浮雲園地(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
浮雲園地
浮雲園地(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。浮雲園地は例年1月下旬に行われている若草山焼きを眺められるスポットとして広く知られています。若草山焼きは起源が明確ではなく、現在は先人の鎮魂と慰霊、防災と世界の平安を祈願する為に行われています。
【浮雲園地 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市春日野町23-2
最寄り駅・バス停・・・近鉄奈良駅(徒歩約15分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄奈良線
*JR奈良線・奈良駅(徒歩約25分)
*奈良交通バス・市内循環外回りの場合、大仏殿春日大社前(徒歩すぐ)
路線・時刻表・運賃チェック
【浮雲園地 拝観時間・時間(要確認)】
自由
【浮雲園地 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【浮雲園地 歴史・簡単概要】
浮雲園地(うきぐもえんち)は大仏殿交差点から東大寺(とうだいじ)の南大門(国宝)に通じる参道東側にあります。ちなみに東大寺は奈良時代前期の728年(神亀5年)に第45代・聖武天皇(しょうむてんのう)と光明皇后(こんみょうこうごう)が早逝した皇太子・基皇子(もといのみこ)の菩提を追修する為、東大寺初代別当・良弁僧正(ろうべんそうじょう)ら9人の智行僧を住まわせた若草山の山房を起源とする金鍾山寺(きんしょうせんじ)が起源と言われています。南大門は鎌倉時代前期の1199年(正治元年)に再建されました。浮雲園地は奈良公園の中心部に位置し、広々とした芝生が広がっています。浮雲園地ではシバを食べたり、休憩したりしている鹿をたくさん見掛けることができ、奈良公園内有数の憩いの場とも言われています。浮雲園地には奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~に通じる園路も整備されています。例年5月上旬に行われている東大寺の聖武天皇祭(しょうむてんのうさい)では奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~から出発し、浮雲園地・南大門を経て大仏殿まで先駈(さきがけ)・僧侶・稚児(ちご)・楽人(がくじん)・物詣女(ものもうでおんな)・NARA CITY コンシェルジュ・僧兵・会奉行(えぶぎょう)・式衆(しきしゅう)などの練り行列が巡行しています。(要確認)浮雲園地にはテーブルとベンチがある休憩所なども設置されています。なお浮雲園地には北側の春日野園地(かすがのえんち)の境に三笠山(若草山)と御蓋山(春日山)の間にある春日山原始林を源とし、上流部を水谷川(みずやがわ)と言われている吉城川(よしきがわ)が流れています。
奈良公園は1880年(明治13年)に神仏分離・廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)によって荒廃していた興福寺(こうふくじ)の境内と猿沢池(さるさわいけ)付近を整備して開園しました。その後東大寺(とうだいじ)・春日大社(かすがたいしゃ)の境内や芳山(ほやま)・春日山(かすがやま)・若草山(わかくさやま)などの山林も編入され、総面積が約502ヘクタールになっています。奈良公園一帯には国の天然記念物に指定されている鹿が1,000頭以上生息しています。奈良公園では1999年(平成11年)からなら燈花会(とうかえ)が行われています。なお奈良公園は国の名勝に指定されています。
*参考・・・浮雲園地・奈良公園(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【浮雲園地 見どころ・文化財】
浮雲園地の見どころは鹿と桜・紅葉です。吉城川沿いにはモミジなどが分布しています。浮雲園地を会場の一部として行われるなら燈花会(とうかえ)・なら瑠璃絵(ならるりえ)なども見どころです。
【浮雲園地 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0742-22-0375(奈良公園事務所)
【浮雲園地 おすすめ散策ルート】
浮雲園地では北西にある東大寺を散策するのがおすすめです。南大門を通り、鏡池(かがみいけ)のそばを通り、大仏殿または二月堂を散策しましょう。二月堂は24時間拝観可能で、夕日を眺めるスポットとして知られています。
【浮雲園地 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
●若草山焼きは例年1月下旬に若草山で行われ、花火の打ち上げ後に面積約33ヘクタールの若草山が一斉に火が点けられます。
若草山焼き
●なら燈花会は例年8月上旬に奈良公園一帯(春日野園地・浮雲園地など)で行われ、約2万本のロウソクが灯され、イベントも行われます。(要確認)
なら燈花会2024
駐車場なし。