橿原神宮見どころ-修学旅行・観光ポイント

橿原神宮見どころ-簡単マトメ

橿原神宮見どころを簡単にマトメてポイント解説します。見どころには京都御所賢所から建立された本殿(重文)・京都御所神嘉殿から建立された神楽殿・文華殿などがあり、その概要・歴史・様式・豆知識を解説しています。なお修学旅行や観光で見る価値がある国宝・重要文化財・名勝・史跡などの文化財を中心に解説しています。

【本殿(重要文化財)・神武天皇】

★概要:本殿は京都御所の賢所(かしこごころ)を前身としています。本殿は初代・神武天皇と皇后・媛蹈鞴五十鈴媛命を祀っています。
★歴史:本殿は1855年(安政2年)に京都御所の賢所として造営されました。その後1890年(明治23年)1月に橿原神宮の本殿として移築されました。
★様式:本殿は屋根が入母屋造(いりもやづくり)の檜皮葺(ひわだぶき)です。本殿は正面・奥行が桁行五間・梁間二間です。

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【幣殿】

★概要:幣殿(へいでん)では神事などが行われます。幣殿は屋根に千木(ちぎ)、棟の上に鰹木(かつおぎ)が置かれています。

【重要な神事を行う内拝殿】

★概要:内拝殿(ないはいでん)では紀元祭(きげんさい)など重要な神事などが行われます。また内拝殿は特別参拝の拝殿としても利用されています。内拝殿からは屋根越しに幣殿の千木・鰹木が金色に輝いて見えます。

【外拝殿】

★概要:外拝殿(げはいでん)は両脇に長い廻廊が連なっています。外拝殿から石階段を上ると正面に内拝殿が見え、その屋根越しに幣殿の千木・鰹木が金色に輝いて見えます。
★歴史:外拝殿は1939年(昭和14年)に建立されました。
★様式:外拝殿は屋根が入母屋造です。

【結婚式などに使用される儀式殿】

★概要:儀式殿(ぎしきでん)は結婚式などに使用され、60名が参列可能です。
★歴史:儀式殿は三重・伊勢神宮(いせじんぐう)に建立されました。その後1973年(昭和48年)の第60回式年遷宮(しきねんせんぐう)の際に文化遺産を保存することを目的に橿原神宮に移築されました。

【神楽殿(拝殿)】

★概要:神楽殿(かぐらでん)の前身は拝殿として建立されていました。
★歴史:神楽殿は1996年(平成8年)6月に再建されました。ちなみに神楽殿は1855年(安政2年)に京都御所の神嘉殿(しんかでん)として造営され、1890年(明治23年)1月に橿原神宮に移築され、1921年(昭和6年)に現在の場所に移築されたが、1993年(平成5年)に焼失しました。
★様式:神楽殿は屋根が入母屋造の檜皮葺でした。

【参集所】

★概要:参集所(さんしゅうしょ)は神楽殿に接続し、祈祷・婚礼などの控室として使用されています。
★歴史:参集所は2012年(平成24年)に改修されました。
★様式:参集所は屋根が入母屋造の銅板葺(どうばんぶき)です。

【修祓を行う祓所】

★概要:祓所(はらえど)は板塀に囲まれ、白い玉石を敷きつめた方形の庭です。祓所では神事に先立ち、神職などが身を祓い清める修祓(しゅばつ)が行われます。

【勅使の間などがある勅使館】

★概要:勅使館(ちょくしかん)は勅使参向の際に参籠・潔斎を行います。勅使館には広間・上壇の間・勅使の間・随員控室などがあります。
★歴史:勅使館は1917年(大正6年)に建立されました。
★様式:勅使館は屋根が入母屋造の瓦葺(かわらぶき)です。

【潔斎を行う斎館】

★概要:斎館(さいかん)は神事の際に神職が参籠・潔斎(けっさい)を行います。
★歴史:斎館は1917年(大正6年)に建立されました。
★様式:斎館は屋根が瓦葺です。

【祈祷を行う祈祷殿】

★概要:祈祷殿(きとうでん)では交通安全・家内安全・学業成就・諸願成就などの祈祷を随時行っています。
★歴史:祈祷殿は1998年(平成10年)に建立されました。

【文華殿(重要文化財)・旧柳本藩邸】

★概要:文華殿は織田家旧柳本藩邸の表向御殿を前身としています。文華殿は1万石の藩邸として珍しい遺構と言われています。文華殿には大書院(だいしょいん)・玄関があります。
★歴史:文華殿は1844年(天保15年)に織田家旧柳本藩邸の表向御殿として造営されました。その後1967年(昭和42年)に橿原神宮に移築され、同年に重要文化財に指定されました。文華殿は2026年(令和8年)3月まで修理工事が行われる予定です。
★大書院:大書院では表座敷で藩主が家臣と対面しました。大書院は七畳半(床・棚・附書院付)・十畳・十五畳・九畳・十二畳・九畳(床付)などから構成され、上段の間・中段の間・下段の間があります。上段の奥に行くにつれて床が高くなっています。大書院では上段の間・中段の間・下段の間の室境に極彩色鮮やかな彫刻が施された欄間(らんま)があります。大書院は入母屋造の桟瓦葺(さんがわらぶき)です。
★玄関:玄関は二十畳(床付)・十二畳・八畳・六畳・玄関式台・内玄関などから構成されています。玄関は入母屋造の桟瓦葺です。
★雑学:旧柳本藩は織田信長(おだのぶなが)の実弟・織田有楽斎(おだうらくさい・織田長益(おだながます))が3万石の所領を三分し、五男・織田尚長(おだなおなが)に1万石を与え、陣屋を置いたのが始まりです。旧柳本藩は1869年(明治2年)6月の版籍奉還(はんせきほうかん)まで織田家が13代・255年続きました。なお旧柳本藩では1830年(文政13年)に火事で柳本屋敷が全焼し、1844年(天保15年)に文華殿の前身である旧柳本藩邸が再建されたとも言われています。

【橿原神宮廳・社務所】

★概要:橿原神宮廳(かしはらじんぐうちょう)・社務所は諸般の事務を処理しています。
★歴史:橿原神宮廳は1939年(昭和14年)に建立されました。
★様式:橿原神宮廳は屋根が入母屋造の瓦葺です。玄関は屋根が唐破風造(からはふづくり)の銅板葺です。

【上壇の間などがある貴賓館】

★概要:貴賓館(きひんかん)は廊下で橿原神宮廳(社務所)と接続しています。貴賓館には広間・上壇の間・展望室・応接室などがあります。
★歴史:貴賓館は1939年(昭和14年)に建立されました。
★様式:貴賓館は屋根が入母屋造の銅板葺です。車寄は屋根が唐破風造の銅板葺です。

【橿原神宮会館(文化活動の拠点)】

★概要:橿原神宮会館(かしはらじんぐうかいかん)は約500人収容の大広間・貴賓室・和室などがあり、研修・講演会などの文化活動の拠点として利用されています。
★歴史:橿原神宮会館は1980年(昭和55年)に橿原神宮御鎮座90年記念に建立されました。

【崇敬会館・宝物館】

★概要:崇敬会館(すうけいかいかん)は崇敬者休憩フロア・養正殿(大小研修室・奉賛者室)・宝物館から構成されています。
★歴史:崇敬会館は2000年(平成12年)の橿原神宮御鎮座110年並びに神武天皇即位2,660年の佳節を記念して建立されました。
★宝物館:宝物館には貞明皇后御下賜の「雉」・横山大観(よこやまたいかん)作の「正気放光」・堂本印象(どうもといんしょう)作の「橿原の図(若き武人)」・谷本蘇牛(たにもとそぎゅう)作の「神武天皇御一代記御絵巻」・近藤悠三作の「山水染付大壷」などが収蔵されています。

【北神門・南神門】

★概要:北神門はかつて正門として建立されました。南神門前の広場に南手水舎(みなみてみずしゃ)があります。
★歴史:北神門は1915年(大正4年)に建立されました。北神門は紀元2,600年事業として北神門に移築されました。
★様式:北神門は唐破風造の平唐門(ひらからもん)です。南神門は素木建ての八脚門(はっきゃくもん)です。南神門は屋根が切妻造(きりづまづくり)の銅板葺です。

【面積約970坪の外院斎庭】

★概要:外院斎庭は内拝殿・外拝殿の間で、周囲を廻廊に囲まれた面積約970坪(約3,200平方メートル)の斎庭です。

【森林遊苑・芝生広場】

★概要:森林遊苑は表参道北側に広がる開放的な遊園で、中心となる芝生広場があります。森林遊苑には野外ステージ・休憩所などがあり、国文学者・民俗学である釈迢空(折口信夫)の歌碑が建てられています。

【深田池・遊歩道】

★概要:深田池(ふかだいけ)は奈良時代に造成されたと言われています。深田池は南神門広場の南側に広がり、対岸までの遊歩道が整備されています。深田池は面積約1万5,000坪(約4万9,500平方メートル)です。

【末社・長山稲荷社】

★概要:長山稲荷社(ながやまいなりしゃ)は末社です。長山稲荷社は橿原神宮創建前からこの長山に祀られていました。長山稲荷社は宇迦能御魂神(うかのみたまのかみ)・豊受気神(とようけのかみ)・大宮能売神(おおみやのめのかみ)を祀り、開運厄除・五穀豊穣・商売繁盛のご利益があるとも言われています。

【橿原神宮 備考(参考リンク・・・)】
*参考・・・橿原神宮(見どころ・アクセス・・・)ホームページ

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