興福寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)・世界遺産

興福寺(Kofuku-ji Temple)

興福寺

興福寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。興福寺の五重塔(国宝)は高さ約50.1メートルで、京都東寺の五重塔に次ぐ、2番目の高さです。なお五重塔は730年(天平2年)に藤原不比等の娘・光明皇后が東金堂の南隣りに建立したが、その後5度も被災し、1426年(応永33年)頃に再建されました。

【興福寺 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市登大路町48
最寄り駅・バス停・・・近鉄奈良駅(徒歩約7分)

アクセス路線は次の通りです。
*近鉄奈良線

*JR奈良駅から市内循環バスの場合、県庁前(徒歩すぐ)
路線・時刻表・運賃チェック

【興福寺 拝観時間・時間(要確認)】
国宝館・東金堂・・・9:00~17:00 受付16:45終了
年中無休

【興福寺 拝観料金・料金(要確認)】
国宝館・個人
大人600円、高校生・中学生500円、小学生200円

国宝館・団体(30名以上)
大人500円、高校生・中学生400円、小学生150円

東金堂・個人
大人300円、高校生・中学生200円、小学生100円

東金堂・団体(30名以上)
大人250円、高校生・中学生150円、小学生90円

国宝館東金堂共通券・個人・団体(30名以上)
大人800円、高校生・中学生600円、小学生250円

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【興福寺 歴史・簡単概要】
興福寺(こうふくじ)は669年(天智天皇8年)に藤原氏の始祖・藤原鎌足(ふじわらのかまたり・中臣鎌足(なかとみのかまたり))の妻・鏡大王(かがみのおおきみ)が夫・藤原鎌足の病気平癒の祈願の為に藤原鎌足発願の本尊・釈迦三尊像や四天王などを安置する山階寺(やましなでら)を山背国山階陶原(京都市山科区)に創建したのが起源と言われています。672年(天武天皇元年)の藤原京遷都とともに山階寺も移され、地名から厩坂寺(うまやさかでら)と言われました。その後710年(和銅3年)の平城京遷都とともに藤原鎌足の子・藤原不比等(うじわらのふひと)が現在の場所に移し、興福寺と名付けました。720年(養老4年)に藤原不比等が亡くなると造興福寺仏殿司が設けられ、国家事業として伽藍が整備され、奈良時代に四大寺、平安時代に七大寺に数えられ、比叡山延暦寺(えんりゃくじ)とともに南都北嶺と称されました。最盛期には一乗院(いちじょういん)・大乗院(だいじょういん)など塔頭や付属寺院が百か院以上を数えたそうです。また平安時代に春日大社(かすがたいしゃ)の実権も手に入れ、大和国を領するほどになり、鎌倉時代・室町時代に鎌倉幕府・室町幕府は大和国に守護を置かず、興福寺がその任に当たり、江戸時代には興福寺・春日大社の知行地が2万1千余石と定められました。なお興福寺は1998年(平成10年)世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都奈良の文化財)のひとつに登録されました。
興福寺は法相宗の大本山です。
*参考・・・奈良世界遺産・興福寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ

【興福寺 見どころ・文化財】
興福寺の見どころは五重塔です。五重塔は南側にある猿沢池に映る姿が奈良を代表する光景とも言われています。
興福寺見どころ

国宝・・・東金堂、五重塔、北円堂、三重塔、 木造文殊菩薩坐像、木造維摩居士坐像 定慶作、木造四天王立像、木造十二神将立像、木造弥勒仏坐像 運慶作、木造無著・世親立像 運慶作、木心乾漆四天王立像など
重要文化財・・・大湯屋、南円堂、木造薬王菩薩・薬上菩薩立像、木造四天王立像、銅造薬師如来および両脇侍像、木造阿弥陀如来坐像、木造阿弥陀如来坐像、木造釈迦如来坐像、木造薬師如来坐像・像内納入品など

【興福寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0742-22-7755

【興福寺 おすすめ散策ルート】
興福寺近くの東大寺(とうだいじ)・春日大社(かすがたいしゃ)・奈良公園(若草山・猿沢池)などを散策するのがおすすめです。東大寺・春日大社は興福寺と同じく世界遺産です。

【興福寺 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
●御朱印授与所は中金堂の東側の勧進所(西国四十九薬師霊場第4番・神仏霊場16番)・南円堂納経所(西国三十三所霊場第9番・神仏霊場16番)になります。勧進所では「中金堂」・「東金堂」・「東金堂の御詠歌」・「令興福力」・「千手観音(国宝館)」、南円堂納経所では「南円堂」・「南円堂の御詠歌」・「令興福力」・「一言観音堂」・「一言観音堂の御詠歌」・「北円堂(開扉中のみ)」の御朱印を授与しています。なお興福寺勧進所は9:00~16:30、南円堂納経所9:00~16:30です。(要確認)
●興福寺は例年8月上旬に行われるなら燈花会の会場になることがあります。(要確認)
なら燈花会2024
駐車場あり、利用時間は9:00~17:00です。
*参考・・・興福寺アクセス
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