光明皇后(こんみょうこうごう)が早逝した皇太子・基皇子(もといのみこ)の菩提を追修する為、東大寺初代別当・良弁僧正(ろうべんそうじょう)ら9人の智行僧を住まわせた若草山の山房を起源とする金鍾山寺(きんしょうせんじ)が起源と言われています。春日野園地は奈良公園内で最も広い多目的広場です。春日野園地では東大寺横にある三社池(三社託宣池)の水面に映し出される緑と春日野園地から若草山・春日山(かすがやま)につながる緑のコントラストが美しいとされ、奈良県景観資産に選ばれています。三社池では鎌倉時代後期の正応年間(1288年~1293年)に第92代・伏見天皇(ふしみてんのう)の皇子で、東大寺別当・東南院門跡であった聖珍法親王が三社託宣を感得したと言われています。春日野園地は奈良公園の自然景観を代表するようなスポットと言われています。春日野園地には休憩所やベンチが設置され、じっくり光景を楽しむことができます。なお春日野園地には浮雲園地(うきぐもえんち)との境に三笠山(若草山)と御蓋山(春日山)の間にある春日山原始林を源とし、上流部を水谷川(みずやがわ)と言われている吉城川(よしきがわ)が流れています。
奈良公園は1880年(明治13年)に神仏分離・廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)によって荒廃していた興福寺(こうふくじ)の境内と猿沢池(さるさわいけ)付近を整備して開園しました。その後東大寺(とうだいじ)・春日大社(かすがたいしゃ)の境内や芳山(ほやま)・春日山(かすがやま)・若草山(わかくさやま)などの山林も編入され、総面積が約502ヘクタールになっています。奈良公園一帯には国の天然記念物に指定されている鹿が1,000頭以上生息しています。奈良公園では1999年(平成11年)からなら燈花会(とうかえ)が行われています。なお奈良公園は国の名勝に指定されています。
*参考・・・春日野園地・奈良公園(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【春日野園地 見どころ・文化財】
春日野園地の見どころは鹿と桜・紅葉です。春日野園地を会場の一部として行われるなら燈花会(とうかえ)なども見どころです。
【春日野園地 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0742-22-0375(奈良公園事務所)
【春日野園地 おすすめ散策ルート】
春日野園地では南側にある水谷茶屋を経由し、春日大社を散策するのがおすすめです。春日大社には水谷神社・若宮神社・榎本神社(えのもとじんじゃ)・祓戸神社(はらえどじんじゃ)・一言主神社(ひとことぬしじんじゃ)・金龍神社(きんりゅうじんじゃ)などの摂社・末社も祀られ、それらも一緒に参拝するのがおすすめです。
【春日野園地 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
●若草山焼きは例年1月下旬に若草山で行われ、花火の打ち上げ後に面積約33ヘクタールの若草山が一斉に火が点けられます。
若草山焼き
●なら燈花会は例年8月上旬に奈良公園一帯(春日野園地・浮雲園地など)で行われ、約2万本のロウソクが灯され、イベントも行われます。(要確認)
なら燈花会2024
駐車場なし。