東大寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)・世界遺産
東大寺
東大寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。東大寺の二月堂(国宝)の名称は旧暦の2月に行われるお水取り(修二会)が由来します。お水取りでは3月1日以降連日たいまつを振り回すお松明が行われ、3月12日深夜(13日未明)に若狭井から汲み上げた水を本尊・大観音(おおかんのん)に供えます。
【東大寺 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市雑司町406-1
最寄り駅・バス停・・・東大寺大仏殿・春日大社前(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅から市内循環バス
*近鉄奈良駅(徒歩約20分)
路線・時刻表・運賃チェック
【東大寺 拝観時間・時間(要確認)】
大仏殿・法華堂・戒壇堂
7:30~17:30(4/1~10/31)
8:00~17:00(11/1~3/31)
東大寺ミュージアム
9:30~17:30 受付17:00終了(4/1~10/31)
9:30~17:00 受付16:30終了(11/1~3/31)
【東大寺 拝観料金・料金(要確認)】
大仏殿・法華堂・戒壇堂
個人
大人・高校生・中校生500円、小学生300円
団体(30名以上)
大人550円、高校生500円、中校生400円、小学生200円
東大寺ミュージアム
大人(中学生以上)1000円、小学生400円
【東大寺 歴史・簡単概要】
東大寺(とうだいじ)・金光明四天王護国之寺(きんこうみょうしてんのうごこくのてら)は728年(神亀5年)に第45代・聖武天皇と光明皇后が早逝した皇太子・基皇子(もといのみこ)の菩提を追修する為に東大寺初代別当・良弁僧正(ろうべんそうじょう)ら9人の智行僧を住まわせた若草山の山房を起源とする金鍾山寺(きんしょうせんじ・金鍾寺(きんしょうじ)が起源と言われています。基皇子は727年(神亀4年)10月5日に誕生したが、728年(神亀5年)9月13日に亡くなり、同年11月に金鍾山寺が建立されました。その後741年(天平13年)に国分寺(金光明寺)・国分尼寺(法華寺)建立の詔が発せられると翌742年(天平14年)に大和国分寺になり、名称を大和金光明寺(きんこうみょうじ)に改められました。その後743年(天平15年)に聖武天皇が大仏造立の詔を発し、当初滋賀甲賀市信楽町の紫香楽宮(しがらきのみや)で大仏の造立が開始されたが、745年(天平17年)に都が平城京に戻ると東大寺で大仏の造立が開始され、752年(天平勝宝4年)にインド出身の僧・菩提僊那(ぼだいせんな)を導師として、大仏開眼供養会(だいぶつかいげんくようえ)が行われ、758年(天平宝字2年)に大仏殿が完成しました。752年(天平勝宝4年)からお水取り(修二会・お松明)も始まりました。789年(延暦8年)の造東大寺司の廃止までに講堂・東西両塔・三面僧房などの諸堂が建立されました。なお東大寺は1998年(平成10年)世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(古都奈良の文化財)のひとつに登録されました。
東大寺は華厳宗の大本山です。
*参考・・・奈良世界遺産・東大寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【東大寺 見どころ・文化財】
東大寺の見どころは奈良の大仏と言われる像高約14.7メートルの銅造盧舎那仏坐です。ちなみに大仏は造仏後に2度の兵火に見舞われ、台座・袖などは造仏当初のものだが、体の大部分は中世、頭部は江戸時代に造られたそうです。なお例年3月1日から14日まで行われている二月堂のお水取り(修二会・しゅにえ)も見どころです。
東大寺見どころ
東大寺お水取り2025
国宝・・・大仏殿(金堂)、南大門、本坊経庫、開山堂、鐘楼、法華堂(三月堂)、二月堂、転害門、絹本著色倶舎曼荼羅図、紙本著色華厳五十五所絵巻、銅造盧舎那仏坐像、乾漆不空羂索観音立像、乾漆梵天・帝釈天立像など
重要文化財・・・中門、東西回廊、東西楽門、念仏堂、法華堂経庫、法華堂手水屋、法華堂北門、二月堂閼伽井屋、二月堂参籠所、二月堂仏餉屋、三昧堂、大湯屋、勧進所経庫、石造五輪塔、絹本著色嘉祥大師像・絹本著色浄影大師像など
【東大寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0742-22-5511
【東大寺 おすすめ散策ルート】
東大寺近くの興福寺(こうふくじ)・春日大社(かすがたいしゃ)・奈良公園(若草山・猿沢池)などを散策するのがおすすめです。興福寺・春日大社は東大寺と同じく世界遺産です。
【東大寺 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
●御朱印授与所は大仏殿(堂内北東)・二月堂(二月堂南側)・法華堂(拝観受付)・四月堂(堂内右手)・鐘楼・戒壇堂(拝観受付)・不動堂(不動堂左側)・念仏堂脇などにあります。大仏殿では「華厳」、二月堂では「南無観」・「観自在」・「観音力」と御詠歌、法華堂では「法華」・「不空羂索観音」、四月堂では「普賢菩薩」・「十一面観音」、鐘楼では「大梵鐘」、戒壇堂では「四天王」、不動堂授与所では「五大力尊」の御朱印が授与されています。念仏堂脇では念仏堂の「地蔵菩薩」・「閻魔王」・「泰山府君」、俊乗堂の「重源上人」・「阿弥陀如来」・「愛染明王」、行基堂の「行基菩薩」の御朱印が授与されています。なお東大寺ではオリジナル御朱印帳なども授与しています。(要確認)
●東大寺は例年8月上旬に行われるなら燈花会の会場になることがあります。(要確認)
なら燈花会2024
東大寺南大門の南側に奈良県営大仏前駐車場(有料)があります。(奈良市水門町南院畑82)
*参考・・・東大寺アクセス
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