奈良の初詣人気ランキング2025年(春日大社・橿原神宮)

春日大社見どころ

奈良の初詣人気ランキング2025年

奈良の初詣人気ランキングを紹介しています。ランキングは1位が春日大社、2位が橿原神宮、3位が大神神社、4位が宝山寺、5位が朝護孫子寺、6位が東大寺、7位が興福寺、8位が薬師寺、9位が唐招提寺、10位が西大寺です。ランキング1位である春日大社では例年100万人近くの人出があり、初詣におすすめです。

【初詣の基礎知識】

初詣は新年の年明け後に神社などに初めて参拝する風習で、初参り(はつまいり)とも言われます。初詣は各家の家長が旧年の大晦日から新年の元日に掛け、氏神である神社などに籠もって祈願する年籠り(としごもり)が起源とも言われています。その後年籠りは大晦日の除夜詣(じょやもうで)と元日の元日詣(がんじつもうで)に分かれ、元日詣が初詣になったと言われているそうです。

【春日大社(かすがたいしゃ) 奈良市春日野町】

★春日大社では1月3日に神楽始式、1月7日に御祈祷始式、成人の日に舞楽始式などが行われます。また1月2日に日供始式並興福寺貫首社参式なども行われます。開運・厄除け・災難除け・恋愛成就などのご利益があるとも言われています。春日大社は社伝によると約1,300年前に常陸国・鹿島神宮の武甕槌命(たけみかづちのみこと)を御蓋山(みかさやま)の山頂・浮雲峰(うきぐものみね)に勧請したのが起源と言われています。
★人出・・・例年95万人程度
春日大社-初詣(アクセスマップ・・・)

【橿原神宮(かしはらじんぐう) 橿原市久米町】

★橿原神宮では1月1日に歳旦祭並延寿祭が行われます。開運厄除・健康延寿・五穀豊穣・商売繁盛のご利益があると言われています。橿原神宮は1890年(明治23年)に第122代・明治天皇が初代・神武天皇を祀る為、大和三山に数えられる畝傍山(うねびやま)東麓で、初代・神武天皇の宮・畝傍橿原宮(うねびのかしはらのみや)があったとされる現在の場所に創建しました。
★人出・・・例年75万人程度
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【大神神社(おおみわじんじゃ) 桜井市三輪】

★大神神社では1月1日に繞道祭が行われます。産業開発・方除・治病・造酒・製薬・禁厭・交通・航海・縁結びのご利益があると言われています。大神神社は「古事記」・「日本書紀」によると国造りを行っていた出雲の大国主神の前に国作りに協力すると大国主神の幸魂奇魂(さきみたまくしみたま・和魂)である大物主大神が現れ、「吾をば倭の青垣、東の山の上にいつきまつれ」と言って、三輪山に祀られたのが起源とも言われています。
★人出・・・例年50万人程度
大神神社-初詣(アクセスマップ・・・)

【宝山寺(ほうざんじ) 生駒市門前町】

★宝山寺は伝承によると655年(斉明天皇元年)に修験道の祖である役行者(えんのぎょうじゃ)・役小角(えんのおづの)が修験道場として開山したとも言われています。宝山寺は当初、都史陀山大聖無動寺(としださんだいしょうむどうじ)とも言われていたそうです。
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【朝護孫子寺(ちょうごそんしじ) 生駒郡平群町】

★朝護孫子寺は寺伝によると第31代・用明天皇の皇子・聖徳太子が物部守屋を討伐する際、河内稲村城に向かう途中の信貴山で戦勝祈願をすると天空から毘沙門天が出現し、必勝の秘法を授けられて勝利したことから自ら毘沙門天を刻んで創建したのが起源とも言われています。
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【東大寺(とうだいじ) 奈良市雑司町】

★東大寺は728年(神亀5年)に第45代・聖武天皇と光明皇后が早逝した皇太子・基皇子の菩提を追修する為、初代別当・良弁僧正ら9人の僧を住まわせた若草山の山房を起源とする金鍾寺が起源と言われています。741年(天平13年)に国分寺・国分尼寺建立の詔が発せられると翌742年(天平14年)に大和国分寺になり、名称を大和金光明寺に改められました。
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【興福寺(こうふくじ) 奈良市登大路町】

★興福寺は669年(天智天皇8年)に藤原鎌足の妻・鏡大王(かがみのおおきみ)が夫・鎌足の病気平癒の祈願の為、鎌足発願の本尊・釈迦三尊像や四天王などを安置する山階寺(やましなでら)を山背国山階陶原(京都市山科区)に創建したのが起源と言われています。
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【薬師寺(やくしじ) 奈良市西ノ京町】

★薬師寺は680年(天武天皇9年)に第40代・天武天皇の発願により、皇后・鵜野讃良(第41代・持統天皇)の病気平癒を祈願する為、藤原京右京八条三坊に創建されたが、710年(和銅3年)の平城京遷都後に現在の場所に移されたと言われています。
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【唐招提寺(とうしょうだいじ) 奈良市五条町】

★唐招提寺は759年(天平宝字3年)に唐(中国)の渡来僧・鑑真和上が第40代・天武天皇の第7皇子・新田部親王(にいたべしんのう)の宅跡を朝廷から下賜され、戒律を学ぶ修行道場として創建したのが起源です。唐招提寺の名称には唐から来日した鑑真和上の為の寺という意味があるそうです。
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【西大寺(さいだいじ) 奈良市西大寺芝町】

★西大寺は764年(天平宝字8年)孝謙上皇(第46代・孝謙天皇)が藤原仲麻呂の乱の鎮圧を祈願する為、鎮護国家の守護神とされる四天王像の造仏を誓願し、翌765年(天平神護元年)に第48代・称徳天皇となった孝謙上皇が四天王像を造仏したのが起源とも言われています。
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【法隆寺(ほうりゅうじ) 生駒郡斑鳩町】

★法隆寺は第31代・用明天皇が自らの病気平癒を祈願する為に発願したが、実現しないまま崩御し、607年(推古15年)第33代・推古天皇と用明天皇の皇子・聖徳太子が用明天皇の遺志を継いで創建し、本尊・薬師如来を安置したのが起源と言われています。
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【奈良初詣ランキング番外 その他】
上記以外にも長谷寺(桜井市初瀬)・正暦寺(奈良市菩提山町)など初詣に人気がある神社・寺院も奈良にはたくさんあります。

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