手向山八幡宮転害会2024年10月5日(日程時間・・・)

転害会

手向山八幡宮転害会

手向山八幡宮転害会(日程・・・)を紹介しています。転害会は例年10月5日に行われています。転害会では明治維新後の神仏分離(廃仏毀釈)により、東大寺に移された手向山八幡宮(たむけやまはちまんぐう)のご神体・僧形八幡像(国宝)が東大寺・八幡殿で特別開扉されます。転害会では神輿・獅子頭が安置され、祝詞奏上などの神事が行われます。(詳細下記参照)

【手向山八幡宮転害会2024 日程時間(要確認)】
手向山八幡宮転害会2024は2024年(令和6年)10月5日(土曜日)に行われます。(現在確認中・要注意)雨天の場合は、神幸行列(渡御)・転害門での神事・舞楽が中止され、手向山八幡宮で舞楽が行われる場合があります。
●過去のタイムテーブルは9:00から手向山八幡宮で神事、11:30から転害門で神事から行われます。
*参考・・・手向山八幡宮ホームページ

【手向山八幡宮転害会 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市雑司町434
最寄り駅・バス停・・・大仏殿春日大社前(徒歩約15分)

アクセス路線は次の通りです。
*JR奈良駅・近鉄奈良駅から奈良交通バス・市内循環バス
路線・時刻表・運賃チェック

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【手向山八幡宮転害会 歴史・簡単概要】
手向山八幡宮転害会(てがいえ)は749年(天平勝宝元年)に手向山八幡宮が東大寺の境内に造営され際、大分・宇佐八幡宮から勧請された祭神が転害門を通って祀られたことに由来しています。なお転害会(八幡宮祭)が平安時代に行われた際、転害門(てがいもん)が御旅所とされ、鳳輦(ほうれん)・神輿などが中央に安置され、手向山八幡宮に向かったそうです。
転害会では明治維新後の神仏分離(廃仏毀釈)により、東大寺に移された手向山八幡宮のご神体・僧形八幡像(そうぎょうはちまんしん・国宝)が東大寺・八幡殿(勧進所・かんじんしょ)で特別開扉されます。ちなみに僧形八幡像は仏師・快慶が造仏したと言われています。なお転害会では神輿・獅子頭が転害門に安置され、祝詞奏上などの神事が行われ、舞楽が奉納されます。
転害門(国宝)は三間一戸八脚門です。転害門は1180年(治承4年)の平重衡(たいらのしげひら)による南都焼討や1567年(永禄10年)の松永・三好の合戦でも焼失を免れた天平時代の遺構と言われています。ちなみに転害門は悪七兵衛(あくしちびょうえ)とも言われた平景清(たいらのかげきよ)が鎌倉幕府初代将軍・源頼朝を暗殺する為に隠れたという伝承から景清門とも言われています。なお転害門は大仏殿の西北にあったことから吉祥の位置とされ、害を転ずるということから転害門と言われるようになったそうです。ちなみにかつては佐保路門(さほじもん)とも言われていたそうです。

【手向山八幡宮 歴史・簡単概要】
手向山八幡宮(たむけやまはちまんぐう)は東大寺(とうだいじ)の大仏造立の際、749年(天平勝宝元年)に大分・宇佐八幡宮(うさはちまんぐう)から勧請され、平城宮の南にあった梨原宮に東大寺(とうだいじ)の守護神として造営されました。手向山八幡宮は宇佐八幡宮の分社では第一号とされ、鎮守八幡宮とも言われていたそうです。第45代・聖武天皇は743年(天平15年)に大仏造立の詔を発し、紫香楽宮(滋賀甲賀市信楽町)で大仏の造立が開始されたが、745年(天平17年)に都が平城京に戻ると東大寺で大仏の造立が開始され、752年(天平勝宝4年)にインド出身の僧・菩提僊那(ぼだいせんな)を導師として、大仏開眼供養会(だいぶつかいげんくようえ)が行われ、758年(天平宝字2年)には大仏殿が完成しました。その後1180年(治承4年)の平重衡(たいらのしげひら)の南都焼討によって焼失し、1188年(文治4年)に東大寺再建勧進職・俊乗坊重源上人(しゅんじょうぼうちょうげんしょうにん)が再建したが、1250年(建長2年)には鎌倉幕府5代執権・北条時頼(ほうじょうときより)が現在の場所に移しました。明治維新後の神仏分離(廃仏毀釈)により、東大寺から独立しました。なお手向山八幡宮は応神天皇(第15代)・姫大神(ひめおおみかみ)・仲哀天皇(第14代)・神功皇后(じんぐうこうごう)・仁徳天皇(第16代)を祀っています。
*参考・・・手向山八幡宮(アクセス・見どころ・・・)ホームページ

【手向山八幡宮転害会 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
手向山八幡宮(アクセス・見どころ・・・)情報

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