金峯山寺(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)・世界遺産

金峯山寺(Kinpusen-ji Temple)

金峯山寺

金峯山寺(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。金峯山寺が創建されている吉野山は古くから桜の名所とされ、桜が多く植えられている場所は下千本・中千本・上千本・奥千本と言われています。ちなみに吉野山には白山桜(シロヤマザクラ)など約3万本が植えられ、4月上旬から見ごろを迎えます。

【金峯山寺 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県吉野郡吉野町吉野山2498
最寄り駅・バス停・・・吉野山駅(徒歩約10分)

アクセス路線は次の通りです。
*近鉄吉野線・吉野駅から吉野ロープウェイ

【金峯山寺 拝観時間・時間(要確認)】
8:30~16:30 受付16:00終了
年中無休

【金峯山寺 拝観料金・料金(要確認)】
500円

スポンサーリンク(Sponsor Link)

【金峯山寺 歴史・簡単概要】
金峯山寺(きんぷせんじ)は起源が明確ではありません。金峯山寺は白鳳年間(7世紀後半)に大峰山寺(おおみねさんじ)とともに修験道の祖である役行者(えんのぎょうじゃ)・役小角(えんのおづの)が金峯山での修行中に感得した蔵王権現を自ら刻んで開祖したとも言われています。金峯山寺と大峰山寺は元来金峯山寺として蔵王権現像を祀り、金峯山寺は吉野山、大峰山寺が大峯山系(大峰山脈)の山上ヶ岳(約1,719.2メートル)の山頂にあることから金峯山寺の本堂は山下(さんげ)の蔵王堂、大峰山寺の本堂は山上の蔵王堂と言われていました。金峯山寺は大峰山寺と約20キロほど離れているそうです。ちなみに大峰山寺と金峯山寺に分かれるのは近代以降のことだそうです。明治維新後に修験道が禁止され、一時期廃寺になったが、1886年(明治19年)に天台宗の寺院として復興し、1948年(昭和23年)には金峯山修験本宗を立宗し、総本山になりました。なお金峯山寺は2004年(平成16年)世界遺産条約により、ユネスコ世界文化遺産(紀伊山地の霊場と参詣道)のひとつに登録されました。
金峯山寺は金峰山修験本宗の総本山です。
*参考・・・金峯山寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ

【金峯山寺 見どころ・文化財】
金峯山寺の見どころは国宝である本堂(蔵王堂)です。なお本堂は扉金具の銘から1592年(天正19年)に豊臣家の寄進で再建されたそうです。ちなみに本堂は高さ約34メートル・奥行約36メートル・幅約36メートルで、木造の古建築として、東大寺の大仏殿に次ぐ規模とも言われています。

国宝・・・本堂(蔵王堂)、二王門、大和国金峯山経塚出土品
重要文化財・・・銅鳥居、木造蔵王権現立像、木造蔵王権現立像(安禅寺旧本尊)、絹本著色千手千眼観音像、板絵著色廻船入港図額、木造聖徳太子立像、木造童子立像、木造金剛力士立像など

【金峯山寺 行事・イベント(要確認)】
●節分会・鬼火の祭典は毎年節分の日に行われています。節分会・鬼火の祭典では修験者が1年分の般若心経を唱える日数心経を行い、1年間の除災招福を祈願します。その後鬼に「福は内 鬼も内」と豆を撒く鬼の調伏式も行われます。
金峯山寺節分会・鬼火の祭典
●花供懺法会は例年4月10日から12日まで行われています。花供懺法会では本尊・蔵王権現にご神木である桜を供え、桜の開花を報告します。先ず奴・僧侶・稚児・鬼・山伏・大名籠など十万石の格式の大名行列が竹林院から本堂まで練り歩きます。
金峯山寺花供懺法会
●蓮華会・蛙飛び行事は例年7月7日に行われています。蓮華会では修験道の祖・役行者が産湯に使ったとも言われている大和高田市奥田・弁天池の清浄な蓮の花を本堂(蔵王堂)に安置されている本尊・蔵王権現に供えます。
金峯山寺蓮華会

【金峯山寺 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●桜見ごろは例年4月上旬頃から4月中旬頃です。白山桜・染井吉野などの桜の木が植えられ、桜と本堂(蔵王堂)などの光景が美しいと言われています。
金峯山寺桜見ごろ

*奈良には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
奈良桜見ごろ2025

【金峯山寺 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0746-32-8371

【金峯山寺 おすすめ散策ルート】
金峯山寺がある吉野を散策するのがおすすめです。吉野は桜の名所の為、桜が見ごろを迎える春に散策するのがいいかもしれません。

【金峯山寺 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場なし。
*参考・・・金峯山寺アクセス

関連記事

奈良観光おすすめ

  1. 柳生一刀石
  2. 若草山(Mt. Wakakusa-yama)
  3. 吉野山
ページ上部へ戻る