葛城山ツツジ見ごろ2025(5月上旬~5月中旬頃)

葛城山ツツジ見ごろ(時期・アクセス・概要)
葛城山ツツジ見ごろ(時期・イベント・・・)情報を紹介しています。葛城山には山頂付近にヤマツツジ(山躑躅)を中心にコバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)・ミヤコツツジ(都躑躅)・モチツツジ(黐躑躅)などが分布しています。ツツジは「一目百万本」とも言われ、ツツジが見ごろを迎える時期には一帯が燃えるように紅に染まります。(詳細下記参照)
【葛城山ツツジ見ごろ(例年時期)】
葛城山のツツジ見ごろは例年5月上旬頃から5月中旬頃です。ただツツジの見ごろはその年の気候などによって多少前後することがあります。
【葛城山ツツジ見ごろ アクセス・マップ】
場所・・・奈良県御所市櫛羅
最寄り駅・バス停・・・葛城山上駅
アクセス路線は次の通りです。
*葛城登山口駅から近鉄葛城索道線(葛城山ロープウェイ)
●近鉄御所線御所駅から奈良交通バス・葛城ロープウェイ前行きの場合、葛城ロープウェイ前下車
*近鉄長野線富田林駅から金剛バス・水越峠行きの場合、葛城登山口または水越峠
路線・時刻表・運賃チェック
【葛城山ツツジ見ごろ(例年時期)・見どころ 簡単概要】
葛城山は奈良を代表するツツジ(躑躅)の名所です。葛城山のツツジ見ごろは例年5月上旬頃から5月中旬頃です。なお葛城山ではかつて山頂付近が笹に覆われていたが、1970年頃に笹が花を咲かせて一斉に枯れ、その後ツツジが自然に自生し始めたそうです。ただ笹は自生力が強いことかたツツジの保全の為に毎年2回笹を刈っています。
葛城山には山頂付近にヤマツツジ(山躑躅)を中心にコバノミツバツツジ(小葉の三葉躑躅)・ミヤコツツジ(都躑躅)・モチツツジ(黐躑躅)などが分布しています。ツツジは「一目百万本」とも言われ、ツツジが見ごろを迎える時期には一帯が燃えるように紅に染まります。葛城山ではツツジとともに東側の大和平野(奈良盆地)、西側の大阪平野の眺望も楽しむことができます。なお葛城山山頂付近にある葛城高原ロッジでは宿泊・飲食などができます。
ヤマツツジはツツジ科ツツジ属の半落葉低木です。ヤマツツジは北海道南部から九州の低山地に普通に自生し、日本の野生ツツジの代表種になっています。ヤマツツジは日当りのよい山地や丘陵で、やや乾燥した斜面に自生しています。ヤマツツジは樹高が1~3メートルで、葉は長さ2~4センチの楕円(だえん)形で、枝先に集まっています。花冠は径4~5センチの漏斗(ろうと)状で5中裂し、赤・紫紅・朱紅色など多彩な花を咲かせます。花冠は上側内面に濃色の斑点があり、内面に短毛が散生し、雄しべは5本あります。
ツツジ(躑躅・映山紅)はツツジ科ツツジ属の低木・小高木で、葉は常緑または落葉性です。ツツジは主にアジアに広く分布し、世界に約850種、日本に40~50種が自生しています。ツツジは花が美しいものが多いことから古くから栽培され、多くの栽培品種が作られています。ツツジの野生種はヒカゲツツジ群・ゲンカイツツジ群・バイカツツジ群・シャクナゲ群・オオバツツジ群・レンゲツツジ群・ミツバツツジ群・ヤマツツジ群・エゾツツジ群の9群に分かられています。ヤマツツジ群にはヤマツツジ・キリシマツツジ・ミヤマキリシマ・サツキ・コメツツジ・モチツツジ・キシツツジなどがあります。ツツジは花冠が漏斗(ろうと)形で5裂するものが多く、花色は白・淡紅・紅・赤・紫色など多彩で、雄しべは5本または10本が多くなっています。なおツツジは国内で多くの県や市町村の木や花の指定されています。
【葛城山 歴史・簡単概要】
葛城山(かつらぎさん)・大和葛城山は奈良県と大阪府の境にある標高約959.2メートルの山です。葛城山はかつて標高は1,125メートルの金剛山(こんごうさん)を含む金剛山地を総称して葛城山と言われていたが、国学者・文献学者である本居宣長(もとおりのりなが)の「菅笠日記(すげがさにっき)」によると修験道(しゅげんどう)の開祖である役行者(えんのぎょうじゃ)・役小角(えんのおづぬ)が法起菩薩(ほうきぼさつ)が住む金剛山で修行し、飛鳥時代中期の665年(天智天皇4年)に金剛山山頂に金剛山転法輪寺(てんぽうりんじ)を創建し、金剛山と言われるようになったと言われています。ちなみに金剛山はかつて朝日獄(あさひだけ)・高尾張山(たかおわりやま)とも言われていました。葛城山は平安時代前期の804年(延暦23年)に唐(中国)から帰国した真言宗(しんごんしゅう)の宗祖である弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)が僧・行基菩薩(ぎょうきぼさつ)の遺徳を偲んで、多くの寺院を建立して戒那千坊(かいなせんぼう)と言われたことから戒那山(かいなさん)とも言われていました。葛城山には戒那千坊跡の礎石や石垣などが多く残されています。また葛城山は天神山(てんじんやま)・鴨山(かもやま)・篠峰(しのがみね)とも言われています。葛城山は花崗岩からなり、山頂一帯が草原であることから眺望に恵まれ、金剛生駒紀泉国定公園(こんごういこまきせんこくていこうえん)内一の景勝地とも言われています。なお葛城山は金剛生駒紀泉国定公園に属しています。
*参考・・・葛城山(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【葛城山ツツジ見ごろ 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
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