旧奈良監獄(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
旧奈良監獄・奈良少年刑務所
旧奈良監獄・奈良少年刑務所(アクセス・見どころ・歴史概要・料金・・・)情報を紹介しています。旧奈良監獄は建築家・山下啓次郎(やましたけいじろう)の設計によって建設されました。山下啓次郎は帝国大学工科大学造家学科(東京大学工学部)で辰野金吾 (たつのきんご)に学び、卒業後に警視庁に入庁し、1897年(明治30年)に司法省に移って営繕を担当しました。
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【旧奈良監獄・奈良少年刑務所 アクセス・地図】
場所・・・奈良県奈良市般若寺町18
最寄り駅・バス停・・・般若寺(徒歩約3分)
アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バス
路線・時刻表・運賃チェック
【旧奈良監獄・奈良少年刑務所 拝観時間・時間(要確認)】
通常非公開
【旧奈良監獄・奈良少年刑務所 拝観料金・料金(要確認)】
通常非公開
【旧奈良監獄・奈良少年刑務所 歴史・簡単概要】
旧奈良監獄(きゅうならかんごく)・奈良少年刑務所(ならしょうねんけいむしょ)は江戸時代前期の1613年(慶長18年)に奈良奉行所が開設され、奉行所北側の北魚屋西町・花芝町に牢屋敷が設置されたのが起源とも言われています。1871年(明治4年)に奈良奉行所の牢舎の一部が西笹鉾町にあった奈良代官所跡に移転して奈良監獄署になり、その後堺県の奈良監獄分署・大阪府の奈良監獄分署・奈良県の奈良監獄署になりました。奈良監獄は千葉監獄・金沢監獄・長崎監獄・鹿児島監とともに明治の五大監獄(めいじのごだいかんごく)に数えられました。1901年(明治34年)に現在の場所に建設が開始され、1908年(明治41年)7月に現在の施設が完成し、1909年(明治42年)3月に正式に移転しました。ちなみに設計は建築家・山下啓次郎が奈良監獄を含む明治の五大監獄を担当し、旧奈良監獄は国の重要文化財、旧金沢監獄(正門など)・旧鹿児島監獄(正門のみ)が登録有形文化財に指定されています。1922年(大正11年)10月に 奈良刑務所に改称され、1946年(昭和21年)7月に奈良少年刑務所に改称され、2017年(平成29年)3月に廃庁(廃止)されました。2017年(平成29年)2月23日に17棟・2基が国の重要文化財に指定されました。2024年(令和6年)頃に監獄史料館・ホテルなどの複合施設としてリニューアル開業の予定です。なお奈良少年刑務所では職業訓練が行われ、理容実習に取り組む若草理容室が知られていました。
*参考・・・旧奈良監獄・奈良少年刑務所(アクセス・見どころ・歴史概要・・・)
【旧奈良監獄・奈良少年刑務所 見どころ・文化財】
旧奈良監獄の見どころはいずれも重要文化財に指定されている17棟・2基です。17棟・2基には中央看守所及び事務所・第一分房監(第一寮)・第二分房監(第二寮)・第三分房監(第三寮)・夜間寝房(第四寮)・雑居監(第五寮)・雑居監附属工場・夜間寝房附属工場・構内仕切兼男拘置監浴場接見所・構内仕切兼病監浴場接見所・南倉庫・北倉庫・拘置監・醫務署・病監・精神病躁狂監・表門・周囲煉化塀(北塀)・周囲煉化塀(南塀)などがあります。ちなみにロマネスク調様式の表門(正門)は1908年(明治41年)に建設されました。表門は建築面積約83.54平方メートルの2階建煉瓦造(れんがづくり)で、桟瓦葺(さんがわらぶき)です。
【旧奈良監獄・奈良少年刑務所 連絡先(要確認)】
電話番号・・・0742-27-2223(奈良市観光協会)
【旧奈良監獄・奈良少年刑務所 おすすめ散策ルート】
旧奈良監獄からは北東にある般若寺を散策するのがおすすめです。また南側の東大寺・春日大社を散策するのもおすすめです。
【旧奈良監獄・奈良少年刑務所 備考(駐車場・御朱印・リンク・・・)】
駐車場不明。