大文字送り火2025年8月15日(日程時間・・・)奈良
大文字送り火
大文字送り火(日程・・・)を紹介しています。大文字送り火は例年8月15日に行われています。大文字送り火では高円山(たかまどやま)に設置された108基の火床に点火され、30分ほど見ることができます。なお大文字送り火では奈良公園内の飛火野(とびひの)で、奈良県出身の英霊を供養する為、神式と仏式の慰霊祭が行われます。(詳細下記参照)
【大文字送り火2025 日程時間(要確認)】
大文字送り火2025は2025年(令和7年)8月15日(金曜日)20:00から行われます。(現在確認中・要注意)過去のタイムテーブルは18:50から慰霊祭(奈良公園内の飛火野)、20:00から演奏会です。
【大文字送り火・奈良公園 アクセス・マップ】
場所・・・奈良県奈良市
最寄り駅・バス停・・・近鉄奈良駅(徒歩約5分)
アクセス路線は次の通りです。
*近鉄奈良線
*JR奈良線・奈良駅(徒歩約15分)
路線・時刻表・運賃チェック
【大文字送り火 歴史・簡単概要】
大文字送り火(だいもんじおくりび)は1960年(昭和35年)に奈良市長・鍵田忠三郎の発願によって始まりました。大文字送り火は盂蘭盆(うらぼん)の最終日である8月15日の夜、戦没者の慰霊と世界平和を祈願します。
大文字送り火では先ず奈良公園内の飛火野(とびひの)で、奈良県出身の英霊を供養する為、神式と仏式の慰霊祭が行われます。神式の慰霊祭は春日大社の神職、仏式の慰霊祭は奈良市内の寺院の僧侶が行うそうです。慰霊祭終了後、飛火野の篝火(かがり火)に点火され、それを合図に高円山(たかまどやま)の大文字送り火に点火され、30分ほど見ることができます。
高円山には「大」の字に人間の煩悩の数と言われる108基の火床が配置されています。「大」の字は宇宙を意味し、煩悩の焼却と諸霊に供養する清浄心を表すそうです。なお「大」の字は一画が長さ約109mメートル・二画が長さ約164mメートル・三画が長さ約128メートルで、日本最大級と言われているそうです。ちなみに京都・五山送り火の「大文字」は一画が長さ約80メートル・二画が長さ約160メートル・三画が長さ約120メートル、「左大文字」は一画が長さ約48メートル・二画が長さ約68メートル・三画が長さ約59メートルです。
高円山は春日山(かすがやま)の南にある標高約432メートルの山です。高円山は春日山とともに万葉散策コースになっています。
【奈良公園 歴史・簡単概要】
奈良公園(ならこうえん)は奈良県奈良市にある都市公園です。奈良公園は明治維新後の神仏分離(廃仏毀釈)によって荒廃していた興福寺(こうふくじ)の境内と猿沢池(さるさわいけ)付近を整備し、1880年(明治13年)2月14日に開園しました。その後東大寺(とうだいじ)・春日大社(かすがたいしゃ)の境内や芳山(ほやま)・春日山(かすがやま)・若草山(わかくさやま)などの山林も編入されました。ちなみに奈良公園は総面積約502ヘクタールです。東大寺・興福寺・春日大社なども含めると南北約2キロメートル・東西約4キロメートルで、総面積約660ヘクタールにもなります。奈良公園周辺には国の天然記念物に指定されている鹿が1,000頭以上生息しています。鹿は春日大社の神使で神聖視され、手厚く保護されているそうです。なお奈良公園には登大路園地(のぼりおおじえんち)・浅茅ヶ原園地(あさじがはらえんち)・荒池園地(あらいけえんち)・浮雲園地(うきぐもえんち)・春日野園地(かすがのえんち)・茶山園地(ちゃやま えんち)・東塔跡園地(とうとうあとえんち)・猿沢池園地(さるさわいけえんち)・みとりい池園地などがあります。なお奈良公園では1999年(平成11年)からなら燈花会(ならとうかえ)、2010年(平成22年)からなら瑠璃絵(ならるりえ)が行われています。
奈良公園は国の名勝です。
*参考・・・奈良公園(アクセス・見どころ・・・)ホームページ
【大文字送り火 備考】
*イベントの情報(日程・場所・内容など)は必ず主催者に確認して下さい。当サイトの情報はあくまで参考情報です。イベントの内容などが変更になっている場合もあります。
奈良公園(アクセス・見どころ・・・)情報
●なら燈花会(奈良公園)の最新日程は下記リンクから確認できます。
なら燈花会2024