石上神宮(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
石上神宮
石上神宮(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。石上神宮はかつて本殿はなかったが、1874年(明治6年)の大宮司・菅政友(かんまさとも)による禁足地発掘により、出土した刀(布都御魂剣)や曲玉などのご神宝を奉斎する為、1913年(大正2年)に本殿が造営されました。
【石上神宮 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県天理市布留町384
最寄り駅・バス停・・・石上神宮前(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。
*JR天理駅・近鉄天理駅から奈良交通バス・苣原(ちしゃわら)行き
路線・時刻表・運賃チェック
【石上神宮 拝観時間・時間(要確認)】
自由、ただ楼門内は日の出から日の入りまでです。
【石上神宮 拝観料金・料金(要確認)】
無料
【石上神宮 歴史・簡単概要】
石上神宮(いそのかみじんぐう)は社伝によると紀元前23年(崇神天皇7年)に物部氏の祖・伊香色雄命(いかがしこおのみこと)が勅命により、物部氏の遠祖・宇摩志麻治命が宮中で祀っていた布都御魂剣を祭神・石上大神(いそのかみのおおかみ)として、石上布留(ふる)の高庭(たかにわ)に祀ったのが起源とも言われています。石上神宮は歴史が古く、「日本書紀」に神宮と記されているのは伊勢神宮と石上神宮だけで、日本最古の神宮とも言われています。ただ石上神宮はかつて本殿がなく、拝殿後方の禁足地(きんそくち)に主祭神を埋斎していたと言われています。ちなみに禁足地は現在も布留社と刻まれた剣先状石瑞垣で囲まれています。石上神宮は武門の棟梁・物部氏の総氏神として祀られ、大和政権の武器庫の役割も果たしたとも言われています。その後平安時代後期に第72代・白河天皇が宮中の神嘉殿(しんかでん)を寄進し、現在の拝殿(国宝)になったとも言われています。中世以降は布留郷の鎮守となったが、奈良・興福寺(こうふくじ)と度々抗争を繰り返したり、戦国時代には織田信長により、社頭が破却されたり、神領を没収されたりしました。なお石上神宮は神体とされる布都御魂剣(ふつのみたまのつるぎ)に宿る神霊・布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)を主祭神に祀り、布留御魂大神(ふるのみたまのおおかみ)・布都斯魂大神(ふつしみたまのおおかみ)を配神しています。また五十瓊敷命(いにしきのみこと)・宇摩志麻治命(うましまじのみこと)・白河天皇(しらかわてんのう)・市川臣命(いちかわのおみのみこと)も祀っています。
*参考・・・石上神宮(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【石上神宮 見どころ・文化財】
石上神宮の見どころは拝殿(国宝)です。拝殿には白河天皇が宮中で新嘗祭(にいなめさい)を行う神嘉殿を寄進したという伝承が残されているが、現在の拝殿は鎌倉時代初期に造営されたとも言われています。
国宝・・・拝殿、摂社出雲建雄神社拝殿、七支刀
重要文化財・・・楼門、鉄盾、色々威腹巻 兜・壺袖付、石上神宮禁足地出土品
【石上神宮 行事・イベント(要確認)】
●ふるまつりは例年10月15日に行われています。ふるまつりでは御霊代を奉安する鳳輦・甲冑武者・供奉者・太鼓・猿田彦・風流傘・花鉾・子供みこしなどの渡御の行列が田村にある御旅所まで片道約4キロを渡御します。
石上神宮ふるまつり
【石上神宮 花暦(梅・桜・紅葉・・・)】
●桜見ごろは例年3月下旬頃から4月中旬頃です。外苑公園を中心に約600本の染井吉野(ソメイヨシノ)が植えられ、桜と外苑公園との光景が美しいと言われています。
石上神宮桜見ごろ
*奈良には多くの桜名所があり、その桜見ごろを下記リンクから確認できます。
奈良桜見ごろ2025
【石上神宮 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0743-62-0900
【石上神宮 おすすめ散策ルート】
石上神宮からは少し距離があるが大和神社(おおやまとじんじゃ)まで散策するのがおすすめです。