葛城山(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)ツツジ
葛城山
葛城山(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。葛城山では1967年(昭和42年)3月26日から葛城山ロープウェイとも言われる延長約1,421メートルの近鉄葛城索道線が奈良県側で運行され、高低差約561メートルある葛城登山口駅と葛城山上駅を結んでいます。葛城山ロープウェイは所要時間約6分で、約30分~1時間の間隔で運行されています。
【葛城山 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県御所市櫛羅
最寄り駅・バス停・・・葛城山上駅
アクセス路線は次の通りです。
*葛城登山口駅から近鉄葛城索道線(葛城山ロープウェイ)
●近鉄御所線御所駅から奈良交通バス・葛城ロープウェイ前行きの場合、葛城ロープウェイ前下車
*近鉄長野線富田林駅から金剛バス・水越峠行きの場合、葛城登山口または水越峠
路線・時刻表・運賃チェック
【葛城山 拝観時間・時間(要確認)】
葛城山ロープウェイ
9:10~17:00
【葛城山 拝観料金・料金(要確認)】
葛城山ロープウェイ
大人(片道950円・往復1,500円)、小人(片道480円・往復750円)
【葛城山 歴史・簡単概要】
葛城山(かつらぎさん)・大和葛城山は奈良県御所市と大阪府南河内郡千早赤阪村の境にある標高約959.2メートルの山です。葛城山はかつて標高は1,125メートルの金剛山(こんごうさん)を含む金剛山地を総称して葛城山と言われていたが、国学者・文献学者である本居宣長(もとおりのりなが)の「菅笠日記(すげがさにっき)」によると修験道(しゅげんどう)の開祖である役行者(えんのぎょうじゃ)・役小角(えんのおづぬ)が法起菩薩(ほうきぼさつ)が住む金剛山で修行し、飛鳥時代中期の665年(天智天皇4年)に金剛山山頂に金剛山転法輪寺(てんぽうりんじ)を創建し、金剛山と言われるようになったと言われています。ちなみに金剛山はかつて朝日獄(あさひだけ)・高尾張山(たかおわりやま)とも言われていました。葛城山は平安時代前期の804年(延暦23年)に唐(中国)から帰国した真言宗(しんごんしゅう)の宗祖である弘法大師(こうぼうだいし)・空海(くうかい)が僧・行基菩薩(ぎょうきぼさつ)の遺徳を偲んで、多くの寺院を建立して戒那千坊(かいなせんぼう)と言われたことから戒那山(かいなさん)とも言われていました。また葛城山は天神山(てんじんやま)・鴨山(かもやま)・篠峰(しのがみね)とも言われています。葛城山は花崗岩からなり、山頂一帯が草原であることから眺望に恵まれ、金剛生駒紀泉国定公園(こんごういこまきせんこくていこうえん)内一の景勝地とも言われています。なお葛城山は金剛生駒紀泉国定公園に属しています。
*参考・・・葛城山(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【葛城山 見どころ・文化財】
葛城山の見どころは奈良県景観資産に指定されている眺望です。葛城山山頂からは東側に大和平野(奈良盆地)、西側に大阪平野を一望することができます。天気が良ければ、東側の大和三山・奈良市街、西側の大阪の高層ビル群・大阪湾、そして淡路島・四国まで眺めることもできます。夜景や夜明け前の眺望も美しいと言われています。また葛城山山頂付近のツツジも見どころです。ツツジは例年5月上旬頃から咲き始め、5月中旬頃に見頃を迎え、山肌を真っ赤に染め上げて一目百万本と言われています。
【葛城山 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0745-62-3346(御所市観光協会)
【葛城山 おすすめ散策ルート】
葛城山からは葛城天神社・白樺食堂・葛城高原ロッジを散策するのがおすすめです。葛城高原ロッジでは宿泊したり、食事・温泉を楽しんだりできます。白樺食堂
【葛城山 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場なし。
*参考・・・葛城山アクセス