金峯山寺の桜見ごろ2025(時期:4月上旬~中旬頃)
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金峯山寺の桜見ごろ・アクセス・概要
金峯山寺の桜見ごろ(時期・ライトアップ・・・)情報を紹介しています。金峯山寺の桜見ごろは例年4月上旬頃から4月中旬頃です。金峯山寺では白山桜・染井吉野などの桜の木が植えられ、桜と本堂などの光景が美しいと言われています。なお例年4月10日から12日に本尊・蔵王権現にご神木・山桜の満開を報告する花供懺法会・花供会式が行われています。(詳細下記参照)
【金峯山寺の桜見ごろ(例年時期)・2025年開花満開予測】
金峯山寺の桜見ごろは例年4月上旬頃から4月中旬頃です。ただ桜の開花状況や見ごろ(満開)はその年の気候などによって多少前後することがあります。なお2025年2月13日、ウェザーニュースは桜の開花が平年並で奈良で3月28日に開花すると予想しました。
奈良桜見ごろ2025
【金峯山寺桜 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県吉野郡吉野町吉野山2498
最寄り駅・バス停・・・吉野山駅(徒歩約10分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄吉野線・吉野駅から吉野ロープウェイ
【金峯山寺の桜見ごろ(例年時期) 概要】
金峯山寺は桜の名所です。金峯山寺の桜見ごろは例年4月上旬頃から4月中旬頃です。
金峯山寺では白山桜(シロヤマザクラ)・染井吉野(ソメイヨシノ)などの桜の木が植えられ、桜と本堂(蔵王堂)などの光景が美しいと言われています。本堂前の広場には四本桜と言われる桜の木が植えられています。なお金峯山寺では例年吉野山の桜が満開になる4月10日から12日に本尊・蔵王権現(ざおうごんげん・金剛蔵王大権現)にご神木・山桜の満開を報告する花供懺法会(はなくせんぼうえ)・花供会式(はなくえしき)が行われています。花供懺法会・花供会式では花供千本搗き・女人護摩・大名行列・採灯大護摩供などが行われ、大名行列では奴・僧侶・稚児・鬼・山伏・大名籠など十万石の格式の行列が竹林院(ちくりんいん)から本堂まで練り歩きます。
●花供懺法会・花供会式は高算上人(こうさんしょうにん)が第72代・白河天皇(しらかわてんのう)の許しを得て、諸国から一畝一穂の寄進を受けて餅を搗き、本尊・蔵王権現(重要文化財)に供え、人々に施したのが起源とも言われています。
●吉野山は奈良県の中央部を流れる紀の川(吉野川)南岸から大峰山脈に続く約8キロメートルの山稜です。吉野山はいずれも世界遺産で、修験道の祖である役行者・役小角が創建したと言われている金峯山寺・大峰山寺に祀られている蔵王権現の神木が桜とされ、蔵王権現に祈願する際には桜の苗木を寄進することが風習となったこともあり、平安時代頃から桜がたくさん植えられるようになりました。
●白山桜はバラ科の落葉高木の山桜の別称です。山桜は野生種の桜で、古くから和歌にも数多く詠まれています。
金峯山寺見どころ
●奈良で人気の桜名所・見ごろを紹介しています。由緒なども確認できます。(下記リンク参照)
奈良桜名所・見ごろ
【金峯山寺 歴史・簡単概要】
金峯山寺は起源が明確ではありません。金峯山寺は白鳳年間(7世紀後半)に修験道の祖である役行者・役小角が金峯山での修行中に修験道独特の本尊・金剛蔵王大権現(蔵王権現)に感得し、自らその姿を山桜に刻んで標高約1,719.2メートルの山上ケ岳(大峯山寺本堂)と山麓の吉野山(金峯山寺本堂(蔵王堂))に祭祀したのが始まりとも言われています。金峯山寺と大峰山寺は元来、金峯山寺として金剛蔵王大権現を祀り、金峯山寺が吉野山・大峰山寺が山上ケ岳山頂にあることから金峯山寺の本堂が山下の蔵王堂、大峰山寺の本堂が山上の蔵王堂と言われていました。金峯山寺と大峰山寺に分かれるのは近代以降のことだそうです。その後荒廃し、「聖宝僧正伝」によると894年(寛平6年)に真言宗の宗祖である弘法大師・空海の孫弟子である理源大師・聖宝が再興し、堂を建立して金剛蔵王菩薩・如意輪観音・多聞天を安置したとも言われています。明治維新後に修験道が禁止され、一時期廃寺になったが、1886年(明治19年)に天台宗の寺院として復興し、1948年(昭和23年)には金峯山修験本宗を立宗し、総本山になりました。
*参考・・・金峯山寺(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【金峯山寺桜 備考】
金峯山寺(アクセス・見どころ・・・)情報